パリから日帰りで行ける地方都市、Metzメッス(もしくはメス)
パリから1時間25分(TGV)、ブリュッセルから2時間30分という日帰りで行けるフランス地方都市Metzメッス。
詳しい情報が少ないMetzですが、私はかれこれ16年程通うほど、よく遊びに行く街なんですよ。
そんな私が、勝手に観光大使と名乗り、地元Metzを盛り上げるべくご紹介いたします。
3000年の歴史を持つMetzは、若干重い雰囲気がありますけど、かわいいお店増え、美味しくて感じの良いお店もいっぱい!
無料トイレもある(笑)
街の歴史からフレッシュな最近のMetzメッス情報を、在住者の目線でお届けしますね。
それでは、見ていきましょう!
三千年の歴史を持つ都市Metzメッス
観光する前に、まずはMetzメッス(メス)の街の歴史からご紹介します。
(Metzの発音はカタカナで書くとメッス、メスと微妙な所ですが、どちらでも通じます)
歴史背景を知っていると、より味わい深くMetzの街を歩けるので、簡単に解説しますね。
Metzメッスの街の起源は、ガロ=ロマン時代(Gallo-Roman Age※1)よりもずっと前に遡ります。
3つの時代に分けて、Metzの観光案内サイトを参考にしつつ、歴史的観光スポットも併せて書きました。
古代 Antiquité
紀元前3世紀の終わり頃、ケルト人のメディオマトリコルム族がサントクロワの丘(la Colline Sainte-Croix)に定住した。ローマ人はこの町を拡大し、Divodurum Mediomatricorumと呼ばれるようになった。メッツの街の名前も、この部族に由来します。
ちょっと小高くなっている場所にPlace Sainte-Croi(サントクロワ広場)があるんですが、センターにあります。
ぶらぶら歩いていけますよ、この辺です↓
ローマ人は円形劇場、水道橋、浴場、寺院、そしてフン族やヴァンダル族から守るための城壁を築きました。ですが、451年にアッティラAttilaのフン族によって滅ぼされたようです。
※1:ガロ=ローマ時代とも呼ばれる。ローマの将軍ユリウス・カエサルが前 50年頃,ガリア地方を征服してローマ領とし,多くのローマ人が大土地所有者として移住した時代をいう。この移住者がガロ=ロマン (ガリア=ローマ) 人であり,ローマ風の都市を中心にローマ文化を移植した。これは5世紀頃まで続き,のちのフランク王国建設の土台となった。
出典:ブリタニカ国際大百科事典
その詳しい古代の歴史はMetzの観光案内所に近い美術館、Musée de La Cour d’Orで、実際に展示物や歴史的建築物を見ながら感じることが出来ますよ。
ちなみにこの美術館は無料です。
無料だからと侮るなかれで、子供用のアニメで歴史を学べたり(仏語)、本当にローマ人はお風呂好きだったんだ!と肌で感じた、石でできたお風呂も見れましたよ。
中世 Moyen-âge
511年に※2クローヴィス1世が亡くなると、メッスは※3アウストラシア王国の首都となりました。
8世紀の終わりまで、メロヴィング家はメッスにあるアウストラシアの王位に就いていた。Musée de La Cour d’Or美術館(↑で説明した無料の美術館です!)の名前は、彼らの宮殿に由来しています。
カロリング朝時代には、Metzメッスは教会の中心地となり、13世紀まで司教が精神的・時間的権力を行使していました。
1234年、ブルジョアの反乱によって、この街は司教の権力から解放され、Metzメッスは神聖ローマ帝国の保護下にある自由都市、寡頭政治共和国となりました。
※3:メロヴィング朝フランク王国の初代国王(在位481年 – 511年)
※4:アウストラシア(Austrasia、まれにアウストリア(Austria)とも。いずれも「東方の土地」の意)、はメロヴィング朝フランク王国の北東部、現在のフランス東部、ドイツ西部、ベルギー、ルクセンブルク、オランダから構成されていた。出典:ウィキペディア
王宮時代 La ville royale
フランシス1世の死後、フランス王アンリ2世がシャルル5世からこの街を譲り受けた。後者は再攻略を試みたが、無駄であった。
1552年、メスはフランス国王の都市となり、軍隊を指揮することになりました。ルイ14世の時代には、軍事的・戦略的な重要性が確認され、ルイ15世の時代、三司教区の軍事総督であったベル・イスル公爵は、Metzメッスに装飾を施し、ヴォーバンの計画による新しい要塞、オペラ劇場、新しい広場、教会などを建設しました。
帝国時代 La ville Impériale
1870年の独仏戦争の後、メッツはストラスブールやコルマールと同様にドイツの都市へ。
1918年の大戦終結までの48年間で街は変わりました。豊かな工業地帯の首都となり、拡大し近代化へ。Moselleモーゼル鉱山の石炭や金属を輸送し、兵士や旅行者の移動を改善するために、メッスに新しい鉄道駅が建設されました。
現代
メスは近代のヨーロッパを震撼させた紛争を免れました。
ローマ時代から現代に至るまで、100を超える歴史的モニュメントがこのMetzの街の豊かな過去を物語っています。その文化的スタイルは非常にダイナミックで、オペラ劇場、アーセナル・ホール、トリニテア、BAM(ミュージックボックス)など、ショーや音楽のための最も人気のある会場があります。
2010年には、パリのポンピドゥー・センターの分館として、現代美術のための展示センターであるポンピドゥー・センター・メッツがオープンしました。
ご存じの方も多いと思いますが、この設計は日本人建築家の坂茂(ばんしげる)氏です。
では、次はMetzメッスの観光についてお伝えしますね!
フランスのメッスの観光
Metzの観光スポットをご紹介します。
見どころは沢山ありますが、その中で日帰り観光する場合、個人的に「Metzに来たら、ここだけは見て帰って!」と感じるスポットをピックアップしました。
- Metz駅 (Gare de Metz)
- サン・テティエンヌ・ド・メス大聖堂(La Cathédrale Saint-Etienne de Metz)
- サンルイ広場 (Place Saint-Louis)
- サン マクシマン教会(Église Saint-Maximin de Metz)
- ドイツ門 (PORTE DES ALLEMANDS)
- 新プロテスタント寺院 (Temple-Neuf de Metz)←写真撮影にダントツおススメ!
時間があればMusée de La Cour d’Or(美術館)も、おススメ!
上記の6か所をじっくり見て、ランチ&一回休憩のお茶すると大体一日は過ごせますが、Metzの至る所にある歴史的モニュメントなど見つつ、じっくり散策するとなると、一泊した方が満喫出来ます。
シャガールのステンドグラスのあるカテドラル(大聖堂)をはじめ、なかなか見ごたえありますよ。
Metzは最近観光に力を入れており、重要建築物の前には解説とQRコードが設置されているので、とても親切で観光しやすい街です。
こんな感じの看板↓があります。
各々箇所で、解説が聞ける無料アプリがあるんですよね。
事前にアプリをダウンロードしておいてください!
※アプリの言語は、英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語があります。
それでは、それぞれの簡単な解説をしていきますね。
参考文献:https://www.tourisme-metz.com/fr
Metzの観光案内所 (Office de Tourisme de Metz)
観光案内所は、メッスのセンターの大聖堂と向い合せになった、市役所(Hôtel de Ville-Mairie de Metz)との真ん中にあり、広いArme広場(Place d’Arme)前です。
写真↓の中央の建物ですよ。ちなみに目下大聖堂の一部は清掃作業中(写真左)。
観光案内所サイトは10言語から選択でき日本語もありますが、詳しい詳細はフランス語でした😓。
Office de Tourisme de Metzの場所の地図はこちら。
案内所では、便利な観光ルート地図を貰えますので、あると便利です。Metzの特産物や、ポスター、ポストカードなども販売しているので、是非立ち寄ってみて下さいね。
Office de Tourisme de Metz 開館日
4月から9月およびクリスマス期間:
月曜日から土曜日の9.30時~18.30時
日曜日と祝日の10時~16時
10月から3月:
月曜日から土曜日の10時~18時
日曜日と祝日の10時~16時
※12月25日および1月1日は定休日
Metz駅 (Gare de Metz)
フランスで、最も美しい駅に何度も選ばれたのが、我がMetz駅です。
火災で焼失した木造の駅と、併合時にドイツ帝国の意向に沿えなかった2番目の駅に続き、1905年から1908年にかけて、建築家Jürgen Kröger(ベルリン)の設計で、ヴィルヘルム2世の要請でロマネスク・リヴァイヴァル建築※で建設されました。
物資や民間人の輸送はもちろん、戦略上、できるだけ多くの兵士を最短時間で移動させるために作られた駅なんですよね。この格調高い建物(1905-1908)は、全長300mで皇帝の居室と接待用のパビリオン、応接室、ギャラリー、サービスエリアがあるそうです。
私はその部分、見たことないんですけどね。
現代では理想的な大きさですけど、20世紀初頭には完全に特大サイズでした。
なぜこんなに大きな駅を作ったかというと、メッスはフランスに近い、併合中のドイツ軍の非常に重い駐屯地であったので、メッス駅は、2万5000人の兵士と7万5000頭の馬と大砲が一日で総出発できるように設計されていたからです。
これほど大きくないと?無理な話です。
軍事的な機能だけでなく、文化的にも大きな役割を担っており、まず純粋に芸術的であり、その大きさ、完璧なネオロマネスク様式が壮大な所です。グレーイエローのライムストーンで造られ、その全体の装飾はドイツ文化を象徴していますよ。
外観はもちろんの事、内部の彫刻も是非ご覧くださいね!
参考文献:https://www.tourisme-metz.com/fr/details/838140159-gare-de-metz
https://tout-metz.com/monuments/gare-centrale-metz
サン・テティエンヌ・ド・メス大聖堂(La Cathédrale Saint-Etienne de Metz)
800周年を迎えたサン・テティエンヌ・ド・メス大聖堂(La Cathédrale Saint-Etienne de Metz)。
1220 年から1522 年にかけて建てられたこの教会、堂々とした風格で、身廊の高さは 42 メートル!ヨーロッパ最大のゴシック様式の建物の一つです。
500 平方メートルのステンドグラスから「神の灯籠」の異名を持つこの、サン・テティエンヌ・ド・メス大聖堂ですが、シャガールのステンドグラスがある事で有名です。
サンルイ広場 (Place Saint-Louis)
一見、石畳のどうってことのない地味なサンルイ広場。
ですが、この広場は、13世紀中頃古い城壁を背にして、両替商のために敷設した場所で、Place du Change(両替広場)と呼ばれていた所だったんですよね。
かつて中世のメッスは自国の貨幣を鋳造する権利を持ってた為、そこで商売をするためにヨーロッパ中の商人が自国の通貨をmessineメッシーナ(旧メッス=メッシーナ共和国) の貨幣に換えており、そこには、60軒ほどの両替商が軒を連ねていました。
この広場は、中世に最も重要な広場の一つで、また19世紀初頭まで神事が行われ、処刑が行われた場所でもあります。
1707年、城塞の瓦礫の中からルイ13世の像を回収した司祭が、それをサン・ルイと偽ったおかげで、サン・ルイ広場と改名されました。かつて噴水の上に飾られていたこの像は、コピーに置き換えられ、現在も広場の端にそのイミテーションが立っていますよ。
この広場は、アーケード、バットレス(控え壁、扶け壁)、スクリーンウォールなど、典型的なイタリアの影響を受けており、間違いなく市内で最も美しい広場のひとつです。
現在はレストランが多く、アーケード下でお茶を飲むことも出来、11月下旬から毎年開催されるクリスマスマーケットでは、ここでも※メリーゴーランドが設置される場所でもあります。
※ギャラリーラファイエット前でも設置されていますよ。
サン マクシマン教会(Église Saint-Maximin de Metz)
Jean Cocteauジャンコクトーのステンドグラスがある、こじんまりした教会です。
住宅街にあるので、通り過ぎてしまうほど地味な(笑)外観なんですよね。
ここのステンドグラスの淡いブルーの色味が好きで、60~70Sのエミリオプッチっぽいと言うか、JoJoっぽいと言うか、独特で美しいんですよね。
私は上記のサン・テティエンヌ・ド・メス大聖堂のシャガールより、断然ここのジャンコクトーのステンドグラスの方が好きです。
このステンドグラスぐらいしか、この教会の見どころは無かったような🥴…(すみません)、でもセンターから歩いて10分も掛からないので、是非ご覧ください。
ドイツ門 (PORTE DES ALLEMANDS)
センターからひたすら真っすぐ歩くと、ドドーンと見える黄色い素朴な外壁。ここは本当にフランス?と思うほど、別の国に来たような門構え!
13世紀に建てられたドイツ門は、芸術と歴史の街メスの中世の面影を今も直、我々に伝えているような佇まい。
中世の城門の面影を残す唯一の防御構造ですが、現在ではこの巨大な防御構造物が、中世の城門の唯一の名残となっています。
堂々としたシルエット、力強いバットレス、暗いアーチ形天井、暗い地下通路は、15世紀の印象的な城を彷彿とさせますよ。
このMetzは、メッシニアン防衛の東部戦線において最も重要だったんですよね。
現在でも、跳ね橋の位置や犂を通すための開口部を確認することができます。
建物の中に、ちょっとした展示物もあり、ビデオで外壁が全て残っていた部分も見れます。
入場料も無料なので、開いている時狙って是非ご覧ください。
屋上からの眺めもなかなかいいですよ!
このポルト・デ・ザルマン(Porte des Allemands)の名は、1229年にノートルダム・デ・ザルマンに所属するチュートン騎士団(ホスピタール兄弟)が、ホスピスを建設する許可を得た、隣接する通りに由来しています。
フランス語ですが、中世Metzを交えてドイツ門の解説番組がありましたよ👇
ここも無料で見れます。
※無料トイレもアリ。綺麗です(笑)
建物内にはエレベーターもあるので、ひざの弱い方でも安心です。
新プロテスタント寺院 (Temple-Neuf de Metz)
ここの写真を撮らずして、どうする!と言うぐらい、Metzのセンターに来たら是非写真を撮って頂きたい名所、新プロテスタント寺院 (Temple-Neuf de Metz)です。
ドイツ併合時代にメッツに建てられたアルザス・ロレーヌ地方の改革派教会堂ですが、島になっている部分の先端の「Jardin d’Amour愛の庭」にあります。
この庭からの眺めも良いので寺院内に入れない時間帯でも、庭だけ入れる時間は長いので、是非ぐるっと回ってみてください。
実は私も未だ入ったことがありません。
隣に建てられているオペラ劇場の古典建築と絵のように対照的な存在で、夕暮れ時にはライトアップされ、モーゼル川に映し出され、最も美しい夜景のひとつですよ。
新プロテスタント寺院 (Temple-Neuf de Metz)の2022年12月31日までの入場時間は
毎水、土曜日の15:00 à 17:00のみです。
フランスメッスのクリスマスマ-ケット
フランスのクリスマスマ-ケットと言えば、アルザスが有名です。
ですがMetzも、他の国から観光客が訪れるほど、大きなクリスマスマ-ケットでにぎわっていますよ。
私はほとんど風物詩の様に、毎年行ってます(笑)
ポンピドゥーセンターメッス
ご存じでしたか?実はパリのポンピドゥーセンター分室が、メッスにあるんですよ。
そのポンピドゥーセンターメッスについて、詳しくリポートしました!
現代アートが多いのですが、内装もベンチも紙で作られているエコ仕様で、私の大好きなミュージアムグッズも侮れない!
そんな私の目線からリポートしてきましたよ!メッス駅からの行き方も詳しく書いていますので、どうぞご覧ください。
https://monpetitcahier.com/archives/6825.html/
メッスのトイレ場所
メッスは便利で無料トイレがあります。
- Gare de Metz (Metz駅)
- Marché Couvert
- Porte des Allemands (ドイツ門)
Metz駅にあるので、観光前に先に行っておいてください。
センターで行きやすいのは、大聖堂横のMarché Couvertにある地下のトイレです。
「Toilettes gratuis (無料トイレ)」と書かれているので(写真下)、わかりやすいですよ!
↑の写真の反対方向の、大聖堂側からも入れます。
無料で、そこそこキレイです。
Porte des Allemandsも、開館していればいいのですが、開館時間が短いので空いている時に。
有料トイレはココ。
- Centre Commercial Saint-Jacques内
ここは、入り口に人が居て50サンチーム程、要ります。
カフェに入ったりマクドに行けばトイレに行けますが、都度注文しないといけないので、そんなまどろっこしいこと出来ない大ピンチ!の時はMarché Couvertの地下へ行ってください。
その他「Toilettes publiqes Metz」と検索すると色々な場所が出てきますが、50サンチ-ムほど必要なコイン投入式簡易トイレが多いです。
次はレストランです。用を足したのに(笑)
Metzメッスのおすすめレストラン
友達とMetzに行くと、お気に入りのにレストランに入り、ソルドなど買い物メインの時だと、忙しくてわざわざレストランに行かない時もあります。←どれだけ夢中なんだ!!
そんな2パターンに分けて、私が行くお店を紹介しますね。
特にMetzならではのレストランをご紹介します、パスタも美味しい所あるんですが、イタリア料理ですしね。
行ったことがないけど、気になるお店はココ
- Derrière
とにかく内装が素敵!ランチならMenu du jourで26,00 €(火~金曜のみ)
この他にRue Taison(Taison通り)や、上記でご紹介したPlace Saint-Louis(サンルイ広場)にも、感じの良いレストランがありますよ。
Ô SOEURS SAVEURS
気軽に一人で入ってもサマになるサロンドテですが、ランチも食べることが出来ます。
- ロレーヌの郷土料理のQuichesキッシュやPâtés lorrainsパテロランが食べられる
- 自家製で、季節の地元の食材を扱っている
- 食後のデザートも美味しい
- 比較的良心的な価格
- 月一回日曜日にはブランチもアリ
軽めのランチなので、お腹ペコペコの時はランチメニューと、ほか何か頼んでください(笑)。
ここは、ウナギの寝床の様に奥待った構造なのですが、とにかくお茶が豊富!
ケーキと種類が美味しいお茶が飲めるので、わざわざ場所移動してサロンドテに行かなくてもいい所です。
ケーキのサイズが大きいのも良い所(笑)で、室内はすっごくほっこり感があって、カワイイんですよ。奥のソファの席では、ゆっくり語れますしね。
中にはちっちゃな中庭があって、木漏れ日が見れる夏におススメ!店員さんも感じが良く、トイレもカワイイ(笑)
場所はセンターの大聖堂から近いので、行きやすい場所にありますよ。
Le kashmir
かれこれ15年以上前に、友達に教えてもらって以来大好きなインド料理で、ほんとにおススメ!
- ナンは奥の調理場で、オッちゃんが捏ねている自家製
- 辛いものが苦手でもOK
- 店員さんも優しい
安くて美味しい!
私は殆どいつもランチメニューの「Assiette mix」を頼んでいますが、お腹いっぱい!
これは、サラダにタンドリーチキン、サモサ、ご飯、カレーのワンプレートにナン(ナチュラルかチーズ)のセットです。
おまけにちょっとしたデザート、もしくはお茶付き!
ここはセンターのGaleries Lafayetteから10分ぐらい歩いた所にありますが、わざわざ行くほどの価値がありますよ。
L’instant
私はここの北欧風の雰囲気が好きなんですよね~。満席の時が多いのでお昼前に行った方が良いデス。
- Marché Couvert
- La Boulangerie M&M DUDOT
Sandwichs Steinhoff
Marché Couvert
大聖堂の真横という、ベストな立地条件の室内市場です。
色々なお店があり、パン屋、チーズ屋、肉屋、魚屋もあって、見るだけでも楽しいですよ。パン屋さんで売っているピザは温めてくれます。
結構種類も多いデス。
中にも座って食べられる場所も少しありますが、天気の良い日には買って持ち帰って外のベンチでも食るのにGood。
ここの地下に無料トイレがあるんですよ、下の写真の4人が歩いている方向の地下です。
La Boulangerie M&M DUDOT
大人気のパン屋です。お昼には長蛇の列で人気がうかがえます。
特にガレットデロワで受賞したので有名になったのですが、Metz在住の友達はここのパンは美味しいのでおススメと教えて貰いました。
美味しいバゲットなら、バターもなにもいらないので、バゲット齧って歩くだけでも満たされます。って、安上がり過ぎ!?
ちなみにこのパン屋の並びに、カフェとスイーツの別館があります。水色の外観の建物ですが、中で食べられますよ。
Sandwichs Steinhoff
大聖堂に近いサンジャック広場(Pl. Saint-Jacques)や、ギャラリーラファイエットからも近いRue Serpenoise(Serpenoise通り)にもあります。
時間がない時や天気の良い一人の時は、私はここの「Américainアメリキャン」というサンドイッチを食べながら歩いたり…ちょっとお行儀悪いんですけどね。ベンチで座って食べたりもします。
Américainアメリキャンは、中にステーキ肉が入っており、その上にはフライドポテトがドサッ!と載せてある、ボリューム感のあるサンドイッチなのですが、これが美味しいんですよ!
市販の冷たいパサパサしたサンドイッチは好きじゃないんですが、パンにバゲットを使った、中の具が熱いサンドイッチは好きなんです(笑)
まあでも、せっかくMetzに来たのなら、レストランに入るのもいいと思いますが(笑)タイトな時間や観光に時間を掛けたい場合には、パパっと食べられて、かつ美味しいこの3軒はおススメです。
メッスのおすすめカフェ
観光で疲れたらカフェで休憩はいかがでしょうか?
感じ良さげな所を見つけたらフラっと入ってもいいんですが、私の3つのお気に入りカフェを紹介しますね。
- Galeries Lafayette Metz
- Fox
- Ô SOEURS SAVEURS (上記に既に掲載済)
行ったことがないけど、気になるお店はココ
- Café P’tit Dessert カワイイ!
では、私が行ったことのあるそれぞれのカフェの特徴を簡単に、ご紹介しますね!
Galeries Lafayette Metz内カフェ
センターのGaleries Lafayette内の最上階にあります。
- デパート内にあるので、便利
- バイキング形式で、お昼は軽食も食べられます
- 休憩に、コーヒー1一杯でもOK。
- インテリアが可愛くて、ソファもあってくつろげる
- 広くて、テラス席もアリ
- トイレに行ける
なんと言ってもここの良さは、デパートで疲れた時に最上階に行けばいいという所。
トイレもありますし、とにかく広いのでゆったりくつろげます。
休憩にぴったりで、甘いもの何か食べたいな~と思ったら、ちょっとしたケーキも食べられますし、カフェグルモンもあります。
Fox
最後は私の一押しカフェ!「Fox」です。ここMetz一というか、フランス一好きなカフェかも!!
- なんといってもインテリアのセンスに脱帽!!
- Metz駅前なので、電車の時間ギリギリまで居れる
- コーヒーも美味しく、独自のブレンド茶も、とても美味しい!
- おしゃれなプティデジュネ(モーニング)が食べられる
- ランチにもピッタリなサンドイッチもあり。
- アイスコーヒーあり
- グルテンフリーケーキあり
Metzに遊びに行くと絶対行くカフェなんですが、↑で紹介した2軒のどちらかで途中休憩し、最後に電車を待つ時間調整に、ここでお茶飲んでます(笑)
ここの良さは駅前という便利な立地にあるのと、ブロカント好きな私には、インテリアがジャストミート!
蚤の市で買い集めたような、椅子もテーブルも全てバラバラ。それでいて不思議と統一感があるノスタルジック溢れる、内装がほっこりします。
そして、インテリアだけではなく、肝心のコーヒーも美味しいんですよ。お茶の数は少ないですが、独自のブレンドがとても美味しい!
朝にはおしゃれなプティデジュネ(モーニング)が食べられますし、お昼にはボリュームのあるサンドイッチなどもあります。
もちろん!どれもサイズの大きいケーキもあり、グルテンフリーケーキも置いてあります。
店員さんも感じいいよく、おまけにシャレている(笑)お客さんもシャレオツな人ばかり。
ボーっと一人お茶しながら、お客さんを見るのもいいですよ。
マスコットの大きな白い犬がいるんですが、テラス席でいる時もあって「なぜてもいいですが?」と聞くと、なぜなぜ出来ます(笑)
また、別の良さげなカフェも開拓してみますね!
パリ東駅からMetz駅の行き方
ちなみにパリ東駅からメッス駅までの行き方を書きました。
そしてメッス駅からセンターまでのおススメのルートも書きましたので、ググールマップの最短ルートよりも見どころがあるので、おススメ!!
フランスメッス(メス)の観光まとめ
フランスの我がロレーヌ地方のMetzメッスを、一日観光編としてまとめてご紹介しました。
見どころは、ほぼセンターに集約しているので観光しやすい街ですが、ゆっくり散策しつつ観光する場合は、一泊するのをお勧めします。
メッス駅、メッス大聖堂や、サンマクシマン教会、ドイツ門とメッスならではの建築物を堪能し、美味しいものも、かわいいお店もたくさんあるので、舌鼓を打ち、満喫してくださると嬉しく思います。
私は買い物だけで一日過ごせますが、この記事を書くに当たり買い物そっちのけで、久しぶりに観光地を巡りました😂
パリに比べて物価も安いですし、クリスマスマーケット時期以外は、それほど混雑していませんので、パリから離れて近くでどこか異国情緒味わいたいな!と思った時、ドイツの香りの残るMetzへと是非お越しくださいませ。
なにかMetz観光の際に疑問があれば、こちらのコメント欄に書いて下さいね!
勝手にMetzメッス観光大使(笑)の私がお答えいたします。
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