フランス語の「よろしく」に要注意!日本語とかなり表現が違います

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楊夫人
初対面の挨拶の時や、文章の最後に書く「よろしくね!」という言葉。
これはフランス語でどういうのかご存知でしょうか?
実は、日本人が良く使う「よろしく」という言葉ですが、フランス語で表現するには、その言葉の背景を理解しないと、うまく伝わりません。

では、どのようにしてこの微妙なニュアンスが隠された「よろしく」を、フランス人に伝えられるのか?
そして、初対面以外で使う色々な「よろしく」についても、詳しくお伝えします!
それでは、On y va!オニヴァ(Here we go!) 


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フランス語で「よろしくお願いします」とはどういうの?

実はフランス語には、日本語の便利なフレーズ「よろしくお願いします」と全く同じ意味の言葉はありません

あえて言うなら、「Enchanté アンシャンテ (オンションテ)」

ちなみに、この「Enchanté」の意味は、挨拶の言葉として使う「はじめまして」。
そしてそれ以外にも、形容詞で「非常に嬉しい」「満足な」「魔法に掛けられた」という意味があります。

日本人なら初対面の挨拶で「山田花子です、よろしくお願いします。」とよく言いますよね。
ですが、フランス人は、仕事以外のプライベートでは、あまりこのような挨拶をしません。

次に、私が普段よく経験しているシチュエーションで解説しますね。

初対面の自己紹介の時に使うフレ-ズは?

友人Aが私(花子)にJeanを紹介する場合。
友人A:Bonjour(Salut)! Lui,c’est Jean qui est mon ami d’enfance.
「やあ、彼が幼なじみのジャンだよ。」Jean:Bonjour (もしくはSalut) chu!とビズする
「やあ」花子:Bonjour (もしくはSalut) chu!とビズしあう
「どうも」※Bonjour「こんにちは」は一般的に使う挨拶で、Salut「やあ」は、特に若者が多く使っています(あ、でも若者言葉ではありません)。

これで終わりです。

え?こんな短いの!?とびっくりされるかもしれませんが、本当にこのような短い挨拶で終わるんです。
それから「ça va? サヴァ?=調子どう?」など、言い合いながら話し始めます。

ですので、“よろしく”という意味に該当する言葉は、ほとんど使いません。

なぜフランス人は使わないか?
もちろん、同じ意味の言葉が無いというのもありますが、この万能な言葉「よろしく」に隠された色々な意味を、細かく表してみましょう。

・初対面の時に言う「よろしくお願いします」→今後ともお付き合いしたい
・知り合った後に言う「これからもよろしくね」→今後も連絡を取り合いたい
・頼み事をする時に言う「よろしくお願いします」→あなたに委ねたい

と、このようになると思います。

このシチュエーション別に隠れた「よろしく」の意味をフランス語に訳するといいのでは?と勘の良いあなたは、もうお分かりなはず。

では次に、それぞれの「よろしく」をフランス語に変えて表現してみますね!

初対面の時「よろしく」を変換すると?

上の章で初対面の時に使う「よろしくお願いします」は、今後ともお付き合いしたいという意味と、書きました。

が!実は、これは日本人的発想では?と私は思います。
なぜなら、フランス人は初対面の人に向かって、いきなり今後のことまで先に言いません。

では、挨拶以外交わす言葉は他にないの?というと「あなたに会えて嬉しい!」と言うこともあります。

あなたに会えて嬉しい!と言う時のフレ-ズ
Je suis content(e) de vous(te) rencontrer.
ジュスイ コントン(トゥ) ドゥ ヴ(テュ) ヴォワ.
「あなた(キミ)に会えて嬉しいです」=「お目に掛れて嬉しいです」

※女性の場合はcontenteと最後に“e”を付けて「 コントントゥ」と発音して下さい。
※友達の仲間内なら、いきなり”te”でOKですが、知らない人の場合は”vous”を使ってください。

この言葉は英語の、”Nice to meet you“に似たニュアンスが含まれています。

私が思うに自己紹介の「よろしく」とは、”今後ともお見知りおきを”もしくは”これからあなたと良い関係を続けていきたい”という、未来についてあらかじめ前もって、申し出ていると考えます。

ですが、フランス人の場合はそのような考え方をしないで、どちらかというと「あなたとお会い出来て嬉しいわ」と、知り合えた喜びを発する方が多いと、私の経験から感じています。

本来は挨拶「Bonjour」だけで終わりと言うのが多いのですが、ちょと物足りなさを感じる場合は、このように会えた喜びを相手に伝えてみてはいかがでしょうか?

この表現は時々使うこともある、ナチュラルなフレ-ズですよ。

知り合った後の「これからもよろしくね」を変換すると?

知り合った後に言う「これからもよろしくね」は、今後も連絡を取り合いたいと書きました。

この言葉は、フランスでは別れ際に言う時が多いです。

「これからは連絡を取り合おうよ!」と言われると、”ああ、今後も仲良くしたいと思ってくれている”というニュアンスが感じ、メ-ルアドレスの交換や、電話番号を教え合ったりするのが、一般的です。

連絡取ろうよ!と言いたい時のフレ-ズ

例えば、新しい友達と一緒に楽しい時間を過ごした後に、こう言ってはいかがでしょうか?

C’était très sympa! On se revoit bientôt, promis!
セテ トレ(トヘ) サンパ!オン ス フヴォア ビアント、プロミ(ポミ)!
「とっても楽しかった!また近いうちに会おうよ、絶対!」

最後の”絶対!”はちょっと大げさ過ぎかもしれないので「On se revoit bientôt」だけで大丈夫です。

また一緒に遊ぼうよ!言いたい時のフレ-ズ

もしくは、このように気軽に声を掛けてはいかがでしょうか?
Quand tu es disponible, on va jouer ensemble!
シ コン テュ エ ディスポ二-ブル、オン ヴァ ジュエ アンサンブル(オンソンブル)?
「もし君が暇な時、一緒に遊ぼうよ!」

もしくは、上の文の後半をちょっと変えて、
Quand tu es disponible,on va boire un café ensemble?”
シ コン テュ エ ディスポ二-ブル、オン ヴァ ボワ カフェ アンサンブル(オンソンブル)?
「もし君が暇な時、一緒にカフェでも飲もうよ!」

と言ってもGood!
とっても気軽な誘い言葉で、私もこう言われた事がありました。

頼みごとをする時の「よろしくお願いします」を変換すると?

頼み事をする時に言う「よろしくお願いします」は、あなたに頼みたい、お手数かけてしまうけどというニュアンスが含まれていますよね?

この時の「よろしくお願いします」をフランス人は、この様に言っています。

頼みごとのよろしくお願いしますと言う時のフレ-ズ
Merci d’avance.
メルシィ ダヴォンス.
「「宜しくお願いします。」

これはよくメ-ルや手紙の文末にも書かかれる文章です。

直訳すると意味は「前もって、ありがとう」。
“先に礼を申す”という意味なので「宜しくお願いします」という、日本語に置き換えられると考えます。

Merci d’avanceは口頭でも使えますし、書き言葉としても使える便利な言葉なので、知っていて損はありません!

なにかお願いして、その後にMerci d’avanceと付け加えるだけでOK。

Merci d’avanceを使った例文

Demain,je voudrais emprunter ta voiture, s’il te plaît. Merci d’avance!
ドゥマン、テュ ム プレ タ ヴァチュウ, メルシィ ダヴォンス!
「明日、私に車貸して欲しいの、よろしく!」

こんな風に、後ろに付けてくださいネ。
日本語では”前もってありがと”とは言わないので「よろしく」と意訳した方が、ナチュラルですよね。

最後に、楊夫人からあなたへ

全く違う言語の日本語とフランス語、うまく合う言葉を探し出すのが難しいですよね。
日本語の「よろしく」に値する言葉はフランス語ではないので、それに代わる言葉を置き換えましょう。

挨拶の時は基本的には「Bonjour」だけでOK。
もし物足りなさを感じたら「Bonjour enchanté こんにちは、はじめまして」と言ってください。

「これからもよろしく!」の時は「On se revoit bientôt また近いうちに会おうよ!」と言って、この先も関係を続きたいと、相手に通じるように表現しましょう。

これならバッチリ!フランス人にスムーズに伝わりますよ。

楊夫人
私も日本語にない表現を伝えることに、大層苦労しました。
場面ごとに簡単でシンプルな表現をいくつか覚えてコミュニケーション取っていきましょう!


フランスに関するご質問やご意見がありましたら、下のコメント欄もしくは、お問い合わせ欄よりお気軽にお寄せください。

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