フランスのスーパーは、ちょっと日本と異なることがあります。
お菓子でも売り場がバラバラなスーパーもあるんですよね!
私はフランスに来た時は、欲しいものがなく「おかしいなあ…」とスーパーで佇んでしまいました。
私みたいにならなうように(笑)ここで、それぞれを探すポイントをお伝えしますね!
では、これから見て行きましょう。
スーパーに売っているお菓子とは、どんなものがあるの?
フランスのスーパーで売っているお菓子は、大きく種類あります。
- 生菓子
- 乾きもの
- 焼き菓子
今回はお土産に良い、半月以上日持ちする乾きもののお菓子を、ご紹介したいと思います。
生菓子は当然冷蔵コーナーにありますが、それ以外も同じ場所に置いてあるわけではないのです。
その理由は、日本でのお菓子というカテゴリーのモノが、フランスでは別のカテゴリーに属するからなんですよね。
では、次に詳しく解説していきます。
お菓子はお菓子売り場以外にも置いてあります。
大きいス-パ-では、お菓子は幾つかのコ―ナ-に分かれて置いてあります。
そう、実はお菓子売り場だけにお菓子が売っているのではないのです!
特に大きめのス-パ-なら、
1.お菓子コ-ナ- (Rayon Gâteau レヨン ガトー)
2.地方物産コ―ナ- (Rayon Région レヨン レジオン)
3.朝食コ-ナ- (Rayon Petit déjeuner レヨン プティデジュネ)
4.オ—ガニックコ-ナ-&グルテンフリー (Rayon Bio&Sans gluten レヨン ビオ&ソン グルテン)
5.スナックコ-ナ- (Rayon Apéritif レヨン アペリティフ)
この5か所に分かれて置いてあり、大抵この5か所を探せば、欲しい物はほとんど見つかります。
用途別に分散されていて地方菓子を探す場合は、物産コ-ナ-へ行ってみてください。
その地方の特産品の食べ物と共に、お菓子も一緒に陳列されていますよ。
で、スナック菓子は甘いお菓子とは、また別のコ-ナ-に置いてある店もあるので注意して下さいね。
フランスのスーパーでは物産コーナーがねらい目
フランスのお土産は、わざわざ物産店に行かなくてもスーパーに物産コーナーが大抵あります。
しかも若干安い!
たとえば、我がLorraine(ロレ-ヌ)地方では、ミラベルが有名なのでミラベルが入ったお菓子が多いです。
どんな味かと言うと、ねっとりしたスモモのような強い甘みが特徴です。
そして、マドレ-ヌ!
マドレ-ヌ発祥の地は近接県のMeuse(ミュ-ズ)県のCommercy (コメルシ―)なのですが、一応同じ地方なので、沢山置いています。
Meuse県といえばルイ15世の公妾でマリー・アントワネットが嫌っていた、かの有名なデュ・バリー夫人出身地。
実は私の地方ではマドレ-ヌは地方菓子ですが、petit déjeuner(朝食コーナー)に置いているお店が多いです。
いろいろな地方の有名なお菓子もあり
実はお菓子コ-ナ-では、他の地方の有名なお菓子も置いてあるスーパ-もあります。
CALISSONS(カリソン)と言って箱にも書かれている通り、南仏のAix-en Provence(エクゾン プロヴォンス)エクサン・プロヴァンス地方のお菓子。
なぜこの地方に?と思いますが、ポピュラ-だからでしょう。
アーモンドで出来た、ねっとりと甘いお菓子ですが、プロヴァンスに行かなくても買える所が良い所!
旅行でフリータイムが少ない場合は、スーパーで地方の特産物のお土産を、まとめ買いしておくと効率的です。
ホテルで飲むお水や、ちょっとした食べ物を買うついでに、ちょこっと探してみて下さい。
お土産に時間取られてしまうのも、貴重な滞在時間もったいないですしね。
時間短縮出来るところは、サクっと済ましてしまいましょう。
オーガニックのお菓子はオーガニックコーナーへ
スーパーによっては、同じお菓子コーナーに置いてある所もあります。
ですがお菓子コーナーでないな、と思ったら写真下のようなオーガニック(BIO)コーナーを探して下さい。
ここ数年でオーガニック製品や、最近ではグルテンフリー製品も数多く見つけられるようになりましたよ。
息子のお気に入りのオーガニックのお菓子はこちら。
私は現在、小麦粉、乳製品、卵、砂糖抜き生活をしているので、本当はダメなんですけど、たま~にちょっとお菓子を食べたくなった時に買うのが「Allergo」の製品。
他にも色々なグルテンフリーの、美味しそうなお菓子が売っていますよ。
マドレーヌはPetit déjeuner(プティデ ジュネ)コ-ナ-へ
プティデジュネコ-ナ-は、小腹が空いた時にぴったりのものがたくさん!
意外と侮れないのかこの売り場です。
チェックがカワイイ、ボンヌママンシリーズも豊富にありますよ!
マドレーヌはいろんなフレ-バ-があります。
マドレーヌやパウンドケーキは、朝食売り場にあります。
これはボンヌママンのマドレーヌレモン味です。
マドレ-ヌは、プレ-ン、イチゴ、ショコラと3種類程フレ-バ-がありますが、私はマドレ-ヌの底にショコラが付いたものが大好きです!
上の写真は、Carrefourブランドのマドレーヌですが、ISIGNYイズニーのバターを使用したものです。
スーパーブランドとは言え、結構美味しいですよ!
1つづつ小分けにパッケージされているので、職場で配るにも便利です。
もちもち美味しいワッフル
confiture(コンフィチュー=ジャム)が塗ってある、くるくると巻いた状態のクレ-プや、gaufre(ゴ-フル=ワッフル)もこの朝食売り場に置いてあります。
gaufre de liege(ゴ-フル ドゥ リエ-ジュ=リエ-ジュのゴ-フル、丸型)もgaufre de bruxelles(ゴ-フル ドゥ ブリュッセル=ブリュッセルのゴ-フル、四角型)も両方売っています。
ちなみに、丸いリエ-ジュタイプはもっちりどっしりとした感じで、食べごたえアリ。
四角いブリュッセルタイプは大きいですが軽いので、お好みで選んで下さいね。
小分けになっているものは、バッグに忍ばせるにも便利。
ショコラのついていない、プレ-ンのものもありますよ。
ま、両方買っても安ので、両方買って下さい(笑)
フランスではこのような甘いものを朝食にしますが、別に朝に食べなくてもいいですよ。
フランスのお菓子と言えばLU。
ほとんど定番のものが多く、あまり目新しいものないフランスのお菓子。
ですが、何年たっても忘れられないお菓子が、時が過ぎても残っているのが良い所。
フランスの定番のお菓子をご紹介します!
LUのお菓子はフランスの定番
フランスはナント市にある、ビスケットの有名メ-カ-LUのお菓子はド定番。
その中でも私のお気に入りは、NAPOLITAIN(ナポリタン)。
この商品は日本のお菓子で例えると、私の感覚ではブルボンのシルベーヌ(笑)
シルベーヌのように、ショコラが全体にコ-ティングされていなのですが、大人用の小さいケーキという感じです。
フランスと言えばボンヌママンのジャム
定番のボンヌママンもチェックが、かわいいですよね。
フランス語で書かれている所が、雰囲気があってインスタ映えにGOOD。
私はボンヌママンシリ-ズの中では、シンプルなビスケットやタルトが好きです。
折角なのでまだ日本に売っていない、未発売のものを見つけて下さいね。
新製品は「NOUVEAU(ヌーヴォ-)」と書かれているので、それ狙って下さい。
ちなみに、フランスでは、おやつの時間は3時ではなくて、4時なんです!
ブルターニュ地方のクッキ-
忘れてはならないGalettes Bretonnes(ガレット ブルトンヌ)ブルターニュ地方のクッキ-。
どれも美味しいですが有名メ-カ-St.Michelのクッキ-は、いつも私の里帰り際のお土産の定番品です。
飽きのこないおいしさなので、いつも買い置きしています。
これを粉々にして、ベイクドチーズケーキの台にも使用しています、お勧め!
甘みの中のほのかな塩味が、とても美味しいですよ。
フランスのスーパーのオリジナル製品では?
ス-パ-ブランドで私のお気に入りは、Carrefourのオリジナル商品。
ミシュランと並ぶ美食家レストランガイドの一つでもある「Gault et Millau 」のセレクションシリ-ズです。
これはお茶ですが、おススメ!
これはおやつの時間というよりも、食後のコ-ヒ-や紅茶のお茶受けに丁度良い、小さめの大きさのものです。
大体の大きさですが、このシリ-ズは4㎝ぐらいのつまみやすい、かわいい大きさのお菓子で、箱もスリムです。
ビジュアル重視の素敵なパッケ-ジのお菓子は?
味も大事だけど、見た目も重要!
そんなオシャレさんには、こんなきれいな缶に入ったクッキ-はいかがでしょうか?
ノスタルジックですてきでしょ?
これも一応地方菓子の、モンサンミッシェルのLa Mère Poulard(ラ メー プラード)の缶入りガレットですが、お菓子売り場rayon gâteauにあります。
モンサンミッシェルの中で買うと高いので、普通のスーパーで買ってくださいね。
きれいな缶は食べた後も楽しめるのが良いところ。
お土産じゃなく、自分用に購入するのもお勧めです。
ただ、ちょっと大きくて15㎝角強あるんですよね、この缶。
ほぼ正四角形に近い大きさなので、ス-ツケ-スに余裕がある場合にどうぞ。
もし、スーツケースに余裕もないけど、どうしても買って帰りたい!!という場合は、中身のクッキ-は食べてください。
で、缶の中にTシャツなど荷物の一部を入れるといいでしょう。
そして缶がへっこまないように、念の為に缶にタオルやセータ-などで包んでスーツケースに入れて下さいね。
甘い物が苦手な人へのフランスのお土産は、これがお勧め!
甘いものが苦手なあの人へ、お土産どうしよう?こんな場合悩みますよね。
甘い物が苦手な方は、塩辛いものはいかがでしょうか?
アペリティフコ-ナ-(Rayon Apéritif)でポテトチップスやスナック菓子が置いています。
もしくは、缶もの。
そこで、一風変わったフランスらしい箱入りのスナック菓子などおススメ!
私のおススメはドイツやアルザス地方の甘くない焼き菓子、Brezel プレッツェル。
お土産ではなく、ホテルで気に入ったワインと共につまむにもピッタリ。
もっちりしたタイプではなくて、スナック菓子タイプがアペリティフに人気です。
では、次にこれらを買う時の要注意をお伝えします。
買う前には、必ず箱の裏をチェック!
フランスは、日本と違ってアバウトなところがあります。
中には賞味期限が切れた商品も、陳列していますので、買い物カゴへ入れる前には必ず、裏面の日付けを確認して下さい!!
私が見た中ではERIC BURのガレットは、もう3か月は過ぎているものを見つけました。
買った時には、すでに時遅し…とならないように気を付けましょう。
私は今まで3回期限切れ見つけ、しかもその一つは赤ちゃん用のミルク!
こんなことってあるの!?とビックリして義両親に聞いたら「あるある。買う時気をつけないとダメよ」と、言われました。
それからは店を信用したらダメだ、この国では自分の身は自分を守らなきゃ!!と思い、必ず期限切れていないかチェックするようにしました。
最後にフランスのお菓子をスーパーで買う時のまとめ
ス-パ-も、所変われば品変わり、おまけに売り場(Rayon レヨン)も変わります。
- お菓子売り場はRayon gâteau
- オーガニック製品とグルテンフリー製品はBioコ―ナ-&sans gluten
- 地方菓子はRayon Région
- スナック菓子は、Rayon Apéritif
- 腹持ちの良いものはPetit déjeunerへGo!
この上記の5つのコ―ナ-を把握していれば大丈夫です。
タイトなスケジュ-ルの旅行では特に、限られた時間の中で、欲しい物を探さないといけない場合もありますよね。
ああ、あのお菓子探していたのに見つからない…と、悲しい思いをしないでください。
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