フランスのクリスマスに食べる特別なお菓子と、この時期一番食べる物

楊夫人
フランスの年末のビックイベントと言えばクリスマス。
フランス語でクリスマスをノエルと言います。


ノエルでは、この時期に食べる特有のお菓子があります。
街でこのお菓子を見ると、ああもう年末だなあと感じる風物詩のようなもの。

店によっては、なんと9月末からノエルのお菓子が売り出されているほどの力の入りよう。

みなさんは、フランスのノエルでは一体どんなお菓子を食べるかご存知でしょうか?
そして、ノエルで一番食べられるスイーツもあるのですが、どんなお菓子だと思います?


一般的にノエルで食べられるお菓子と、私の住んでいる地域の、アルザスロレーヌ地方のノエルのお菓子も合わせてご紹介します。



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フランスのクリスマスで食べるお菓子とは?

たくさんの美味しいお菓子があるフランス。
特にクリスマス時期に売られるお菓子が、毎年同じものばかりだと、10年以上フランスに住んで気づきました。


定番はやはりBûche de Noël ビュッシュ・ド・ノエル、日本でもおなじみの切り株のケ-キです。
ですが、実はこれ以外にもクリスマスにも、よく食べるお菓子がいっぱいあるんですよ!

フランスのクリスマスを象徴させる代表的なお菓子について、詳しくお伝えしますね。

Bûche de Noël ビュッシュ・ド・ノエル


このケーキはノエルの25日に食べることが多いケ-キです。
一口でビュッシュ・ド・ノエルと言っても、クラッシックなものからスタイリッシュなスタイルのケーキがあって、選ぶのが難しいほど色々なタイプがあるんですよ。
http://monpetitcahier.com//HLIC/8195261175285449ef9daefd768fe7ad.jpg


上記写真はelle.frよりお借りしました。

次の写真は、私が昨年一番トキメイた、ビュッシュ・ド・ノエル。
“Thiriet ティリエ”というフランスでメジャーな冷凍食品のお店の広告より、聖夜にピッタリな美しい真っ白のケーキ。


とっても綺麗でしょう?
ここまで来たら、もはやビュッシュ・ド・ノエルとは言いませんが、私は進化タイプと勝手に思っています。


クリスマスケーキというと、日本では生クリームの白い円形でいちごとサンタのマスコットが付いた、かわいいタイプが多く感じられます。
ですがフランスでは、どちらかというと大人っぽいシックなスタイルのケーキの方が頻繁に目にします。

ケ-キの素材も、生クリームやバタークリームにアイスクリ-ム、そしてムースタイプのビュッシュ・ド・ノエルなどさまざま。
私は今まで食べた中では、ムースタイプがあっさりしてて好みでした。


下の写真は、市の料理講座でみんなで作ったフランボワーズのビュッシュ・ド・ノエル。

ですが、反対にずっしりとくる重いバタークリームも、根強い人気の様子。
下の写真は昨年、義母が買ってくてくれたバタークリームタイプのビュッシュ・ド・ノエルですが、かなり甘いです。
義母好みなのか、なぜだか毎年このバタークリームのケーキ買って振舞ってくれるんですよね^^;。
ちなみに、ノエルの食事の時のデザートは、また別のケ-キを頂くのですが、これはおやつというか、よくわかりませんが、このケーキも毎年持って帰らせてくれます。

こってりとしてズシンと来る重さと甘さのハーモニ。
何回チャレンジしても、せいぜい2口でギブアップ!
家に頂いて帰っても、全て夫に食べて貰っています。

Le pain d’épices パンデピス

http://monpetitcahier.com//HLIC/34e432de7d649fa4d93a87dca9bb26c9.jpg

上記写真はelle.frよりお借りしました。

Le pain d’épicesとは訳すと「スパイスのパン」。
スパイス入りで形がパウンドケ-キのような長方形の形をしたケーキが一般的です。
香りが独特なので好みに分かれ、あまり好きじゃない人もいるのですが、私は嫌いではありません。

どんな香料が入っているのかと言うと、一般的には
・cannelle カネル:シナモン
・coriandre コリオンドゥ:コリアンダー
・gingembre ジャンジャンブル:ジンジャー(生姜)
・girofle ジロゥフル:クローブ(丁子)
・anis アニ:アニス
の5種類や

・noix de muscade ノア ドゥ ムスカドゥ:ナツメグ
・rase de poivre noir ラス ドゥ ポワァヴ ノア:黒コショウの擦ったもの
・cardamome カァダモン:カルダモン

この3つを加える場合もありますが、大体上記のスパイスの数種類を混ぜて好みで作ってもOK。
そして、忘れてはならないのが、はちみつを加えること。

この香料を見ただけでも、なかなかスパイシーだと感じがしませんか?


家でパンデピスを手作りする場合は、簡単に出来るように”Mélange Pain d’épices メロンジェ パンデピス”という、既に混ぜてある香料も売っています。

このパンデピスですが実は古くは中国起源ですが、フランスではランスが一番最初にパンデピスの街として確立され、次にディジョンもまた有名になりました。

このパンデピスのスパイスの匂いを嗅ぐと、一気にノエルだなあ~という気分になります。
おやつの時間にこのケーキと共に、クリスマスティ-を飲むと、クリスマス気分が盛り上がりますよ。

Stollenストレン、もしくはChriststollenクリストレン


ドイツで有名なケーキ、シュトレンですが、これもクリスマスにフランスで食べることが多いお菓子です。

tout-metz.comによると、このお菓子は食糧不足しがちな寒さの厳しい時期に東フランスの家庭で、準備されたお菓子でもあったそうです。
最高の風味を味わうためには、シュトレン作ってから15日休ませてたのち、毎日少しづつ食べると良いそうですよ。

私も昨年作りたい!と思って9月に干しブドウをラム酒に付けました。
ですが、年末忙しくなって結局作れず干しブドウははなり風味を増して眠っています。


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一年で一番食べるクリスマス時期のお菓子は?


ズバリ、ショコラこと、チョコレ-トです。
ノエルと言えば一年に一番ショコラを大量に食べる季節ともいえるでしょう。
こんなに食べるの?と思うほど誰かしら貰うことも多く、12月は特に子供達にとっては特別な月でショコラまみれです。


12月に入ると、待ちに待ったCalendrier de l’avent カランドリエ ドゥ ラヴォンこと、アドベントカレンダ-も解禁ですし!
ス-パ-でも、たくさんのキャラクターものが売り出します。

息子は、12月に入ると毎朝起きるなり「ママ、ショコラ!」と言って嬉しそうに1つづつ、カレンダーのチョコレ-トを食べています。

さらに、我が地方では12月上旬に聖二コラ祭も祝います。
学校に聖二コラが来て、ショコラの大入り袋をもらい、さらにクリスマス前にはぺーノエルこと、サンタクロ-スもやって来て、またショコラをもらうのです。


学校でチョコレ-トをもらうって、すごくないですか?
私は学校でお菓子を貰う事に、とても驚きました!?だって私通っていた日本の学校で、お菓子をもった記憶なんて、ありませんもの。

下の写真のように、こんな大入り袋に幼稚園児と小学生全員に振舞われます。
あまりの大きさにびっくりしました、虫歯出来そうで怖い。

本当にこの時期、またもらったの!?と言うほど、チョコレ-トもらってます。
私は毎年この季節になると、フランス人の子供に生まれたかったと思うほど、美味しいものと楽しいイベントがいっぱいで羨ましい~。

アルザスロレーヌ地方のクリスマスのお菓子は?

Spritz de Noël プリッツ ドゥ ノエル

我がアルザスロレーヌ地方では、クリスマス時期にはSpritz プリッツというクッキ-をよく食べます。
どんなクッキ-かというと、詳しい動画を見つけたので、一度ご覧ください。



基本の材料はバタ-、砂糖、小麦粉に卵です。
とってもシンプルなお菓子でしょ?

形はこの様な細長く、ギザギザの絞り口で出すのが特徴のクッキ-です。
小麦粉代わりにアーモンドプードルを使っているレシピもあって、私は手作り好きな友人からはアーモンド風味の方をよく頂くきます。

パティスリーでも、この時期には小さな小袋に入って、販売されていますよ!

Bredele ブレドゥル

bredeleもしくはbraedeleともいわれるクッキ-です。

とっても可愛い動画があったので紹介します。
このレシピはなんと、嬉しいグルテンフリー!



正直、普通のクッキ-やビスケットとあまり変わりません^^;。
ただ、型をクリスマスに関する形にするぐらいで、何の変哲もないクッキ-です。
ですが、クッキ-もアルザスロレーヌのクリスマスでは、よく食べられるお菓子だという事を知って頂ければ嬉しいです。

ストラスブールのマルシェドノエルでも、Bredele売っていました。


12月に我が地方に来られた方は、是非一度ご賞味くださいね。

参考文献:tout-metz

最後に楊夫人から、あなたへ

楊夫人
フランスで食べるクリスマスの有名なお菓子と言えば、ビュッシュ・ド・ノエル、パンデピス、シュトレンが王道です。
その他はイタリアのお菓子の、パネトーネもよくスーパーで見かけます。


フランス語では”gâteau de Noël (ガトードゥノエル)”訳すと「クリスマスのお菓子」と言い、他の表現として、クリスマスに食べるデザ-トは”Desserts de Noël(デゼ-ドゥ ノエル)”とも言います。

このような表現で、この時期はたくさんのレシピ本も売られており、家族で過ごす一倍イベントのクリスマスを心待ちにする気持ちが伝わってきます。

チョコレ-トも特にクリスマス時期にはたくさん食べ、スーパーやパティスリーでは、ビックリするほどの売り場を締めていますよ。

そして我が地方、アルザスロレーヌ地方の風物詩ともいえるクッキ-のSpritz。
これを食べなくてはクリスマスと言えないほど、我が地方では馴染み深いクリスマスのお菓子です。

この季節の美味しいお菓子に興味を持ったあなた!、是非クリスマス時期のフランスへいらしてくださいネ!


フランスに関するご質問やご意見がありましたら、下のコメント欄もしくは、お問い合わせ欄よりお気軽にお寄せください。

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