フランス語の数字「5」をなんというかご存知でしょうか?
英語なら知っているけど、フランス語なら見当もつかないかもしれません。
そんなあなたの為に、フランス語の数字の「5」について詳しくお伝えします。
- フランス語で「5」ってどう言うの?
- フランス語の数字の「5」の綴りは?
- 「5つ下さい!」ってなんと言えばいいの?
このような疑問にお答えします。
フランス旅行の時にも、数字の1から10を知っていると便利なことが多いですよ。
この記事で、フランス語の数字「5」にまつわるフレーズや、シャネルの香水「No.5」と名付けた意味も合わせてご紹介しますね!
では、これから一緒に見ていきましょう。
フランス語の「5」はどう書くの?
フランス語の数字の「5」は「cinq」と書きます。
「cinq」の読み方はカタカナで書くと「サンク」に近いのですが、比較的発音しやすい音ですよ。
この下の動画で、正しいフランス語の発音をお聞きくださいね!
では次は、0~5までの数字をまとめてどうぞ。
これも慣れで、毎日聞いていると覚えて暗記出来ますよ。
では次に、数字の「cinq サンク」を使って買い物する時の表現をご紹介しますね。
フランス語で「5つ下さい!」と言う時は?
「Cinq s’il vous plaît ! サンク シル ヴ プレ!」と言います。
もし「5=cinq サンク」という言葉を忘れた場合は、てのひらで「5」と見せてください(笑)
便利な言葉で「これ=ça サ」という単語があるのですが、この単語を使って「ça、ça、ça、….=これ、これ、これ….」と言う事も出来ます。
そして最後は忘れてはならないお約束の「S’il vous plaît ! シル ヴ プレ!」で通じます。
フランス語で「5つ全部下さい!」と言う時は?
「Les cinq s’il vous plaît ! レ サンク シル ヴ プレ!」
数字の「cinq サンク」の前に定冠詞の「 les レ」を付けると「5つ全て」という意味になります。
https://monpetitcahier.com/archives/8443.html/
これに数字を覚えておけば、全くフランス語を知らないで行くより断然楽しめます!
次は「5」ではなく「5番」とフランス語で、どう表現するのかご紹介します。
フランス語で「5番」とは?
フランス語で「5番」は「cinquième サンキエム」
※省略形して「5e」と書く時も多いです。
他にも使う「cinquième サンキエム」
この「cinquième サンキエム」は「5番」という意味以外にも使うんですよね。
たとえば階数を言う時にも使うのですが、アパートの5階のこと「cinquième サンキエム」と言います。
あと順位の「5位」と言う時も「cinquième サンキエム」。
中等教育2年(Deuxième année du secondaire:du collège)、日本で言えば中学2年のことも「cinquième サンキエム」と言います。
詳しくはフランスの数字のまとめに書きましたので、こちらをどうぞ。
フランス語の数字1から100の読み方
これだけの情報では、少し物足りなさを感じるので、フランス語の数字「5」にまつわる単語や言葉をご紹介しますね!
フランス語の5にまつわる単語や言葉
フランスの数字「5」にまつわる言葉をご紹介しますね。
まずは5月は「mai メ」と言います。
ちなみに「1er mai ポミエ メ=5月1日」はメーデーで、多くの会社も休み\(^o^)/
そのほか、以下のような言葉も使いますよ。
- 「ほんの少しの時間」
cinq minutes
サンク ミニュットゥ - 「五感」
Les cinq sens
レ サンク ソン - シャネルの香水「No.5」
Cinq
サンク
このシャネルの香水ですが、なぜ「5」なのかというと「5=Cinq」はガブリエル・シャネルのコードネームだったそうです。
その「Cinq」に隠された意味が、これまた洒落ているんですよね。
Un nom qui démode tous les autres.
「他の全てに属さない名前」
なかなか斬新的な名前だと、思いませんか?
しかし、若干抽象的です。
もうちょっと掘り下げてみようと調べてみると、具体的な理由がありました。
C’est très simple : nous sommes le 5 du cinquième mois de l’année. Et il s’agit du cinquième échantillon de la gamme qui a été proposée à Chanel.
「とても単純に、1年の5番目の月で5日ということです。そして、このシリーズは、シャネルに提案された5番目の例です。」Et puis ce nom sobre – très sobre – lui va bien. Il se différencie des autres parfums de l’époque qui portent souvent des noms pseudo-poétiques, voire un peu mièvres ! Mais ça, c’est une constante chez la styliste : inventer, changer, innover ! “Démoder ce qui lui déplaisait”, disait-elle.
「そして、この地味な名前-とても地味-が似合います。当時の他の香水は、擬似詩的な名前が多く、気取りすぎな名前もあるのですが、それと異なります。
ですが、この名前はデザイナーにとって不変のものです。
彼女曰く発明、変化、革新! “気に入らない事を復権させる”と。」参考サイト:https://www.europe1.fr/
公式サイトだけ読むと、なかなか斬新的な名前!だと思いましたが、実は「5」だけだととても地味(笑)
ですがそれをあえて逆手に取っている所が、戦略的でもあります。
確かに数字一文字「5」はどこにもカテゴリーされない、一匹オオカミのような雰囲気を持ちますよね。
そこが孤高のシャネルらしいと言われれば、そんな気もしました。
最後にフランス語の数字の5について
フランス語の数字「5」について、まとめてみました。
フランス語で5は「cinq サンク」と書きます。
5番は「Cinquième サンキエム」と書き、もしくは「5e 」と表記する場合も多いです。
この記事で、あなたがフランスのホテルの5階に行きたい時「Cinquième s’il vous plaît. サンキエム シル ヴプレ 5階お願いします」と、サラっと仰ることが出来たら嬉しいです!
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