寒さも弱まり、過ごしやすい気温の5月!ゴールデンウイークもありフランス旅行しやすい月ですよね。
フランスは広いので、地域によっては5月でも寒く、薄手のダウンジャケットが必要な場所もあるので、注意が必要です。
あと、実は5月のフランスは祝日も多いんですよね。計画を立てる前に是非確認してください。
- フランスの5月の祝日
- この時期のイベント
- 5月にフランスに行くのは、おススメ?気候は?
と、5月に限定したピンポイント情報を、お伝えしますね。特に5月のイベントは、他の月よりちょっと特別なので、要チェックです!
では、これから一緒に見ていきましょう。
5月のフランスの祝日とイベント
5月のフランスの祝日は5日もあります。特に聖霊降臨から月曜日の聖霊降臨まで4連休なので、TVGなど予約は早めの確保をお勧めします。
フランスの祝日 | 祝日の意味 |
---|---|
5月 1日 (1er mai) | fête du travail メーデー |
5月 8日 (8 mai) | victoire 1945 des Alliés ヨーロッパ戦勝記念日 |
5月18日 (18 mai) | Ascension 昇天祭 |
5月28日 (28 mai) | Pentecôte 聖霊降臨(ペンテコステ) |
5月29日 (29 mai) | lundi de Pentecôte 月曜日の聖霊降臨 |
上記は祝日なので基本的に店は休みです。一部のスーパーなどは年々営業する所も増えましたが、基本休業と思っておいた方が確実です。
カフェやレストランは営業していますが、ホテルで飲むお水やジュースなどは、前もって開いている時に買っておいた方が安心です。
次は5月のイベント紹介ですが、あまり大きなイベントはありません。
fête du travail メーデーと、スズランを贈る日
fête du travail(メーデー)は、1886年5月1日、20万人のアメリカ人労働者が1日8時間労働を勝ち取った記念すべき日ですが、フランスでも労働者のデモが行われる日となりました。
ですが、こんにちではただの「祝日」で、メーデーというより、どちらかと言えばスズランを贈る日(Offrir du Muguet)がメインの、平和な休みの日という感じです。
なぜスズランを贈るのか?ですが、実はこの日はかつてバレンタインデーのようなもので、5月1日が愛を祝う日だったからという説や、国王シャルル9世がスズランの小枝を受け取り、感激した彼は、毎年宮廷の女性たちにスズランを献上することにした説など、etc…です。
5月1日に贈るすずらんについてや、更に幸運アップの言い伝えはこちらに書きました👇。
Jazz sous les pommiers りんごの木の下でジャズを聴く
Coutancesクタンス、ノルマンディー地域圏のマンシュ県(Manche)のイベントです。この祭りは伝統的に昇天祭の週に開催されます。
概容説明では、ニューオリンズ・ジャズからエレクトロまで、沢山のプログラムあり、ストリートパフォーマンスも多数。ゲストアーティストは、地元のミュージシャンから世界的なスターまで、多岐に渡っているとのこと。
下のオフィシャル動画では、やっぱり5月だけあって、開放的でとても楽しそうな様子です。
ウェブサイト:jazzsouslespommiers.com
パリでも色々催しがありますが毎年異なるので、都度パリのイベンドサイトをチェックするのが確実です。フランス語のサイト↓なのですが、詳細が書かれていますよ。
ウェブサイト:parisinfo.com
次は、5月にフランス旅行するのは適しているか?について、私の個人的見解です。
率直に言って、5月にフランスに行くのはおススメ?
「5月にフランスに行こうと思うんだけど」と言われたら、イイと思うと答えます。
それってなんだか歯切れが悪い回答じゃない?と言われそうですが、個人的には5点満点の4点です。
その理由は
- すごく暑くもなく、重いコートが必要ない気温
- 復活祭が終わり、夏のバカンス前で人が少ない。
この2点からも、割とおススメな月です。ですが、6月の方がもっと気温が高くなっているので、寒いのは苦手で6月でも可能であれば、6月をおススメします。私の最高のおススメ月は6月なんですよ、6月末にはソルドも始まりるので。
ソルド(セール)については、私自身大好きなので力を入れて書きました。
ソルドどうでもいい方は、5月でも構いません。5月も寒い時があるのですが、流石に重いコートももう要りませんし、特に問題ありません。逆に暑いと冷房のないホテルなら地獄です。
日没時間のおおよその目安ですが、
- 5月 1日で21時
- 5月15日で21時半
- 5月31日では21時45分
日が遅くまで昇っていると、夜早めに食事してそのあと散歩も楽しめるので、5月後半の方がおススメです。ですが5月1日でも21時頃まで明るいので、夜にカフェに行ったりも出来そうです。
ただ、もう日差しが強い日もありそうなので、サングラスは合った方が楽です。日傘は邪魔ですし、フランスでさしている人がいなのので、お勧めしません。帽子の方がベターです。
5月の旅の服装は?
5月になると、日中の最初の熱波が夏らしくなってきますが、寒い年もあるんですよね。ですが、年々最高気温が上がっています。ちなみに平均気温は以下です。
地方によって変わりますが、ここでは観光地で一番人気のパリの気温をご紹介します。
日照時間(h) | 7 |
平均最低気温(℃) | 11 |
平均最高気温(℃) | 21 |
最低気温(℃) | 2 |
最高気温(℃) | 32 |
降雨量(mm) | 56 |
雨の日 | 12日/月 |
総合スコア | 3/5 |
5月のパリは、1日約7時間の良好な日照時間があり(朝晩抜きで)、1ヶ月の降雨日数は12日と推定されていますが、個人的に5月はそんなに雨の日が多いと感じません。
ここ数年、気温が上がっているのですが、パリとボルドーでは7日連続30℃を記録する年もあり、2022年の5月の1ヶ月間は強い熱波が15日から22日にかけて発生したんですよね。
アルザス(ストラスブールで34.6℃)と南部(アルビで35.4℃、タルブで34.1℃)でも最高気温が更新されたので、Meteo france(フランスの天気)のサイトでチェックするのをお勧めします。
旅行時の服装については、こちらで温度ごとに写真入りで詳しく書きました。私がいつも来ている服(自前です!)の写真を参考に、準備なさってくださいね。
最後に5月のフランスについてのまとめ
フランスの5月は旅行にはおすすめ月です!
以下、まとめると、
- フランスの5月の祝日は5日と、一年で一番祝日の多い月
- 聖霊降臨から月曜日の聖霊降臨まで4連休なので、TVGなど予約は早めの確保をお勧め
- 祝日は基本、店が休みなので旅行計画の際に、ショッピング日を決める時は注意
- 日没時間は5月 1日で21時、5月31日では21時45分
- 平均最低気温11℃で、平均最高気温21℃
気候の良い5月で、日没時間遅いので夜もゆっくり散歩など楽しめる時期!
是非5月のフランスに、おいでくださいね。
分からないことがあれば、気軽にコメント欄にご質問書いてくださいね。
※申し訳ありませんが、以前マルウエア感染してしまい、セキュリティ強化しています。よって日本から限定で書き込み可能にしています。
5月をフランス語でいうと?5月にまつわるフランス語はこちらです。
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