フランス語の「ウィ」ってよく聞くけど、なんのことかさっぱりわからない!と思っていませんか?
フランスの話題の時によく「ウィ」って聞きますよね。
英語なら聞く機会は多いですが、フランス語はあまり聞くことがないので、ご存じないのも当然です。
- フランス語で「ウィ」という意味は?
- 「ウィームッシュ」とは?
- 「メーウィ」ってどういう意味?
- フランス語で「ウィ」以外の返事は?
このような疑問にお答えします。
フランス語には欠かせない言葉「ウィ」ですが、その使う場面や「ウィ」にまつわる言葉や、「ウィ」に代る言葉も併せて、詳しくご紹介しますね。
記事を読み終えると「ウィ」について明確になり、さらにフランス語がよりあなたに近づくことでしょう。
ではこれから一緒に見ていきましょう。
フランス語で「ウィ」という意味は?
「ウィ」とは日本語で「はい」という意味です。
フランス語で「ウィ」を書くと「Oui」ですが、返事をする時に使います。
一言で「Oui」ということもありますが、「Oui,oui ウィウィ」と連続していう事もあります。
「Oui,oui ウィウィ=はいはい」という意味ですが、フランスには「Oui Oui」というアニメもありますよ。
実は元はイギリスの「Noddy」というアニメのフランス版が「Oui Oui」なんですよね!
内容は、木彫りの男の子(実はおもちゃ!?)の冒険物語です。
息子が幼稚園時代よく見ていましたよ。
ちなみに「Ouiウィ」の反対は「Nonノン」です。
英語の「Noノー」に似ていますよね。
では次に、「ウィームッシュ」とはなんというか解説しますね!
フランス語で「ウィームッシュ」とは?
「ウィームッシュ」とは「はい、旦那さん」という意味です
家の主人や店の大将とかお客さんにも使います。
ですが、この言葉を使うシチュエーションは、なにもあなたが執事役になった時だけではありません。
フランス語で書くと「Oui, monsieur.」ですが「Monsieurムッシュ」は、男性に対する敬称でもあるんですよね。
簡単に言うと「~さん」や「~氏」のようにも使います。
例えば「鈴木さん」とフランス語で言うと「Monsieur Suzuki ムッシュ スズキ」です。
それと同時に「Monsieurムッシュ」は、知らない男性に声をかける時に使う言葉なんですよね。
例えばお店だったり道で会った人等、どこでも使えます。
あ!年齢は特に関係ないですよ!
若者かオジサンか微妙な時も「Monsieur」と言っていますが、これが一番無難な言い方です。
マルシェの男性の販売員さんに声掛け(注文や質問)する時も「Bonjour, monsieur sil vous plait!=こんにちは、お願いします!」でOK!
ちなみに女性の場合は「Madameマダム」と言って下さいね。
Ouiの反対はNonですが「Non,monsieur. ノン、ムッシュ」ともいいます。
「Non,monsieurノン、ムッシュ」は「いいえ、ダンナ、それは違いまっせ!」という意味です。
では次に「ウィ」のバリエーションの1つ「メーウィ」について、解説しますね。
フランス語の「メーウィ」ってどういう意味?
「メーウィ」とは「もちろん!」「当然よ!」という意味です。
フランス語で書くと「Mais oui.」
「Mais」の代表的な意味は「しかし」「だが」など対立する時に使う接続詞で、英語で言うと「but」です。
ですが「はい」「いいえ」などの前に付けて意味をさらに強調する副詞としてもよく使います。
だから「Mais oui=しかし、はい」ではなく、「oui」を強調するニュアンスに変わり「もちろん」という意味になるんですよね。
「メーウィ」とは「当然よ!」という意味です。
同じような意味は「Bien sur!ビアンスュ!」もあります。
あんまり美しい言葉と言わないですが、よく使うのが「Ben oui! バーウィ」
「メーウィ」があるなら「メーノン」はあるの?
「メーノン」は「全然」「そうではない」など反対を言う時の意味です。
「Mais, nonメーノン」の意味は「Non」と言うよりもっと「君が思うより〇〇だ」とか「そうではない」を強調した意味になります。
また息子との会話の一場面から、使い方をご紹介します。
【例1】ゲームばっかりしてたら、目悪くなるよ!と言った時の息子の返事
「Mais,non maman~! T’inquiète pas!」
そんなことないよ、ママ~!心配しないで。
【例2】もうゲームして一時間経つよと言った時の息子の返事
「Mais,non‼ça fais pas 1 heure !」
え~そんなはずないよ!! まだ一時間経ってないよ!!
どれだけゲーム好きなんだ!という感じですよね(笑)
このようにちょっと大げさに言う時や、大きく否定する時に使うことが多いです。
では次に「ウィ」以外の返事について、簡単な単語をご紹介しますね!
フランス語で「ウィ」以外の返事?
「Ouiウィ」以外の返事もあるので、「Ouiウィ」と共に使いまわしましょう!
「Ouiウィ」ばかり同じ言葉を繰り返すのも、なんだかちょっと物足りませんよね
という訳で、ウィに変わる3つの簡単な言葉をご紹介します。
他にもありますが、まずはこの3つからどうぞ!
フランス語でわかりました
D’accrd ダッコー
10歳の息子は省略して「D’acダック」と言ってます。
ウィと合わせて「Oui, d’accord! ウィダッコ―」 もよく言います。
フランス語でわかるよ
Je vois ジュ ヴォワ
英語で言うと「I see」です。
「Oui, je voisウィ ジュ ヴォワ=うん、わかるよ」とも言います。
フランス語でOK
OK オケー
フランスでも「OKオケー」と言いますよ!
ポイントは「オッケー」ではなく「オケー」と小さい「ッ」を発音しない所がフランス語っぽいです。
これは日本人には馴染みがありますから、使いやすいですよね!
次はここまで読んで、フランス語に興味を抱いたあなたの為に、フランス語を勉強するメリットを書いています。
最後にフランス語の「ウィ」の意味ついてあなたへ
フランス語の「ウィ」の意味についてご紹介しました。
- フランス語の「ウィ」の意味は日本語で言うと「はい」
- 「ウィームッシュ」とは「はい、旦那さん」という意味
- 「メーウィ」とは「もちろん!」「当然よ!」という意味
- 「ウィ」のの他の返事は「D’accrd ダッコー」「Je vois ジュ ヴォワ」「OK オケー」
「Oui ウィ」が分かれば、反対の「Nonノン」も覚えておくと便利です!
さらに感情をこめて「メーウィ=もちろんです」「メーノン=そんなことないよ」と言えたら、もはやあなたは中級者!!
これでフランス語が少しでも面白いな!と思って頂けたら、とても嬉しいです。
フランス語で話する機会があれば「Oui」や「Non」と返事をしてみてくださいね!
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