家に帰えって、ご飯が残っていると思いきやなかった、ガーン!
そんな時でもマッハで炊ける、超時短のフライパンでご飯を炊く方法をご紹介します。
鍋で炊くより早いので、超お腹空いた時におススメ!
この方法を知っていれば、泣く泣くまたインスタントラーメン😂…ってことにならず、美味しいご飯を食べることが出来ます。
さらに、海外に行った時にホームステイや友達の家で、日本食作って!とリクエストされたときも、パパっと作ってみましょう!
そんな時に役立つ、日本食に適したお米や水の選び方から、あれば便利なものも併せて紹介しますね。
それでは詳しく見ていきましょう。
フライパンで米を炊く方法は?
今回はフライパンでご飯を炊く方法を、お伝えしますね。
手順は、鍋でもほとんど同じ炊き方ですが、フライパンの方が炊きあがるのが断然早いので省エネです!
ステップ1:お米を測る
お米を測りましょう。
0.5合刻みに書いておきますね!
3合以上は量が多いので、多少深さがあるフライパン以外は、鍋で炊くのをおススメします。
※単位はℊ(グラム)ではありません!㏄もしくはmlです。
- 0.5合=90cc(90ml)
- 1.0合=180cc(180ml)
- 1.5合=270cc(270ml)
- 2.0合=360cc(360ml)
- 2.5合=450cc(450ml)
- 3.0合=540cc(540ml)
- 3.5合=630cc(630ml)
- 4.0合=720cc(720ml)
調べたところによると、お茶碗1杯が0.4合だそうです。
ですが我が家の場合、食いしん坊の息子と大人2人の計3人で、2合食べ切ってしまいました!?
特にパ-ティでしたら、ちょっと多めの方が安心だと思うので、余ってもいいように0.5合=1人と見積もったほうが安心です。
残ったらおにぎりにして、次の日に食べてもらいましょう。
参考文献:https://cookpad.com/cooking_basics/5173
ステップ2:お米を研ぐ
3~4回ほどお米の汚れを取り、研いでくださいね。
手で洗ってもいいですが、泡立て器があれば使ってください。
手が冷たくならないですし、お米もつぶしてしまわないので、便利ですよ。
そして、研いだら2回ほどすすいでください。
大体でいいのですが、この下の写真ぐらい水の色が透き通るとOKです。
研いでから30分~1時間ほど水に漬けて置いておくとGood。
時間がない場合は、やむを得ませんので、スっとばしてください。
ステップ3:洗ったお米を鍋に入れて、水をいれる
お米を浸水させて時間がたてば、漬けていた水を一度切って、鍋に入れて下さい。
そして次に、お米の分量に合わせて、水を鍋に注ぎ入れてくださいね。
水の分量は、米1合に対し水200mlを目安に入れてください。
- 0.5合=100cc(100ml)
- 1.0合=200cc(200ml)
- 1.5合=300cc(300ml)
- 2.0合=400cc(400ml)
- 2.5合=500cc(500ml)
- 3.0合=600cc(600ml)
- 3.5合=700cc(700ml)
- 4.0合=800cc(800ml)
ステップ4:鍋を火にかける
今回は2合を24㎝のフライパン(Silit)で炊きました。
レシピの時間よりも、実際に目で見て火加減を判断するのが、ポイントです。
1. まず蓋をして、最初は強火で炊いてください。
2. ブクブクと音がし始めて大きな泡が立ち、蒸気がシュ-と音がしたり、ふきこぼれそうになったら弱火にします。
ここまで、5~6分でしたが早いでしょ?
早いので、鍋のそばを離れず見ていてくださいね!
あ
3. 弱火にしたら、約7~10分程度そのままの状態で待ちます。
所々に、穴が出来てきますよ。
q
4. 10分経ったら火を切り、火からおろして鍋敷きの上に置いて10分蒸らしてください。
あとは待つだけなので、鍋のそばを離れてもOK!
あ
5. 10分ほど蒸らしたら、軽くかき混ぜて出来上がり!
火加減のミニポイント
火加減は、あくまで目安ですので、お米の様子を見て加減してみてくださいね。
コンロにより火の強さが多少違うので、強そうな火の場合は7分ほどと短くしたり、加減してみてください。
もし、加減の仕方がわからない場合は、7分と短めに設定して一度味見してください。
味見して、これは固いなと思ったら邪道ですが、ちょこっと水を足して、もう1~2分ほど火にかけてください。
ちなみに私の家のコンロでは、弱火時間は7分で大丈夫でした。
ちょっとだけ固い場合でしたら、蒸らしていると柔らかくなるので、火にかけなくても大丈夫ですよ。
フライパンで美味しいご飯を炊くのにあると良いモノは?
たった4つでOK!特別なものは必要ありませんので、大丈夫です。
一般家庭でしたら、大概ウチにあるもので出来ますよ!
お米
お好みのブランドのお米をご用意くださいね!
無洗米だと、洗わなくてもいいので楽ですよ。
水
普通の水道水でOK。
日本はフランスよりカルキが少ないですし、特別なお水は必要ないでしょう。
軽量カップ
あ
正しいお米と水の分量は美味しいご飯のキモ!と言っていいほど重要です。
おそらく大抵のお宅では、軽量カップがあると思います。
もし海外で作る予定がある場合は、軽い物なので日本から持参してもいいですし、最悪、現地のス-パ-でも調達可能です。
私は米用の目盛りが付いている、便利な日本の軽量カップを持っていますが、書かれていない現地の普通の軽量カップで大丈夫ですよ!
フライパン、なければ鍋
男の一人所帯でも、おそらく1つはフライパンか鍋があると思います。
蓋つきがベストです!
フライパンもない!?という場合は、う~ん、隣のお宅で借りてください!
どんなフライパン&鍋が、お米炊くのにいいの?
※これ👆はルクルーゼのフォンデュ鍋です。
1.多少高さのあるフライパン。
高さがあったほうが、吹きこぼれも防げるのでお勧め。
2.蓋つきの鍋。
もし、蓋つきの鍋がなければ、アルミホイルで蓋を作りましょう。
3.厚みのある鍋。
なるべく厚みのある鍋を使ったほうが、美味しく出来ます。
ルクルーゼやストウブのような、分厚い鍋があれば最高!
私も炊飯器以外で、美味しくご飯を炊くものを、色々試しました。
その中でもおすすめは、やはり分厚い層の鍋のシリット(シラルガン)かストウブの炊飯用のCocotte à riz Gohanこと、通称ココハンです。
販売当時から気になって、最近思い切って買っちゃいましたが、うわさ通り美味しく炊けました!
あ
staub (ストウブ) 2009-03-15 売り上げランキング : 91928
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フライパン&鍋の大きさは?
ご飯の炊く量にもよりますが、目安にしてくださいね。
- 1~2合:16~18㎝の鍋、
1合ほどなら20㎝のフライパンでも大丈夫だと思います。
2.5合までなら24㎝でもOK! - 3合:18~20㎝の鍋
- 4合:20~22㎝の鍋
あまりこだわらず、お米と水がピチピチで、あふれ出そうじゃなければ、OKです!
もしあれば、タイマー
あ
タイマーがあれば便利です。
もし、なければ時計を見てもいいですし、スマホのタイマーでもOK!
海外でご飯を炊く時のお米やお水の選び方
日本から美味しいお米を持参するのが一番いいのですが、ちょっと重いですよね。
お米を現地で調達する場合は、次にご紹介するタイプの、お米やお水を選んで下さいね。
これできっと、美味しいご飯が炊けるはず!
お米の選び方
まずは見かけて判断!日本のお米と同じ形を選んでくださいね。
日本のお米はジャポニカ米(japonica)ですが、形は細長くない、丸いタイプです。
下の写真のような形状のお米です。
以前は、アジア食材店で「日の出(Shinode)」というお米(実はイタリア米)を買っていましたが、最近はスーパーの米&パスタ売り場辺りにある米を買っています。
カマルグ産(Camargue)のお米か、リゾットやデザート用のお米もおススメ。
カマルグのおススメはこれ👇
もし、カマルグの米がなければ、デザート用のこちら👇
下の写真の左側がカマルグで、右がデザート用のイタリア米ですが、ほとんど変わらないでしょ?
もしくは、BIOの店でもお米が手に入ります。
riz rond(丸いお米)もしくはrond blanc(白くて丸い)と書かれたお米を買ってくださいね。
ちなみに、complet(完全)と書かれたものは、玄米です。
あきらかに色が違うので、間違わないと思いますがご注意くださいね。
あ
Le rizbasmati バスマティ(長粒種)は独特な匂いがして、パラパラするので、気を付けてくださいね!
大概、普通のスーパーで買えます。
水を選ぶ時の表示の見方
お水はなんでもいいですが、炭酸水ではなく普通のお水の方がいいです。
カルキが多い地域でしたら、ミネラルウォーターか、湧き水の方がいいかもしれません。
ちなみに、フランスの水の表示ですが、こんな感じで書かれています。
- Eau minérale オー ミネラル ミネラルウォーター
- Eau de source オー ドゥ スゥス 湧き水
- Eau gazeuse オ-ガズーズ 炭酸水
自然のミネラルウォーターと湧き水は地下水から来ており、汚染から保護されているので、ご飯を炊くなら湧き水でOKです。
お水のきれいな地域では、わざわざ市販のお水を使わなくても、水道水でいいですよ。
ご飯が炊けたら、なに作る?
ご飯がバッチリ炊けた!やった!!
じゃあ、それでなに作る?と、なりますよね。
私が今まで作ったご飯もので、手軽で好評だった、おススメの日本食をご紹介します。
パ-ティにピッタリ!の押し寿司
ご飯を酢飯にし、スモークサーモンとキュウリと、錦糸卵を作ってデコレーションした、押しお寿司です。
これは一品で華やかで簡単なので、パ-ティには持ってこいですよ!
ご飯とおかずと分けて作るよりも、はるかに時間短縮出来ました。
作り方は超簡単なので、簡単にご紹介しますね。
押し寿司の作り方
1. ご飯を酢飯にする
お椀に適当に酢と砂糖を入れて、混ぜてチン!したものを、ご飯に混ぜる。
2. キュウリをスライスして塩でもむ
3. 錦糸卵を作る
4. ケ-キの型の一番下にスモークサーモンを敷き、ご飯をケーキ型の半分まで押し入れる。
5. ご飯上に塩もみしたキュウリを敷く。
6. その上にまたご飯を押し入れる。
7. ラップを敷いて、分厚くて重い物を重しにして冷蔵庫で1~2時間ほど冷やす。
8. 最後に、お皿にひっくり返して載せ、周りに錦糸卵をデコレーションして出来上がり!
プチトマトを載せたり、あなたのアレンジで、もっと可愛くなりますよ。
最後にフライパンで米を炊くのまとめ!
フライパンで米を炊く方法をご紹介しましたが、この炊き方は、何より早く出来るのが利点です。
毎度パスタやうどんでなくても、ご飯食べたい!という時にも役立ちます。チャッチャとお米を研ぎ、マッハで炊いて、余熱の間に卵とハムでも焼くと、アっという間に夕飯の出来上がり!
海外で日本食をふるまう時も、材料や準備でハードルか高い!と思ってしまうかもしれませんが、そんなこともありません。
フライパン1つあれば、アルミホイルで蓋を作り、ご飯を炊いて、あとは簡単に肉や魚を焼いたり、なんとかなるもの。
今回は、私が住んでいるフランスの米の現地調達方法をご紹介しましたが、日本食ブームで、以前より遥かに日本食材を見つけやすくなりました。
きれいな折り紙で作った箸置きや、ちょっとした飾りをテ-ブルに添えると、テンションUP間違いありません。お試しあれ!
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