例えば、まとめ売りされている物の一部だけ買いたい時や、荷物を預かって貰う時など、聞いてみたいなあと思う時ありますよね。 今回は少し上級者編で、蚤の市でのちょっと聞きたい時や、お願い事をいう時の使うフレ-ズをご紹介します。 言うのは無理かも..と思われる方は、紙に書いて持参なさって、指させばOKです。 是非、活用してみて下さいネ!
蚤の市でモノを買う時、ちょっと売主に尋ねてみたい時ありませんか?
欲しい物だけ買いたい時に言うフレ-ズ
・こんにちは。すみませんが、これだけ売って欲しいのですが。
Bonjour, excusez-moi. Est-ce que je peux acheter seulement ça s’il vous plaît ?
ボンジュ- エクスキュ-ゼ-モア エスク ジュプ アシュテ スゥルモン サ シル ブ プレ?
この様に言って、欲しいモノを指差して下さい。
ちなみに”ça サ”は、”これ”という意味です。
種類もごちゃまぜの大量のお皿が10枚で2ユ-ロなど、ひとまとめにされて売られていたり、段ボ-ル箱に同じシリーズの食器一式がまとめ売りされていたりもします。
よく見てみると、そんなひとまとめの中に、自分が集めているシリ-ズのお皿が、一枚混じっている場合、どうすればいいでしょうか?
やっぱり、それだけを買いたですよね。
ですので、ダメ元でも一度聞くだけ聞いてみて下さい。
以前、私はこの様に聞いてみたら、売主のマダムが「一枚だけならあげるわ、持って行きなさい」と言って、またしてもタダで貰ってしまいました。
私の住んでいる所は田舎だからかもしれませんが、こんな場合も時々あります。
聞かないと、もったいない!
売主が了解して、欲しいものだけ売ってくれた時の返事は、以下の様に言ってください。
・Ah merci beaucoup, vous êtes très gentil!
オ- メ(ル)シ、 ヴ ゼット トヘ ジョンティ!
嗚呼、ありがとうございます。貴方はとても優しいですね!
冒頭のAhは、言わなくてもいいのですが、無理を言ってお願いして了解を得たことに対して「あなたのご厚意に感激!」という感じで少し大げさに言ってみてください。
私は毎度この手を使います。
まとめ売りしているのは、Brocante ブロコントやvide-grenier ヴィドゥ グルニエという、アンティ-クではなく、不要品のバザ-の様なところで多く出ています。
※たまにプロも出ていますが、会場の半分もいません。
ですからあまり儲けを考えていなく、どちらかと言うと、邪魔だから処分したい感じの人が多いです。
要らない物で、小銭を稼げたらラッキ-!ぐらいの気楽な感じで売っている人もよく見かけますよ。
夫の友人の奥さんは「vide-grenierで、沢山の人と会話するのが面白いから、不用品が溜まったら時々出すの」と言ってましたので、やはり儲けより娯楽度の方が高いなと感じました。
フランスの蚤の市はどこで開催しているの?そんな蚤の市情報と、買い物のちょっとしたコツについては、こちらをご覧ください。
⇒フランスの蚤の市情報はこちら。小銭で可愛い雑貨を買うコツは?
荷物を預かって貰う時に尋ねるフレ-ズ
・Vous pouvez le garder et je viens le chercher après?
ヴ プヴェ ル ギャデ エ ジュ ヴィアン ル シェルシェ アプレ?
後で買った品物を引き取りに来ますので、預かって頂けますか?
もしくは、下のフレ-ズでもOK。
こっちの方がシンプルです。
・Est-ce que je peux venir le chercher après?
エス ク ジュ プ ヴ二- ル シェルシェ アプレ?
後で、買った品物を、引き取りに来てもいいですか?
こちらから尋ねなくても、品物が大きい場合は、売主の方から聞いてくれる場合もありますよ。
こんなフレ-ズで聞いてこられます。
・ Je vous le garde? si vous voulez.
ジュ ヴ ル ギャドゥ?
預かっておきましょうか?
もしくは、
・Je vous le met de coté ?
ジュ ヴ ル メ ドゥ コテ?
直訳:横に置いておきましょうか?=預かっておきましょうか?
こう聞かれた時には、次のように答えて下さいね。
・Oui, je veux bien merci. A tout à l’heure.
ウイ, ジュ ブ ビアン メ(ル)シ ア トゥ タ ロゥ
はい、お願いします、では後ほどに。
蚤の市に到着早々、重いモノを買ってしまった時、それを持ちながらぐるっと見て回るのは大変です。
そんな時は、買ったブースで品物を預かって貰いましょう。
預かって貰うとかなり楽になるので、是非一言頼んでみてくださいね。
そして再び、軽快な足取りで素敵なモノを、探しに行きましょう。
最後に買った品物を引き取ることをお忘れなく!
引き取る時は、この様に言ってください。
・Je viens récupérer ~
ジュ ヴィアン ヘキュペレ ~
~(お皿や鍋)を引き取りに来ました。
例えば鍋の場合だと、ma cocotte マ ココット。
大皿であれば、mon plat モン プラ
そして「Merci, au revoir! メルシ オゥ ヴァア」とお礼と別れの挨拶を言って帰りましょう。
◆Ma collection 私のコレクション◆
私はルクルーゼのヴィンテージ鍋をコレクションしているので、よく頼んでいます。
例えばこの下の写真ですが、33㎝の大鍋!これは相当重かったです。
この鍋はイタリアのデザイナ―、Enzo Mari エンゾマリのデザインのルクルーゼで、フランス語では、「Cocotte couverte ovale La Mama」と言い、日本では「Mamaライン」と呼ばれています。
1972年製の古いモノ。
薄いブル-のグラデーションと蓋の白い取っ手に一目ぼれ。
ですが、大き過ぎてあまり使っていません。
カレ-などの炊き出しに良さそうですが、生憎炊き出しする機会がありません、涙。
こんな重いモノは持って帰るのも大変ですので、恐らくツーリストの方は購入されないと思いますが、ここまで重くなくても、持って歩くのが不便なモノを買った時に、頼んでみて下さいね。
「これ、ずっと探していたけど、抱き合わせで売られている!」とか「いきなり、重いモノに出会ってしまった!」という場面に遭遇したら…. そんな時は、ダメ元でも一言お願いしてみて下さいね。 欲しいモノだけ買いたい時など、聞くのに遠慮はいりません。 ちょっとお願い出来ると、さらに楽しめて便利になるので、フランス語会話の練習と思って、コミュニケーション取ってみて下さいネ。
蚤の市では時々、思わぬモノに思わぬ状態で出会う時もあります。
バザ-感覚のブースなら特に、1枚のお皿でも売れないより売れた方が、嬉しいと思います。
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