フランスの基礎化粧品の中で、化粧水を買わない私のお勧めコスメ

楊夫人
美容大国と言われるフランス。
化粧品もたくさんの種類があり、コスメ好きにとってはパラダイス!
私は主にメイク用コスメはセフォラやドイツのオ—ガニックコスメを買う事が多いのですが、それより肝心な基礎化粧品は、実はとてもシンプルです。

そして、数年前に基礎化粧品の一つ、化粧水は買うのを止めてしまいました。
今は母に勧められたびわの種ならぬ、桃の種化粧水作って使う時があります。

フランスに移住してから基礎化粧品ジプシ-で、本当に色々化粧水も試しました。
日本と違って肌は乾燥してつっぱるし、唇の荒れが激しいわで本当に困りました。

ですが、試行錯誤の結果、厳選したコスメ数個で、とてもいい感じに落ち着いています。
少ないので、お金も掛かりませんし、保管場所も取らないので良い事尽くめ。
その私が現在使用している、基礎化粧品のラインナップを今回はご紹介したいと思います。

肌には個人差があるので、全ての方に適していないかもしれませんが、1つでも改善のヒントになれば嬉しいです。

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私が普段使っている基礎コスメは3つ

毎日使う基礎化粧品ですが、下の写真の3つです。

実は、ほとんどこの3つしか使っていません!
3つだけなので、時間も掛かりませんよ。

次に、実際にどんな製品なのか、それぞれ詳しく説明しますね。

CATTIERのシア-バタ-(Beurre de Karité ブ- ドゥ カリテ)

BIOコスメで有名な、CATTIER カティエのシア-バタ-をよく使っています。

これは、最初ハンドクリームやリップクリ-ムの代わりに使っていましたが、最近は主に顔に塗っています
特に乾燥する冬によく使っており、夏は時々使うかな、と言うぐらいです。

おススメポイントは、体全身に使えるところ!
首やデコルテなどでもどこでもOKで、とにかく保湿性に優れており、こってりしたクリームですが、肌に浸透させるように塗り込むと、自然に馴染みべたつきがないので、お気に入りです。

シア-バタ-にはいくつかのブランドがありますが、私はCATTIER カティエを使っています。
その理由は、多くのドラックストアやBIOショップ(オーガニックショップ)に置いてあるので、切れてもすぐに手に入りやすいのと、価格も手頃だからです。

ただ、このCATTIERのシア-バタ-は手に取った最初はつぶつぶ、ざらざらな感じがします。
ですが両手で温めると、クリ-ミ-になるので、他のシア-バタ-と同じような、なめらかなテクスチャーに変わりますよ。

現在は、日本でも少し知名度が上がってきたようで、嬉しいです!

ロクシタンのシア-バタ-は?

シア-バタ-というと、日本でも有名になった、L’OCCITANE ロクシタンのシア-バタ-を思い出す方は多いのではないでしょうか?

私もフランスに住んでCATTIERのシア-バタ-を見つける前には、日本住まいの頃から、L’OCCITANE ロクシタンのシア-バタ-を長年使っていました。

ロクシタンのシア-バターの特徴は手に取ると、最初からなめらかなテクスチャー
パッケージもインテリアを邪魔しないステキさですよねえ♡

ですが、ロクシタンもCATTIERもシア-バター100%なので、おそらく効果はさほど変わらないでしょう。
お好みのテクスチャーで選ぶと良いと思います。

ただ、値段が…かなり差があるんですよ。
次に価格を比較してみましたので、見て参りましょう。

ロクシタンとカティエのシア-バタ-の値段の違い

同じBIO(オ-ガニック)のシア-バタ-でもブランドが違うと、価格が半額以上違います!?

価格の比較をしてみました。(1€=130円)
・L’OCCITANE 150ml 32€ (4160円)
・CATTIER 100ml 約8.5€ (1105円)

結果、CATTIERはL’OCCITANEの約3.8倍手頃です!

※CATTIERはドラックストアによって、若干価格が前後しますので、ご参加まで。

3倍以上も差があると、ちょっと考えてしまいませんか?
私はその差を知ってから、CATTIERに変えました。

大きなス-パ-の中にある、パラファーマシー(準薬局)でも買えることもあり、あっさり変えてしまいました。
※大型スーパーでは、準薬局も設置されている所も多いです。

楊夫人
ここで、余談をひとつお話ししますと…
Melvita メルヴィ-タというBIOコスメブランドがあります。
このブランドからもシア-バタ-が出ているんですよね。
それで、以前オ—ガニックショップの店員さんに「CATTIERとMelvitaのシア-バタ-、どう成分が違うのですか?」と尋ねました。
すると「どっちも一緒!ブランド違うだけで一緒ですよ。」と言われたので、一番手頃なCATTIERにしました。

これら以外のブランドでもオーガニックのシア-バタ-はフランスでたくさん販売されています。
選び方はテクスチャーや、パッケ-ジの可愛さ、そして価格で比較してみてくださいね。

価格以上に、自分の気持ちがどれだけ上がるかというの部分も、化粧品にはありますしね。

CATTIERのこのパッケ-ジは、白べ-スでシンプルなので、お気に入りです。
ちょっと無印っぽい容器です。

ちなみに、L’OCCITANE同様、CATTIERにもミニサイズがあります。
これは旅行にピッタリですよ!

ただ、ミニサイズといってもちょっと大きく、化粧ポ-チに入れるのは少し嵩張りそうです。
下の写真をご覧ください。
L’OCCITANEのミニサイズ10mlと比較してみました。

大分厚みがあるでしょ?容量は20㎎とロクシタンのミニの倍入っています。
ロクシタンはもう10以上使っているので、かなり年季が入っていますが、持ち運び用なら、やはりロクシタンの方が小さいので、こちらをお勧めします。

ですが、CATTIERのミニサイズは価格がおおよそ4€ ほどなので、お土産に良さそうですよ!

私なら、全身使えるシア-バタ-をもらうと嬉しいです(^^)。

日本でも20gの小さいサイズありました。

ワセリン (Vaseline ヴァズリン)


ワセリンはもう、もう、もう絶対手放せない私の1品です!
特に唇の乾燥には色々試しましたが、刺激が少なくて潤うワセリンが一番でした。

リップクリ-ムも、本当に色々な製品を試しましたが、結局どこにでも手に入る一般的な白色ワセリンが一番良かったです。

私が買っているワセリンは薬局で購入するチュ-ブに入った、色は透明のタイプ
日本で売っている白色ワセリンと、恐らく同じものだと思います。

私が使っているものも、下のようなフランス版のこんな感じ。
ワセリンなら、わざわざフランスで購入しなくてもいいでしょう。

by カエレバ


ワセリンはツルっとしたテクスチャーで伸びが良いの気に入って使っています。
これもコスパも良く、手に入れやすいのもGood。
たしか、4€ぐらいだったかな。

チュ-ブ入りは、毎回使うのに面倒なので、Sephoraセフォラの試供品で貰った小さな容器に入れて、筆箱の中や、化粧ポ-チに入れています。

かなりちっちゃいんですよ、だからとっても便利です、捨てずに再利用。

大きさが分かり易いように、愛用のレ-ダ-消しゴムを添えてみました。
他のミニシリ-ズでも比較。

L’OCCITANEよりさらにちっちゃいです。

かわいい限定ワセリンもあります!

昨年ロンドンに遊びに行った時に、Bootsでこんな可愛いワセリンの限定販売を見つけました!

LULU GUNNESS ルルギネスの限定バ-ジョンのヴァセリンです。

これは厚みもあまりないので、持ち運びに便利です。
使い終わったら、詰め替えも出来そう!コスメポ-チに入れていると気分が上がるデザイン。

ワセリンよりリップの方がイイ!という場合は?

NuxeニュクスのRêve de Miel レーブドミエルが良かったです。
これも長い間、リピ-トして使っていましたね。

容器も陶器なので、高級感があります。


これはかなり濃厚で、コクがあるテクスチャー。
かなりしっとりします。

ヴァセリンはサラっとしたテクスチャーニュクスはこってり、ミツロウやシア-バタ-が入っています。

この価格はNuxe.comでは11,25€と表示されていますが、Parapharmacie パラファ-マシ-(ドラックストア)に寄って若干値段が変わります。

両方買っても試してみるのもイイですよ。
どちらも良い製品なので、その時の肌の調子で使い分けてくださいね。

ココナッツオイル (Huille de coco ユイル ドゥ ココ)

ココナッツオイルは、以前のブ-ムに乗って使ってみましたら、これが大ヒット!

色々な種類がありますが、身体用にはBioショップ(オーガニックショップ)で見つけた、香りの付いているココナッツオイルを使用しています。
※食用に使うのに、香りのないタイプもあります。

ほのかなココナッツの香りが南国気分を醸し出されます。
これは、どこに使っているかというと、全身です。

まずはクレンジングオイルの代わりとして。
ココナッツオイルを多めに手に取り、温めて顔に乗せてクレンジングしています。
そしてオイルの膜が出来たら、泡ネットを付けたせっけんでサッと洗って、水で洗い流すと顔が突っ張りません。

顔をクレンジングした手がオイルでべとべとになったら、それを身体に塗っています(^^;)
そうすると、硬質の水で乾燥しがちな肌も、粉拭きません。

お風呂上りには、さらにココナッツオイルを塗って保護していますが、なぜシア-バタ-やワセリンではなく、ココナッツオイルを使うのか?
それは、伸びがよく、肌にスゥ‐っと馴染む感じが好きなので、これに落ち着きました。

そしてココナッツオイルは量も多いので、たくさん使っても大丈夫!
Sephoraの入れ物に入れて、洗面所に置いています。

ココナッツクレンジングといえば、これ!

ココナツオイルでも、クレンジング出来ますが、フランスを代表とする、ふき取りクレンジングと言えばこれ!

BIODERMA ビオテルマのH2O
Parapharmacie パラファ-マシ-(準薬局)には、大抵どこでも置いてありますよ。

もう、疲れてお風呂入るのめんどくさい!
でも化粧を落とさなきゃ!!という時は、これにコットンに浸しメイクを落としています。


でも、顔を摩擦するのは良くないんですよね。

なるべく使わないように、予備の為に置いてます。

手作りの桃の種の化粧水

化粧水はほとんど使いませんが、肌の痒みを押さえるために、手作りの化粧水を時々つけています。

これは、母が長年びわの種化粧水を手作りしていたので、教えてもらって作ったものです。
私の持病である頭皮の乾癬の部分に塗ると痒みが治まるかもしれないから、作ってみたら?と言われたのがきっかっけです。

ですが、実はフランスで、びわを見た事がありません。

苗はフランスでも売っているそうですが、普通のス-パ-で実を見かけた事がありません。
結局見つけられなかったので、びわと同じ品種のバラ科の種のモモやスモモの種を代用して作ってみました。

上の写真のものは、約1年漬けた焼酎漬け(化粧水)です。
作ると言っても、ただ焼酎に種を入れるだけ。

使用できる期間は最低3か月漬けた焼酎だそうで、もちろん飲んでも体に良いです。
わたしはお酒が全く飲めないので、残念ながら肌に付けるのみなんですよね、ちょっと残念。

ちなみに焼酎は ホワイトリカーで、これは里帰りした時に船便で日本から送りました。
これをスプレ-式の容器に移し替え、頭皮の痒い時にシュ、ついでに顔にもシュとしています。

 

実は、これを作る前までは化粧水は使っていなく、水で顔を洗って即、シア-バタ-を縫ってました。

あまり、化粧水の効果を感じていなかったので、使っても使わなくても変わらなかったので、止めてしまったのです。

桃の種化粧水の効果のほどは?

試してまだ一年ほどなのでよくわかりませんが、頭皮の乾癬の荒れには効果が見えました
もっと効果が現れたら、また報告致しますね。

ですが、もう何年漬けたかわからないほど漬かったびわの種の化粧水で、毎朝晩適当に顔に付けている母は、歳のわりには肌が綺麗です。

母は元からツラの皮が厚い、というのもあるからかもしれません。
ですが、大きな目の下のシミもいつの間にか消えてましたので、私もシミのある部分に付けて本当に消えるかどうか、実験してみますね!

季節に応じて時々使うモノ

特に乾燥が酷くなる秋冬は、アルガンオイルやオリ-ブオイル、ホホバオイルにひまし油など色々使ってます。

シア-バタ-にミックスしたり、その時の調子に合わせて自分の肌で試して塗っています。

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フランスは水で顔を洗わない!?

一般的にこのように言われていますが、その理由はフランスの水が硬水だからなんですよね。

硬水は肌も乾燥させてしまい、せっけんやシャンプーの泡立ちもよくありません。
ですからせっけんで洗わずに、ふき取り洗顔が主流となっています。

しかしながら、実は私、朝起きた時の洗顔は、水で顔を洗っています
肌に良くないのですがある日、お風呂に入った時に「そういえば、身体は水に浸かっている、じゃあ顔も一緒かも」と思って、それから水でバシャっと洗っています。

最後に楊夫人からあなたへ

それは食事、睡眠、水、ストレスに日焼け防止です。
バランスよく食べ、適度な睡眠時間を取り、水を飲む事(出来れば一日1L)を忘れず、ストレスなく日陰で過ごす。
この5つさえバッチリなら、つまる所、基礎化粧品はどれ使ってもいいような気もします。

私は息子が5歳ぐらまで、子育てでストレスMax!特に小さい頃は朝まで連続で寝れたことがなかったので、毎日寝不足が数年続きました。
頼る人もいなかったので、本当に辛かったです。

その辛さとストレスから甘い物を口にして、さらに肌に良くない堂々巡り。

もちろん肌もボロボロ、おまけに毎日公園行って焼けてました。
日焼け止めクリームを塗る時間もなく、家を飛び出す息子に”シミ出来たらどうする!!”と心で泣いたものです。

あの時に比べて、歳をいくつか取りましたが、今の方が肌の調子はすこぶる良いです。
持病の乾癬も寝不足の為にさらに酷かったので、本当に睡眠は大事だと実感。

この肌に大事な4つに気を付けて、いつまでも美しい肌を保ち続けるように、さらなる実験しつづけます!

参考文献:Nuxe

楊夫人
今まで試した基礎化粧品のブランドは、NUXEニュクス,CAUDALIEコーダリ-, AVENEアヴェンヌ,L’OCCITANEロクシタン、La Roche Posayラ ロッシュ ポゼ、Biothermビオテルムetc…
元々コスメが好きなのもあって、コスメを試すのも楽しかったです。

そんな色々試した中で、最近は今回ご紹介した品々で落ち着いています。
どれも高価ではないので、すぐにでもお試ししやすいものだと思うので、気になるモノがあれば、是非使ってみてくださいね。

ですが、なんといっても一番大事なのは睡眠と水だと思います。
それとストレス。
出来るだけ機嫌よく過ごし、グ-スカと寝て、お水をゴクゴク飲むののが一番の秘訣かもしれません。

フランスにいらしたら、フランスのドラックストアことパラファ-マシ-へこれらの商品を、ちらっと覗いてみて下さいね。

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コメント

  1. Mamiy より:

    こんにちは。こちらでは初めまして(^_-)
    フランスの化粧品メーカーの化粧水を買った事がありました。
    その時に、水での洗顔は不要で、化粧水でふき取るだけでOKだと聞きました。
    聞いた時は、半信半疑でしたが、こちらで書かれている事を読んで納得しました。
    フランスは硬水だからなんですね・・。
    日本で、その方法をあてはめるのは、間違いだと認識しました。
    あのふき取り化粧水は、水で顔を洗えない時には便利かも知れません。
    だけど、置いてるうちに、古くなってしまいそうです(-_-;)

    • 楊夫人 より:

      Mamiyさん、こんばんは
      わ~コメントありがとうございます!嬉しいです。

      Mamiyさがおっしゃるように、まさにそうなんです!
      フランスの水が関係しているので、ふき取り化粧水で化粧を落とすのが一般的なのですよ。

      日本は軟水なので、せっけんでバシャっと洗っても大丈夫ですよね。
      フランスでも、カルキ除去の設備を設置した家では、大丈夫だと思います。
      ウチはまだ設置していませんが、それでもせっけんで顔を洗っているんですよね…
      肌が慣れたせいか、大丈夫です。

      そうですよね、あまり使わないと、たしかに古くなってしまいます。
      こちらでは、旅行用のミニサイズが売っているので、
      あまり使用しない場合は、それで十分かもしれません、安いですし。

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