角が立たない言い方や、相手を責めない言い方などイザと言う時に、使いやすいフレ-ズを、お伝えいたします。
基本の断る時のフレ-ズ
なにか勧められた時、色々説明してもらったけど「やっぱり要らないなあ、断りたい」と思った時。
・C’est gentil, mais non merci.
セ ジョンティ メ ノン メ(ル)シ
「ご親切にありがとう、でも結構です。」
まず最初に”C’est gentil”と、言って間を置いてから、「でも結構です」と言ってください。
「あんなに丁寧に長時間説明してくれたのに断るなんて無理かも、でも正直欲しくない」と思う時でも、説明してくれたことに対してお礼を言えば、断ることに対して気が楽になりますよ。
ブティックにて。買おうと思ったけど、やっぱり止めたい時
試着をしたものの、なんだかパっとせず買うのを止めたい場合、なんと言って断ればいいのでしょうか?
マダムがどうですか?と試着室の外から聞かれた時は、このように言うといいですよ。
Madame:Ça vous va? (Ça vous convient?)
サ ヴ ヴァ?(サ ヴ コンヴィアン?)
マダム:「どうですか?( いかがですか?) 」
あなた:Eh..c’est pas mal, mais j’ai un peu réfléchi.
ウ…セ パ マル、メ ジェ アン プ レフレシィ
あなた:「えっと…悪くはないですが、ちょっと考えます。 」
特に理由を言わなくても大丈夫です。
すると、店員さんは恐らく「D’accord ダッコ-”わかりました”」など、言われると思います。
この様に、さりげなく買わない意思を伝えてください。
そして、お店を出る時に”Merci, au revoir メルシィ オゥ ホヴァ”「ありがとう、さようなら」と挨拶をすればOKです。
すでに似たのを持っていて、断りたい時
勧められたけど、似た様なものを既にもう持っている場合。
・J’en ai déjà un. (Je l’ai déjà.)
ジョ ネ デジャ アン (ジュ レ デジャ)
「同じのもう持ってます。」
・J’en avais déjà un. (Je l’avais déjà. )
ジョ ナヴェ デジャ アン. (ジョ ラヴェ デジャ)
「同じのもう持ってました。」※過去形です
私は、このフレ-ズは蚤の市こと、vide grenire(ヴィドゥ グルニエ)やBrocnte(ブロコント)などのバザ-の様な市で言う時が多いです。
なぜなら、バザ-の様な市の場合では売主は、再度持って帰るのが面倒なのです。
だから全て売り切って帰りたい人が多いので「これはどう?安くするよ!」などお勧めされるが多いのですが、正直あまり必要のない物も多いです。
もちろん、納戸で眠っていた様な古いカフェオレボウルやサルグミンヌのお皿などが、安価で見つけられる場合もありますので、そこは、よくチェックしてくださいネ。
お腹がいっぱいでデザ-トを断りたい時
レストランに行って、食事した後、「デザ-トはいかがですか?」と聞かれる時があります。
でも、もうお腹はちきれそうなぐらい一杯で、もう食べられない場合は、この様に告げましょう。
私もよくあります。
Madame:Ça a été ? vous prendrez un dessert ?
マダム:サ ア エテ?ブ ポネ アン デゼ-?
「食事はどうでしたか?この後、デザ-トは、いかがですか?」
あなた:Non merci. J’ai trop mangé.
ノン メ(ル)シ. ジェ トホ モンジェ.
あなた:「結構です。食べ過ぎましたから」
お腹を擦りながら言ってもOK!ちょっとオジサン風ですけどね。
その後、食後の〆のコーヒ-を勧められますが、これもお腹に入らない時。
Madame:D’accord. alors, vous prendrez un café ?
ダッコ-、アロ- ブ ポネ アン カフェ?
マダム:「わかりました。じゃあ、食後のコ-ヒ-はどうですか?」
あなた:Ça ira, merci.
セ イハ. メ(ル)シ.
あなた:「飲まなくても大丈夫です。ありがとう」
と答えて下さい。
どちらの場面でも”Non merci”だけでもいいですし、“Ça ira merci”や、”Merci ça ira” 、“Ça ira “でも大丈夫です。
勧誘にあった時
勧誘にあった時や、ミサンガ売りに出くわした時などは、はっきりこう言ってください。
・Non merci, je m’intéresse pas.
ノン メルシィ、 ジュ マンテレス パ.
「結構です、興味ありません。」
もちろん「Non merci」だけでも構いません。
何度もしつこく付きまとう勧誘には「Non」だけでも結構です。
キリっと言い放ち、目線は合わさず、ツカツカと目的の場所へ、速足で歩いて行ってください。
我が家では、懸賞が当たりましたとか、サービスを変更しませんか?などの勧誘の電話や、屋根の掃除どうですか?と家に人が勧誘しに来ますが、いつもこのフレ-ズで断ってます。
恥ずかしながら私は、家に帰ってから「なぜこんな物を買ってしまったんだろう..。」と思ったことは、一度や二度ではありません。 私の二の舞にならないように、断る勇気を持って下さい。 特に、押しの弱い方は気を付けてくださいね。 ス-ツケ-スに入る量は、限界があります。
「断るのが申し訳ないから」とか、「安いから」と言って、たくさん買ってしまうものも考えものです。
タダであげると言われても、要らない物を貰ってしまわない様に。
私が言うのもなんですが、あなたにはNon merci!と言える日本人になって頂きたいです。
どうか大好きな、お気に入りの物だけ持ち帰ってくださいネ
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