あれしてこれして、どこ行こう?と色々計画を立てるのも嬉しい悩みです。
ですが、その前にお土産調達という、一仕事があります。
友達や親戚、お世話になったあの方に、おまけに近所のおばちゃんも。
帰国前は、準備などでどうしてもバタバタしがち。
でも、適当に選びたくないし、それぞれ人に合った素敵なモノを差し上げたい!
そうです、お土産と一言でいっても、そこにはセンスが現れます。
どうせお渡しするなら、流石、オシャレ!と一目置かれるお土産を贈りたいものですよね。
今回は長年の経験で編み出した、私のお土産調達法をご紹介します。
お土産探しは一年中
ちょっとしたお土産をお渡しする機会が多い、一時帰国や里帰り。
大げざ品物は渡さないものの、ほんの気持ちのプレゼントを贈る方も多いと思います。
お付き合いの多い方やご親戚が多い方は特に、帰国前に全て買おうとすると結構大変なもの。
私も移住して数年は、段取りよく準備できずバッタバタ。
そこで私が編み出した効率の良い準備の仕方とは、年中探してストックしておく方法です。
腐るものでなければ、一年寝かしておいても問題ありません。
例えば、旅先で見つけたオリジナルのかわいいテーブルクロスやインテリアの小物などです。
下の写真は、我がロレーヌ地方Vosges ボージュのメーカ-、Garnier Thiebaut ガルニエ・ティエボーのランチョンマットです。
和食でも洋食でも合わせやすいモチ-フをセレクト。
軽くてかさばらない物を見つけたら、その場でいくつか購入して置くのをお勧めします。
ちょこちょこ買うと、一年後には結構な数になって、帰国前に買わないでいい状態になっているかもしれません。
私は母に買う事が多いのですが、いいな!と思ったのを貯めていたらスゴイ数になっていて、返って恐縮されました。
買い過ぎに気をつけるというのが、この方法の注意点ですね(^^;)。
ソルドが狙い目
予算ある中、出来るだけ素敵なものを差し上げたいですよね。
そう思って、私は毎回ソルド(バ-ゲン)を利用しています。
そうすると、物により予算の倍以上の物を差し上げる事も不可能ではありません!
普段行くお気に入りのお店で自分の物を探すついでに、お土産に良いものはないかとチェックすると、一石二鳥です。
フランスのソルドでは、衣類以外でもさまざまなものが安くなるので、絶好のチャンスです。
手芸用品まで安くなりますので、手芸好きなお友達にいかがでしょうか?
時々石鹸やコスメ類も安くなる時があるので、期限の確認をしながら要チェック。
コスメなら、私毎回何度も通うお店、”Sephoraセフォラ”も狙い目です。
amazon.frなどネットショップでもソルドをしているので、時間を選ばずに探せるのでお勧めですよ。
何を贈るか?
品物も良いですが、付き合いが長い場合や、好みをよく知っている方でないと、物は難しいです。
ですので、もし頂いても処分に困らないおすすは、やはり消えものです。
石鹸も良いですが、重いのが難点。
日本行のス-ツケ-スはあまり物を入れないので、大丈夫だと思いますがお気付けくださいね。
コスメなど
ハンドクリ-ムにも使えるシア-バタ-。
L’occitane ロクシタンの10mlなら8€
Cattier カティエの20gなら約4€
パッケ-ジが可愛い、ロバの石鹸 約4€。
SAVON au lait d’anesse サボン オ レ ダネス(ロバのミルクの石鹸)
99.6パ-セント自然成分で、そのうち85.90パ-セントがオーガニック。
動物実験していない製品です。
塩や調味料など
美味しい地域独特の食べ物や、定番の美味しいお塩や調味料は料理に使うのでお勧めです。
いくつか例を上げますね。
お塩と言えば、容器が可愛いCamarque カマルグ、約3€ほど。
アルザスの民族衣装を着た女の子がキャラクターのalsaアルザのベーキングパウダー。
“LEVURE CHIMIQUE ALSACIENNE レ-ヴ シミック アルザシアン” 約2€。
これはグルテンフリーのベーキングパウダーです。
Plaisance Bio プレゾンス ビオのPoudre à Lever プゥドゥ ア ルヴェ 約1€。
これもグルテンフリーですが、野菜のブイヨンで、約3€。
Jardin BIO ジャルダン ビオの”Bouillon cube Léqumes ブイオン キュブ レギュゥム”
これらは、軽くてかさばらず、日本ではちょっと珍しいものだと思います。
こんなのあるのね~と、そこから話題も広がりそうです。
選ぶときに気を付けていること
私が購入する時に特に気を付けていることは、もちろんお渡しする方の好みを考慮しますが、日本で手に入りにくい物や、日本で買うと高いものを選んでいます。
ネットでチェックして、日本未発売のものを確認したり、日本価格との差も見ています。
やはり輸入品となると、送料などでどうしても価格が上がってします。
私も同様で、私の住んでいる田舎のアジア食材店では手に入らない、日本の食べ物を頂くと、本当にうれしいので、珍しいものをお渡ししています。
季節ごとのおすすめの食べ物
食べ物だけ購入するのであれば、そんなに時間も掛かりません。
友達とのおうちパ-ティの際の手土産にピッタリな、それぞれの季節のおすすめをご紹介します。
春の里帰り
Pâques パックことイ-スタ-(復活祭)の休暇を利用する場合は、やはりイ-スタ-に関わるお土産がピッタリ。
私は長年、この春に里帰りしていたので、可愛い卵型のショコラやウサギ型を買って帰りました。
特にチビッコには喜ばれます。
どこから食べようかと、ちょっと悩む姿が可愛いんです!
夏の里帰り
暑い夏に帰国なさる場合は、飛行機内では大丈夫ですが、日本到着後にショコラ(チョコレ-ト)が溶けてしまいそうなので、避けた方がいいかもしれません。
夏のくだもののジャムなどはいかがでしょうか?
私の大好きなフェルべ-ルさんのジャムで言いますと、ブル-ベリ-、グロセイユのジュレ、ミラベルがお勧めです。
下の写真はフェルべ-ルさんの本からですが、他のフレーバーも美味しそうですよ。
秋の里帰り
秋のToussaint トゥッサン(諸聖人の日) の休暇の場合は、やはりキノコでしょう。
セップ茸は生で持って帰りたい所ですが、乾燥したドライ・セップの方が日持ちしますので、お勧めです。
いい出汁出るので、煮物にも良さそうですよ。
※画像はhifasdaterra.comよりお借りしました。
それか秋から春に掛けてのチ-ズ、Mont d’Or(モンドール)トロっとしています。
冬の里帰り
ノエル(クリスマス)のアドベントカレンダ-はいかがでしょうか?私は姪達に送ったこともあります。
リンツのトナカイやくま型のチョコレ-トはノエル限定バ-ジョンなのでお勧めです。
ノエルの飾りやオ—ナメントもお勧めです。
私は昨年、日本ではあまり見かけない、Village de noël lumineuxヴィラ-ジュ ドゥ ルミヌゥ(クリスマスのイルミネーションの村)という、光る飾りを実家用に送りました。
写真下をじっくりご覧ください。おうちの中が光っているでしょ?
これは我が家用のミニバ-ジョンですが、実家にはもっと大きいのを贈りました。
電池で作動するタイプを購入すると、日本でも灯りがちゃん灯りますよ。
これらは、クリスマス時期の12月のスーパ-や、ガーデニングショップで売っています。
私の実家はよく人が来る家なので、クリスマス時期に玄関先に飾ると好評で喜んでいました。
馴染みの郵便局員さんからは「うわ~凄いですね」と言われたそうです。
チ-ズはコンテ。
コンテ、最近になって美味しさがわかりました。
私の中ではあまりチ-ズらしくなく、固くて濃厚でコクがあります。
塩辛いものが好きな私にはちょびっと摘まんだら、止まらない美味しさです。
番外編:余ったら実家へ置いておきましょう。
これは滞在場所が実家の場合ですが、お土産は多めに買って、余ったら次の機会に回しましょう。
※食べ物以外や使用期限のあるもの以外で!
里帰りが一年後であれば、余った土産の存在をすっかり忘れてしまいます。
忘れて、また次の年に大量購入したのは、そう、私のことです…。
その防止策として、帰る間際に何を置いて帰るか、写真を撮っておきましょう。
何を実家に置いてきたか画像で記録しておけば、一目でわかって来年のお土産も少なくてOK。
ファッション雑誌をお土産に
ファッション好きのお友達には、機内で読む雑誌をお土産として渡すのもいい考えだと思います。
昨年は車、インテリア、ファッション雑誌を買って「機内で読んじゃったけど、良かったら」と言って渡しました。
輸入雑誌は日本で買うと結構高いのですが、フランスの雑誌ならフランスで買うと小銭で買えて、気軽にプレゼント出来ますしね。
なんでもいいと適当なモノをお渡しするのは、私の美意識が許しません。 あの人の喜ぶ顔が見たいから、そんな気持ちで一年中お土産を探すと楽しいものです。
元々モノが好き、そして可愛い物が好きなので、どこへ行ってもなにか素敵なものはないかと、知らず知らずのうちに探す習慣が出来ました。
そこで見つけた物を、あの友達は絶対これ好きそう!とか、食べ物であれが、これ日持ちするなとチェックしたり、自然と頭に土産アンテナが立っていたようです。
これでお土産探しが、もっとあなたのワクワクしたものになりますように!
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