5月をフランス語でいうと?結婚式を挙げるのに最適な月ではなかった

フランス語の月シリーズ、今回は「5月」です。

5月は連休があるので旅行する機会も多い月、フランス旅行なさる方も多いと想像します。そんな時に使う、「5月」を含んだフレーズや、「5月」にまつわるフランス語などをご紹介しますね。

  • フランス語で5月とはどう書くの?
  • 5月の綴りの発音も知りたい!
  • 「5月にフランスに行きます」とフランス語で言いたい!

という、基本的な質問を踏まえて、5月だけに的を絞った内容にしました。

おまけにフランスに関する雑学として「実は5月は結婚式を挙げるのに最適な月ではなかった…」という、悲しいお知らせの様などんな理由で?と不思議に感じる風習についても書いています。

この記事でちょっと物知りになったり、5月にまつわる話をフランス語で活用するお手伝いになれば嬉しいです。

では、これから一緒に見ていきましょう。

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5月をフランス語で言うと?

5月はフランス語で「mai」と書きます。「ai」で「エ」と読むんですよね、で「m」を付けると「メ」になるという仕組みです。

m「マ行」+ai「」=【マ行のエ(マミムモのメ)】= ←考え方はこんな感じです。

実際の発音は↓の動画で聞いてみてくださいね。「メ」と聞こえませんか?

次は5月〇〇日と、日付の書き方をお伝えしますね。

5月の日付の書き方は?

日付の書き方ですが、どの月でも同様で、1日以外は同じ書き方です。

  • 5月1日
    1er mai
    プロミエ メ

  • 5月2日以降
    Le 2 mai
    ル ドゥ メ

他、もっと詳しいフランス語の日付け書き方は、こちらに詳しく丁寧に解説しています。

 

フランス語の日付の書き方は?シチュエーション別に詳しく解説します
フランス語で書く日付の書き方は、ポイントがあるんですよね。手紙を貰ったり、メールなどメッセージを貰った時に、これを知らないと戸惑うことがあるかもしれません。日付けを書く機会に遭遇した時、どう書いたらよいのか、少し悩んでしまいませんか?日本と...

2以降のフランスの数字については、こちら👇60までは簡単ですが、それ以降は慣れるまで難しいんですよね。慣れれば

https://monpetitcahier.com/archives/2524.html/ 

5月「mai」の由来

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5月 フランス
5月はグレゴリオ暦の5月、ユリウス暦の3月です。5月の「mai メ」の語源はラテン語で「maius」に由来し、ローマ人が女神マイア(déesse Maïa)に敬意を表してつけたもの。

女神マイアは、ローマ神話の豊穣と春💐の女神で、彼女はローマの原始的な神々の一部であるローマの原始神の一人。5月(mai メ)の名前とマイア(Maïa)の名前は 5 月の名前に関連付けられており、両方の名前は植物の成長を指すんですよね(「latin maius = “plus grandもっと大きい”」)

5月 フランス

ですが一方、ローマ帝国の初代王ロムルスが、マイオレスと呼ばれる元老院議員に敬意を表してこの名前をつけたとも言われています。

5月はマリア様の月なので、5月に結婚しない方が良いという風習があったんですよね。

5月は未来の花嫁や花婿に不運をもたらすという俗信がある!?

5月 フランス 
そんな!と私もびっくりしましたが、フランスの結婚式会社の記事より、興味深い記事があったので、私が訳した文章をシェアします。

フランスでは、5月は迷信や伝統によって、将来の新郎新婦に不運をもたらす月とされ、結婚式を挙げるのに最適な月ではありません。この伝統はカトリックの宗教からきています。

実際、カトリック教徒にとって5月はイエスの母である聖母マリアに捧げる月🙏 であり、1724年にカトリック教会が正式に、5月を聖母に捧げる月と宣言して以来のことです。

5月はカトリック信者がマリアに近づいて祈るための月であり、したがって、「悪いキリスト教徒」と見なされる危険を冒してまで、結婚して月を通して祝われる聖母を「覆い隠す」ことは疑いの余地がありません。

という、宗教的な理由でした。

今日でもカトリックの家庭やカップルの間で、とりわけ司祭や教区の間で続いているようで、中には5月の全月間に自分の教会で結婚式を祝うことを拒否する人々もいるそうです。

5月 フランス

他にも、こんな説もありました。

他にはローマ時代にも5月は死者崇拝の月で結婚式には向かない月と言われていました。

死者のためのすべての祝い事と同時に結婚することはやっぱり縁起が悪いと思う人も多く、さらに上記のキリスト教の伝統と組み合わされる為、現在でもフランスで5月の結婚式が悪いと言われるのは安易に想像が出来ます。

ですが、反対に人気のない月からこそ、会場も安く借りれたり、フランスで5月に結婚式を挙げるとお得になっていましたよ!

引用サイト:https://provence-emoi.com/

では次に、5月を含むフレーズをご紹介します。

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5月を使ったフランス語の定番フレーズ

5月 フランス

「5月」が入った、この時期らしい定番のフレーズを書いてみました。

【例文】

  • 「5月にフランスに旅行します。」
    Je vais voyager en France en mai.

  • 「日本も5月に祝日が多いんですよ。だから連休にする人が多くいます」
    Au Japon aussi, il y a beaucoup de jours fériés en mai, donc c’est pourquoi beaucoup de gens font le pont.

  • 「5月はとても過ごしやすい季節ですよ。」
    Le mois de mai est très agréable.

この様に、時期を表現する事が出来ます。

そのほか以下のような様々な表現方法があるので、是非使ってみて下さいね。

  • vers mai 5月頃に
  • dès début mai 5月上旬より
  • jusqu’à début mai 5月上旬まで
  • pendant mai 5月中に
  • vers la mi-mai 5月中旬ごろ
  • jusqu’à la mi-mai 5月中旬まで
  • Vers la fin de mai 5月下旬頃に
  • depuis mai 5月以来
  • avant mai 5月以前に
  • aprè mai  5月後に

次に5月はフランス旅行に適しているか?についてです。

5月にフランス旅行するのはおススメ?

5月にフランス旅行するのってどうなの?
なにかイベントがある?

そんな、5月のフランス旅行に関する情報は、こちらにまとめました。

5月情報をフランス語で探してみたら?一番祝日が多い月にご用心!
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最後に5月をフランス語で書く!についてまとめ

「5月」をフランス語で書くと「mai」発音はカタカナで書くと「メ」です。

「メ」の語源は、5月はグレゴリオ暦の5月、ユリウス暦の3月です。5月の「mai メ」の語源はラテン語で「maius」に由来し、ローマ人が女神マイア(déesse Maïa)が元になっています

カトリックでは5月に結婚式は向いていない月なので、反対にこの月は結婚式場も借りやすくなっています!

もしカトリック信者ではなくて、言い伝えを気にしない場合は、是非お花の沢山咲いている5月に、フランスで結婚式を挙げてください(笑)

ちょっと雑学多めのフランスの5月「mai」情報になりましたが、5月をネタにフランス人との会話で使ったり、メッセージを書いたり、色々活用して下さいね!

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