フランス旅行を計画する時に、チェックすることの1つがフランスのカレンダー!
そして祝日ではないでしょうか?
フランスでは基本的に祝日はお店が休みなので、要注意ポイントの一つです。
最近はパリや観光地では、営業するお店も増えましたが、地方ではほぼ休みと言ってもイイでしょう。
それと、忘れてはならない学校のバカンス。
フランスでは、秋、クリスマス、冬、春、夏と年に5回の休暇期間があります。
この期間は多少観光地が混雑するので、その期間も事前にチェックしておいた方がいいでしょう。
と、いうことで今回は、2023年の祝日と学校のバカンス期間を月ごとに詳しく示してご紹介します。
そして各月ごとの旅行のアドバイスも併せてお伝えしますので、参考になさってくださいね!
それでは、一緒に見ていきましょう。
2023年度のフランスの祝日は何日?
2023年のフランスの祝日は11日あります。
(Grand-Estこと東部のアルザスロレーヌ地方の一部地域は、祝日が2日プラス)
そしてフランスは日本と違い、振替休日がありません!
旅行でお越しになる場合は、振替休日がない方がラッキ-だと思います。
それでは、各月ごとのフランスの祝日と学校の休み期間も詳しく見て行きましょう。
旅行に訪れる時の便利な、その月のイベントやお祭り情報なども含めて、お伝えしますね。
どうしても祝日が旅行日程に入ってしまう場合、こちらの記事👇を参考にしてください。
学校のバカンス(休暇)は3つに分かれている!
フランスの学校の休暇期間は、3つの各ゾ-ンに区分されているんですよ。
春の復活祭と2月の冬休みは一斉に同じ時期に休むのではく、それぞれ期間が少しづつずれています。
下の図の様に、ゾ-ンが分かれています。
Bordeaux, Clermont-Ferrand, Dijon, Grenoble, Limoges, Lyon, Poitiers
ブザンソン,ボルドー,クレモン-フェラン,ディジョン,グルノーブル,リモージュ,リヨン,ポワティエ(ポワチエ)
Zone B (ゾ-ンB)
Aix-Marseille, Amiens, Caen, Lille, Nancy-Metz, Nantes, Nice, Orléans-Tours, Reims, Rennes, Rouen, Strasbourg
エクス=マルセイユ,アミアン,カーン(カン) ,リール,ナンシー&メッス,ナント,ニース,オルレアン&トゥール,ランス,レンヌ,ルーアン,ストラスブルグ
Zone C (ゾ-ンC)
Créteil, Montpellier, Paris, Toulouse, Versailles
クレテイユ,モンペリエ,パリ,トゥールーズ,ヴェルサイユ,
ノエル🎄秋休み 🎃夏休み🍉の3つの休みは同じ時期なんですけどね。
バカンス期間には交通機関やホテルなど、若干混む所もありますので、事前に要チェック!
Zone A (ゾ-ンA) | Zone B (ゾ-ンB) | Zone C (ゾ-ンC) | |
---|---|---|---|
冬のバカンス Vacances HIVER | 2022/12/17~ 2023/01/03 | 2023/02/11~ 2023/02/27 | 2023/02/18~ 2023/03/06 |
春のバカンス Vacances PRINTEMPS | 2023/04/08~ 2023/04/24 | 2023/04/15~ 2023/05/02 | 2023/04/22~ 2023/05/09 |
夏のバカンス Vacances ÉTÉ | 2023/07/08~ 2023/09/04 | Zone A 同様 | Zone A 同様 |
トゥッサンのバカンス Vacances TOUSSAINT | 2023/10/21~ 2023/11/06 | Zone A 同様 | Zone A 同様 |
クリスマスのバカンス Vacances NOËL | 2023/12/23~ 2024/01/08 | Zone A 同様 | Zone A 同様 |
それでは、次に各月の状況やポイント🛫やイベントやお祭り情報なども併せて、お伝えします。
2023年1月のフランスの祝日とイベント
2023年1月の祝日が1日です。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
1月1日 | Jour de l’An | ジュドゥラン | 元旦 |
1月の第1週目までは、学校のクリスマスのバカンスです。
それ以降は、比較的空いているでしょう。ソルド(バーゲン)が上旬より始まるので、寒い時期ですが買い物には良い時期👍です。
事前にデパ-トやお気に入りのお店のサイトをチェックしておき、現地でガッチリ買ってくださいね!
つぎは、祝日ではない祭日も含め、それぞれ詳しくご紹介しますね!
元旦 (Jour de l’an)
Jour de l’anジュー ドゥ ランこと、新年=元旦です。
日本は三が日が正月休みですが、フランスは新年を祝うのは元旦のみです。
詳しく言いますと、フランスの新年の祝い方は大晦日の夜からの、カウントダウンパ-ティ💃で大騒ぎ!という陽気な感じです。
全く厳かな感じではなく、お祭りムードですよ👯
次の日の2日から、何事もなかったかのように会社員は普通に出勤しています。
公現祭 Épiphanie
1月6日は公現祭ことÉpiphanieエピファニーの日。
カトリックの祭日ですが、休みではありません。
どんな日かというと、星の動きを絶え間なく見ていた東方の三博士が星に導かれ、聖なる幼子イエスを見て、救世師として世に現れたことを記念する日です。
固定祭日なので毎年1月6日。ですが、今ではクリスマス後の第2日曜日、つまり1月1日以降の日曜日にガレットデロワを食べる日という感じになってます。
通常は1つだけ入れるフェ―ブを、ズルして3つ入れました。
※こちらは、チョコレート風味のア-モンドプ-ドルです。
ガレットデロワとはパイ生地と、中身はア-モンドプ-ドルで出来たお菓子です。
そして、このお菓子の中にはフェーブという、小さな陶器の人形が入っており、これが入っているひと切れを選んだ人が王様(王女様)なれるというゲームをするお菓子でもあります。
1月に訪れるあなた!
この季節の風物詩ことガレットデロワを、是非ご賞味ください😋
一人用の小さなミニタイプも売ってますよ!
エピファニーは1月6日ですが、ガレットデロワは1月中は店で売られていることが多いです。
パン屋さんやパティスリーで、美味しそうなものを選んで下さいネ。
2023年2月のフランスの祝日とイベント
2023年度のフランスの2月には、祝日がありません。
イベントはバレンタインデーのみです。
ああ
この冬休みは、全フランス一斉同じ期間の休みではなく、3つのゾ-ンに分かれています。
それぞれゾ-ンごとに1週間つづ、ずらした2週間の休みですので、スキ-場付近のホテルは少し混んでるかもしれません。1月と共に一番時期なので⛄、しっかり防寒なさってくださいネ。
バレンタインデー Saint Valentin
言わずと知れた、Saint Valentin(サン ヴァロンタン)バレンタインデー。
日本ほどではありませんが、フランスも商業的っぽいなあと感じます。
バレンタインの時期には、街のランジェリーショップの力の入れようがすごい😤!
特に美しい赤いランジェリーが取り揃えてあります。
寒い時期ですが、愛の情熱を感じさせる💓フランスのバレンタインデーを肌で感じることが出来る、おもしろい時期でもありますよ。
日本と違い、女性が男性にチョコレートなどプレゼントを渡すという事はせず、男性から女性にお花を贈る人が多いかなと感じます。
2023年3月のフランスの祝日のイベント
2023年度のフランスの3月には、祝日ありません。
ああ
それ以降は、比較的空いているでしょう。
その年にもよりますが寒さも若干和らぎ、日照時間も徐々に長くなりつつあります。
肥沃な火曜日 Mardi Gras
「肥沃な火曜日」や「告解火曜日」とも呼ばれる、Mardi Grasマルディグラ。
キリスト教の祭日です。
日本ではあまり馴染みがない、このマルディグラとは一体どんな日なにかというと、簡単に言うと『肉との別れれる日』です。
カトリックでは「Mercredi des Cendres 灰の水曜日」から「carême 四旬節」という復活祭までの約46日の断食や節制がはじまります。
で、その辛い四旬節の前にしばしの肉との別れをする日が、このマルディグラなのです!
ですが、今日で肉断ちしていません、普通に食べてます。
この時期には揚げたお菓子、Beignetsベニエをよく見かけると思いますが、これはマルディグラの祭りの日に食べるお菓子なのです。
この時期にフランス旅行されるあなた!美味しいベニエをご賞味くださいね。
※ヨ-ロッパで夏時間が始まります!
3月末に「夏時間」ことサマ-タイムが始まります。
※フランス語で言うとHeure d’été(ウ— デテ)。
夏時間の実施期間は3月の最終日曜日午前2時(=夏時間午前3時)から10月の最終日曜日夏時間午前3時(=標準時午前2時)です。
※2019年は、3月31日午前2時→3時に変更します。
ですが、私のおススメは、深夜に起きるのは難しいので、3月30日土曜日の夜か、31日の深夜に、時計の針を1時間進めておいて眠ることをお勧めします。
こうすると、朝起きても慌てず安心です。
2023年3月31日に交通機関や観劇などの予約なさっている方は、くれぐれもご注意くださいネ。
2024年4月のフランスの祝日とイベント
2024年度のフランスの4月には、復活祭に関する祝日が2日あります。
※ドイツ領だった名残でアルザスとMoselle県のみ祝日で店は休みです。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
4月08日 | Vendredi saint | ヴォンドゥディ サント | 聖金曜日 |
4月09日 | Pâques | パック | 復活祭(日曜日) |
4月10日 | Lundi Pâques | ランディ パック | 復活祭翌月曜日 |
4月はだいぶ春めいてきており、復活祭(イースタ-)がある時期は、私のおススメ旅行時期でもあります。
復活祭の為の美味しいごちそうも沢山売り出され、卵型やうさぎのチョコレートもいっぱい!特に復活祭の前日から土、日、月曜日には、色々な所で卵探しのイベント(エッグハンド)がありますよ!しかし、復活祭後しか来れなくても悲しまないでください!
フランス人は日本人の様に行事が終われば、サっと模様替えをしません。残り香を楽しめます。
余韻がまだ残っており、復活祭の為のチョコレートが後日半額になるという、お得な場面に出くわすことが大いにあります😜
聖金曜日 Vendredi saint
Vendredi saint (ヴォンドゥディ サン) とはキリスト教の祝日で復活祭の前の金曜日で「聖金曜日」と言い、キリスト教の祭日です。
「聖金曜日」もしくは「受難日」とも言われイエス・キリストが十字架にかけられた日。
ですが、今日では特に宗教に熱心ではない人々にとっては、至って普通の日です。
ただ元ドイツ領だった、アルザスとMoselle県だけは特別!
ドイツの名残で祝日扱いになり、お店も休みなのでご注意下さい。
フランス以外のヨ-ロッパの国ではドイツ、オランダ、オーストリア、デンマーク、フィンランド、スエーデン、スペイン、エストニア、ラトビア、マルタ、ポルトガル、スロバキア、イギリスなどが休日です。
お気をつけ下さいね。
復活祭 Pâques
Pâquesパックとは復活祭(イースタ-)で、キリストが復活した日です。
聖金曜日に十字架にかけられ死んだキリストが、その3日後の日曜日に復活した日を記念して、フランスではクリスマスの次に盛大に祝う祝日です。
一度死んだのに蘇えったとは、すごいですね😤
この時期は街では、いたる所に卵やうさぎのモチ-フでいっぱい!
折しも季節は春、この時期の雰囲気はとても楽しい感じ。
実は私はクリスマスより、パステルカラーいっぱいの明るい復活祭の方が好きなんです~💗
※復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝われるため、毎年日付が変わる移動祝日です。
復活祭翌月曜日 Lundi de Pâques
Lundi de Pâquesランディ パックとは「イースターマンデ-」こと、復活祭の月曜日です。
なぜこの日が祝日になるほどめでたいのか!?と私も疑問でしたが、調べてみるとイースターマンデ-は、復活祭の翌日の月曜日。
新しい週の初日(=月曜日)を象徴する日だからでした。
10世紀から始まったこの復活祭ですが、当時は翌週から一連の沢山の祭りがありましたが、今日では月曜日のみ休日にしているそうです。
※復活祭後の翌日なので、毎年日付が変わる移動祝日です。
2023年5月のフランスの祝日とイベント
フランスの5月は特に祝日が多く、5日休みの日があります。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
5月1日 | Fête du travail | フェット デュ トラヴァイ | メ―デ- |
5月8日 | Victoire 1945 | ヴィクトワ ミルヌフソンキャホンサンク | ヨーロッパ戦勝記念日 |
5月18日 | Ascension | アソンシオン | キリスト昇天祭 |
5月28日 | Pentecôte | ペンテコステ | 聖霊降臨(日曜日) |
5月29日 | Lundi de Pentecôte | ランディ ペンテコステ | 聖霊降臨翌月曜日 |
それぞれの祝日や5月の旅行情報について、詳しくこちらでまとめました。
最初の1週目まで学校の復活祭のバカンス期間ですが、さほど混雑はしないでしょう。
5月にもなれば日照時間も長くなり、気温も上がるので、旅行にオススメな月でもあります。
今年はどの祝日も週の間なので、さほど影響がないでしょう。これが木曜日や火曜日であれば、フランス人は前後に休暇を取って、連休にする人が多いんですよ!
予備知識として、頭のの片隅にでも置いておいてください。
メーデー Fête du travail
大きな都市ではデモがありますが、熱心ではない人々は休日らしくのんびりする日です。
店も休みなのですることがなく、蚤の市へ出かけたり、特になにもしません。
ですが、メ―デ-同様この5月1日は「Jour de muguet」といって、フランスではスズランの日でもあります。
Charles IXシャルル9世が、若い王から幸せをもたらすスズランの花を贈られました。
彼はそれを「なんと粋な計らいよ😍」と感激。
「毎年スズランの花を贈ったらチョベリグ!」となり、彼の周りの人々にも提供していったことが由来です。
この5月1日にスズランを貰うと幸せになるという言い伝えがあるので、街でたくさんのスズランのミニブ-ケが売られていますよ。
ヨーロッパ戦勝記念日 Victoire 1945
ドイツを降伏させたヨ-ロッパの勝利記念日(第二次世界大戦の終結)です。
なんだかこのタイトルからして戦争の生々しさを感じるのは、私だけでしょうか?
この日も、ただの普通の休日という感じで、店も休みなので行く所もなく、散歩でもするしかありません🚶
※最近、営業するスーパーも増えてきました。
キリスト昇天祭 Ascension
この日はタイトル通りキリスト教の祝日で、キリスト昇天祭(復活祭後の40日目)です。
とにかくキリスト教は40の数字が肝と見受けられますが、今ではこの日も信者以外はただの休みって感じです。
※復活祭後の40日の祝日なので、毎年日付が変わる移動祝日です。
聖霊降臨 Dimanche de Pentecôte
聖霊降臨(せいれいこうりん)の祝日で、フランスではPentecôteペンテコステとだけ言う場合も多いです。
どんな日かというと、キリストが昇天した10日後に、今度は突然聖霊が到来して色々な国の言葉で話出しだした日がペンテコステです。
復活祭後の50日の祝日なので、この日も毎年日付が変わる移動祝日ですが、いつも日曜日です。
聖霊降臨の翌月曜日 Lundi de Pentecôte
月曜日のペンテコステこと、ペンテコステの翌日の月曜日の休日です。
この連休は、1801年以来の休日でナポレオンと教会の間で締結しました。
毎年月曜日休みなんでラッキ-!
聖霊降臨の翌日の月曜日なので、この日も毎年変わります。
実はこの休日は2003年の猛暑より、2004年から「聖霊降臨翌月曜日」から「Journée de solidarité=連帯の日」と変わった過去があります。
お年寄りたちへの”奉仕の日=無給の日⁉”になったものの、色々な問題が重なり結局2008年に改訂され、元通り働かなくてもよい普通の休日「聖霊降臨翌月曜日」に戻りました。
2023年6月のフランスの祝日とイベント
2023年度の6月には2日、祝日はありません。
その理由は、夏休み前でそれほど日本からの航空券が高くなく、日もだいぶ長くなり過ごしやすい月だからです。
着替えも薄いものでOK、嵩張りません!!学校の夏のバカンス前ですし、比較的空いているでしょう。
私の一押し!旅行にぴったりの月です。
2023年7月のフランスの祝日とイベント
2023年度のフランスの7月には、祝日は1日のみです。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
7月14日 | Fête Nationale | フェット ナショナル | 建国記念日 (革命記念日) |
7月のフランス旅行情報はこちら👇
7月1週目の末より学校の夏のバカンスが始まります。
特に観光地にあるホテルは、この時期混みますので、早めの予約をお勧めします。
朝晩は比較的涼しいですが、日差しが強いフランスの夏。
日焼け対策をしつつ、一枚羽織れる長袖を用意して、お越し下さいね。
バカンス時期に入ると、店もバカンスで臨時休業する所も多いので、要チェック!
(前触れもなく、店先に休暇の張り紙が、貼られてある所もありますが)
物事の動きがスロ-なフランスが、さらにスロ-ととなる夏です。
建国記念日 Fête Nationale
フランスでは一般的にこの日を「14 Juilletキャト-ジュイエ=7月14日」と呼びます。
「ベルばら」ファンのあなたならご存知の、バスチーユ監獄襲撃した革命記念日こと、フランスの建国記念日です。
日本では「パリ祭」と呼ばれる方が多いかもしれません。
ですが、フランスでは通じないので「14 Juilletキャト-ジュイエ」と言ってくださいね!
この日はフランス各地で花火が上がり、結構うるさいです。
街によっては13日と14日の2日連続で上がる所もあります(我が村の隣…安眠妨害、トホホ)
この日にパリにいらっしゃる場合は、是非とも軍事パレ-ドをご覧ください。
夜はエッフェル塔のライトアップがショーを見ている様に素敵!
これ目当ての人も多いです。
この日は休日なのでテレビ見るぐらいしか、することがありません。
私はこのお祭り騒ぎをTVで見ながら毎年、オスカル様のことを思い出し、一人喪に服しています。服はもちろん、黒いTシャツ着用ですよ。
※この日は固定祝日です。
2023年8月のフランスの祝日とイベント
2023年度のフランスの8月には、祝日は1日のみです。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
8月15日 | Assomption | アソンプシオン | 聖母被昇天祭 |
8月のフランス特集記事はこちら👇に書きました。
8月もバカンス真っ最中!
7月にバカンスを取る人と、8月にバカンスを取る人がおり入れ変わります。
この2ヵ月は観光地は混んでいますが、良く言うと活気があります(笑)
朝晩は比較的涼しいですが、日差しが強いフランスの夏。
日焼け対策をして、おいで下さいね。
バカンス時期に入ると、店もバカンスで臨時休業する所も多いので、要チェックです。
物事の動きがスロ-なフランスが、さらにスロ-な感じになる夏です。
聖母被昇天祭 Assomption
聖母被昇天祭ことAssomptionアソンプシオンは、キリスト教の祝日。
どんな日かと言うと、聖母マリアが天使達によって、天界に運ばれた出来事を祝う日です。
ヨ-ロッパはキリスト関係の祝い日が多いこともあり、私も少し本を読んで勉強しました。
この本、わかりやすくてよかったですよ、お勧めです。
【中古】単行本(実用) ≪宗教・哲学・自己啓発≫ キリスト教の本 (下) / 少年社/福士斉/渡辺真理子【中古】afb |
この日は夏のバカンス真っ最中なので、あまり休日と感じない休みです。
観光地以外、大抵のお店は休みです。
※この日は毎年変わらない固定祝日です。
2023年9月のフランスの祝日とイベント
フランスの9月は祝日がありません。
9月はフランスでは新学期です。
子供がいないカップルや定年後のカップルは、混んでいる7,8月のバカンスシ-ズンを避けて、この9月にバカンスに出掛けることも多いです。
ですが、まだ暑い日もあるので、私個人的には旅行におススメの月です。
南仏なら、まだまだ海にも入れるでしょう。
しかしながら9月後半では、北フランスでは早朝1ケタの温度になるので(私の地方では9月27日は-1℃でした)薄手のダウンジャケットを持参した方がいい地方もあります。
9月下旬は朝晩と激しい温度差の日もあり(20℃近く!?)、天気予想を要チェックなさってくださいね!!
9月後半からス-パ-によっては、もうノエル(クリスマス)のチョコレートを売り出している店もありますよ!
私は毎年、この風景を見て、フランス人のノエルに対する情熱を感じます。
2023年10月のフランスの祝日とイベント
フランスの10月は祝日がありません。
が、10月後半には秋休みが始まります!
ああ
10月は地方によっては寒いですが、まだ分厚いコ-トがいらない温度でしょう。
日も夏に比べて長くはありませんが、太陽が出ている日も冬の時期より多いので、気分的にも明るい感じで過ごせると思います。
11月になれば一気にドヨ~ンとした曇り空☁が増える感じですが、この月はまだ大丈夫そうです。
フランスも段々と🎃ハロウィンの祭りも年々増えてきており、10月からグッツもちらほら見かけ、後半には所々でハロウィンパ-ティも開催されます。
ディズニーランドパリでは毎年ハロウィンパ-ティ🎉があり、とっても楽しそうですよ👻
後半の学校のバカンスを避ければ、行楽地はそれほど混まないでしょう👌
10月の最終週に冬時間始まります!
冬時間をフランス語で言うとHeure d’hivre(ウ— ディヴェ)が始まります。
冬時間の実施期間は、3月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)から10月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)です。
ですが、深夜に起きるのは難しいので、土曜日の夜か、深夜に、すでに時計の針を1時間戻しておいて眠むることをお勧めします。
こうすると、朝起きても慌てず安心です。
2023年11月のフランスの祝日とイベント
2023年度フランスの11月の祝日は2日です。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
11月1日 | Toussaint | トゥッサン | 諸聖人の日 |
11月11日 | Armistice de 1918 | アーミスティスcドゥ ミルヌフソンディズウィトゥ | 第一次世界大戦休戦記念日 |
ああ
ハロウィン🎃も終わり、一気に街はノエル(クリスマス)ムード 🎄が高まってくる11月。
あ
寒さも一段と増す季節ですが、11月下旬よりアルザスをはじめ、各地でクリスマスマーケットが開催されます。
ヴァンショ―(ホットワイン)を飲みつつ、ブラブラ見るのもこの時期の風物詩。
寒いながらもワクワクする季節ですよ。
あ
日が落ちるのもめっきり早くなりますが、街のクリスマスイルミネーション⭐がとてもステキなので、是非ご覧くださいネ✨
諸聖人の日 Toussaint
Toussaintトゥッサンは「諸聖人の日」もしくは「万聖節」と呼ばれるカトリック教会の祝日で、全ての聖人を祝福する日です。
ちなみに翌日の11月2日が「死者の日」で、お墓参りに行く人が多いフランス。
この時期のお花屋さんには、菊の花をよく見かけますよ。
※この日は毎年同じ日の固定祝日です。
第一次世界大戦休戦記念日 Armistice de 1918
この日は連合国の勝利で、ドイツと休戦協定締結された記念日です。
テレビで第一次世界大戦の特集をするぐらいでしょうか、日常ではあまりなにも感じません。
※この日は毎年同じ日の固定祝日です。
2023年12月のフランスの祝日とイベント
2023年度のフランスの12月の祝日は1日のみです。
※Grand Estグランエスト地域の、AlsaceアルザスとLorraineロレーヌのMoselle県では、クリスマスに関する祝日(26日)が1日増えて、計2日あります。
日 | フランス語 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
12月25日 | Noël | ノエル | 諸聖人の日 |
12月26日 | Saint-Étienne | ソン-エティエンヌ | 聖ステファノの日 |
12月上旬にある私の地方のお祭り「サン二コラ祭り」おすすめです。
ああ
実は12月の日曜日は、フランスの地方でも特別営業するお店が多いんですよ!
ですが、クリスマス商戦で混みすぎて、苛立った人々がコワイと思うほど💦
あ
クリスマスまでの12月は、お買い物は出来るだけ平日に済ませておきましょう。
レジの長蛇の列を見て、”毎年のことなんだから、もっと早く買っときゃいいのに… 🤦”と思うほど土日は混みます。
あ
ですが、街は素敵なクリスマスデコレーションが施され、夜にはイルミネーションが点灯し、それはそれはロマンティックです!
あ
アルザスやロレーヌ地方では、12月上旬にサン二コラのお祭りもありますし、クリスマスマーケットも兼ねて、この季節に是非お越しくださいませ!!
※特にアルザス地方にクリスマスマ-ケットにお越しになる方はお気をつけ下さい!!
クリスマス Noël
Noëlノエルことクリスマスは、フランスで最大のイベントでキリスト教の祝日です。
12月24日の午後辺りから、店は早仕舞いし、25日は店は開いてませんので要注意!
ちなみに有名なアルザスのクリスマスマ-ケットも25日は開いていない地域もあります。
これが目当てでお越しになる方は、前もって行きたいクリスマスマ-ケットの日程を確認なさってくださいネ。
フランスでは、ノエル(クリスマス)🎄は家族や親族で祝うんですよ🏡
日本で言うと、お正月⛩のような感じなので大勢の人はみな実家へ帰省する為、ノエル付近より車や電車は混みます!!
クリスマスをフランスで過ごしたい場合、12月24、25日はフランス人は皆家族の元に帰り、25日は店も閉まるので、ちょっと寂しいかもしれません。
(お友達のお宅に招かれている方はOK!!)
反対にクリスマスが過ぎた27日辺りになると、ノエルの雰囲気はまだ残りつつも、Nouvelle ansヌベ ロン(新年)のパーティーでまたワクワクし出しだします。
と、いう事なので、出来ればクリスマスを外しておいでくださいネ!
※この日は毎年同じ日の固定祝日です。
参考文献:http://www.marche-de-noel-alsace.com/marchenoel.htm
聖ステファノの日 Saint-Étienne(一地域のみ)
この日もキリスト教の祝日ですが、フランスと言うよりドイツの祝日なのですが、かつてドイツ領であった名残で、アルザスとロレーヌのモゼル県のみが休日なんです!
それ以外の地域は平日。
同じ国でも地域によって休みなんて、ちょっと驚きですよね!
私の住んでいるロレーヌ地域は26日は店が休みなのですが、ロレーヌ地域ではない隣の県は営業しています。
ちなみに、オーストリア、ドイツ、スイス(一部)、ルクセンブルク、イタリア、セルビア、クロアチア、カタロニア、アイルランド、ル-マニア、デンマーク、フィンランド、ロシア、モンテネグロなどが休日です。
隣国へ小旅行される場合にも、お気をつけ下さいね。
※この日の毎年同じ日の固定祝日です。
最後にフランスの祝日についてまとめ
日本より祝日が少ないフランスですが、基本的に店が休みになるので旅行前には要チェックです!
まとめますと、以下がフランスの2023年の祝日です。
・1月1日:日曜日
・※4月8日:金曜日 Moselle県、アルザスのみ
・4月10日:月曜日
・5月1日:月曜日
・5月8日:木曜日
・5月18日:月曜日
・5月29日:月曜日
・7月14日:金曜日
・8月15日:火曜日
・11月1日:水曜日
・11月11日:土曜日
・12月25日:月曜日
・※12月26)日:火曜日 Moselle県、アルザスのみ
そして、フランスの学校のバカンスも年に5回(秋、クリスマス、冬、春、夏)あります。
祝日を事前に確認して、フランス旅行の計画を立ててくださいね。
参考文献:「キリスト教の本上下」学研、calendrier-365.fr、education.gouv.fr 、www.freeprintablepdf.eu、programme-tv 、jour-ferie.info 、fr.aleteia.org
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