2025年のイースター(フランス語ではPâquesパック)をご存知でしょうか?
イースターは移動祝日なので、毎年チェックする必要があるんですよ。
- 2025年のイースターっていつ?
- 今年以降のイースターを知りたい!
- イースターのお祭りの特徴と遊びはなに?
春の訪れの予感を感じさせる、キリスト教(カトリック)の祭りイースター!
本場フランスのお祭りに、欠かせない存在の美味しいイースターエッグ。
私が実際にしている、その遊び方も一緒にご紹介しますね。
それでは一緒に見て行きましょう!
イースターことフランスでPâques(パック)、一体いつ行われるの?
2025年は4月20日の日曜日で、2024年は3月31日の日曜日でした!
今年は遅めですが、それ以降は以下の日程はこちら。
年 | 日付け |
---|---|
2020年 | 4月12日 (日曜日) |
2021年 | 4月 4日 (日曜日) |
2022年 | 4月17日 (日曜日) |
2023年 | 4月 9日 (日曜日) |
2024年 | 3月31日 (日曜日) |
2025年 | 4月20日 (日曜日) |
2026年 | 4月 5日 (日曜日) |
2027年 | 3月28日 (日曜日) |
2028年 | 4月16日 (日曜日) |
2029年 | 4月 1日 (日曜日) |
移動祝日なので早い年では3月の下旬だったり、遅い年では4月の中旬と毎年変わります。
その理由は復活祭は、月の移動時間で変わり春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝われるためなのですよ。
毎年月の動きが変わる為に移動祝日となりますが、必ず日曜日!これは変わりません。
フランスをはじめ、ヨ-ロッパでは学校のイースター休暇もあるので、旅行なさる時は気をつけてくださいね。
復活祭近辺は祝日があり、連休にする人も!
ちなみに復活祭付近には、祝日あるんですよ。復活祭は日曜日で、その明くる日の月曜日はLundi de Pâques(ランディ パック)で祭日です。
アルザス地方とMoselle県では、復活祭前の金曜日Vendredi Saint(ヴォンドディ ソン) が祝日!
よって、金、土、日、月曜日と4連休となります。
この時期にロレーヌ及び、アルザス地方にお越しの方は、ご注意くださいネ。
私の地域では基本的に休日の金、日、月の3日間は店が開いていません。
そう、買い出しは前日の木曜日に済ますか、土曜日に行きますが土曜日は激混みです。
では次に、その連休に開催するイースターエッグの遊びについてご紹介します!
伝統行事のイースターエッグを狩りに行こう!
イースターに欠かせない伝統的それは「卵狩り」
フランス語では「Chasse aux oeuf de Pâques シャス オ ウフ ドゥ パック」と言います。
そう、最近日本でも少しづつ話題になっている「イースターエッグハンド」のことなのですが、もちろん普通の生卵ではなく、チョコレ-ト型の卵で行っています。
Le lapin de Pâques est passé par le jardin?
ル ラパン ドゥ パック エ パッセ パ- ル ジャルダン?
「イースターのうさぎが庭を通った?」
こんな可愛い話をしながら、子供達は庭で卵を探し始めます。みんなチョコが大好きなので、必死で探すんですよね。
自宅の庭ですることも多いですが、広い公園やお城の庭で開催されることも多いです。
お城でイースターエッグハンド!
この城名は、Panloy城というお城ですが、城でエッグハンドってステキだと思いませんか?
]実は私の住んでいる村のお城でも開催されていますが、天気の良い日は、外が気持ち良いですよ。
でも暑すぎると、チョコレートが溶けてしまわないか、ちょっと心配なんですよね。
フランスでは家族で楽しめるイベントも多いもの。
パリで行われるイースターのイベントは、パリのツーリストサイトに載っています。
是非チェックしてみてくださいネ。
ショッピングセンターでもイースターエッグハンド!
ショッピングセンターの建物の中でも、パックの時期には卵狩りを開催されている所も多く、かなり小さい庭もどきですが、子供達はチョコレートを貰えるので嬉しそう!
お遊びですが、子供達にとっては真剣で多ければ多いほど、ショコラを沢山貰えますから。
次はその肝心のイースターエッグについて、詳しく解説しますね!
フランスのイースターエッグとはどんな卵?
イースターエッグとは、イースターは「復活祭」エッグは「卵」なので日本語で言うと「復活祭の卵」という意味です。
フランス語でイースターエッグは「L’œuf de Pâquesウフドゥパック」と言います。
œufウフの意味は「卵」
Pâquesパックの意味は「イースター」
基本的にイースターエッグと言えば、鶏の卵で美しくペイントしたものが多く、イースター時期の部屋の飾りにも使われます。
子供達は学校の工作に、卵型のものに絵を書いたり、卵の絵を書いたり色を塗ったり飾ることが多いです。あとは、イースターエッグのチョコレートがとにかく多い!!
この復活祭時期は、クリスマスの次にチョコレートを食べる時期なんですよね。
しかしなぜイースターに卵?と不思議ではありませんか?
さらにうさぎ、おまけに釣鐘!どうしてこうも、卵とうさぎに囲まれるのか?現地人に聞き込み調査、そして自分でも調べて真相を探りましたので、こちらの記事へどうぞ👇
そして卵にうさぎ、おまけに釣鐘!どうしてこうも、卵とうさぎに囲まれるのか?現地人に聞き込み調査、そして自分でも調べて真相を探りました。
最後はおまけで、息子が小さかった頃の我が家のエッグハントの様子をどうぞ!
我が家のイースターエッグハンドは、2回!
我が家の場合は、息子は毎年Vacances de Pâques(イ-スタ-休暇)の、半分は義両親宅で過ごします。
よって彼らの庭で1回し、我が家の庭でも行って計2回行うんですよね。
もう息子は大きくなり、今ではこの行事に関心が薄れましたが、チョコレート食べ過ぎなのは、言うまでもありません。
気温が高かった時は、庭に卵を隠すのを忘れた年がありました ( 一一;)。
昼食を食べに戻った息子は、私に「Le lapin de Pâques ラパンパック(イースタ-のうさぎ) 、ウチに来なかった…」としょげたんですよ。
しまった!と思って、彼が午後に学校へ戻った間にス-パ-で卵ショコラを購入し、即卵を隠しました。
そして、学校から帰宅した息子に「さっき、うさぎ見たけど、気のせいかな?あれ、なんか庭に光るもの見えない?」と、クサイ芝居を打ちました。役者やのう…と心の中でつぶやいたのは、言うまでもありません。
え🙄?と庭へ行き、「卵見つけた!」と大喜び。
この風物詩を終えると、今年も無事イースタ-を祝えた、やれやれ!と思っていました。
]幼稚園時代には、復活祭のバカンス前に毎年卵狩りをし、卵を入れるカゴも作りましたよ!
ノエル(クリスマス)と同様に、毎度お約束の伝統行事です。
作ったカゴに先生が卵のショコラを入れてくれ、嬉しそうに持って帰ってきました。
日本では先生にチョコレートを貰うことな無いですよね?私は、それに衝撃を受けました。
私も最初はお菓子を学校で貰うことにカルチャーショックでたが、フランスの幼稚園では、サン二コラ、クリスマス、復活祭のイースターにはチョコレートが貰えます。
※我が地域の小学生は、クリスマスとサン二コラのみです。
下の写真は、息子作成の卵入れのパニエかごです。
春らしい色合いがなかなかキュートですよね。
イースター2025年はいつ? のまとめ
2025年のイースターは4月20日、今年2024年のイースターは3月31日の日曜日でした。
大体3月の半ば辺りから、イースターエッグのチョコレートが売り出され、春の訪れを感じさせる良い季節。
イースターエッグハンド遊びは、週末いたる所で行われていますが、家庭の庭で隠して遊ぶのが一般的ですが、イベントも多いです。
しかしながら冷静に考えると、人が(キリストですけど)一度死んで蘇った事を祝うってかなり奇妙な祭りだと今だに思います。一度死から蘇るって、ゾンビみたいですよね。
それはさておき、フランス旅行するにもイースター辺りは個人的におススメなんですよね!
この頃は夏時間になっており(3月の最終土曜日)、段々と日照時間も長くなるので、夜8時でも暗くありませんよ。
街中のショ―ウィンドの飾りも、カラフルでかわいいので楽しい気分でいっぱい!
春爛漫の行事のパック。機会があればこの時期にお越しになってくださいネ!
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