イースターのうさぎとチョコの関係は?その秘密は鐘の伝説にアリ!


イースターには、街に沢山のパステルカラーの可愛らしい飾りや、店のウインド-にもデコレ―ションされ、クリスマスとはまた違った華やかさで一杯になる時期です。
ノエル(クリスマス)の次に重要な行事で、この時期に食べる特別なお菓子が、あるんですよ!


食いしん坊にはたまらないお祭りですので、旅行にも良い時期だと思います。


今回は、このイ-スタ-で食べられるフランスのお菓子をご紹介します。
この時期に訪れた際のお土産には、可愛いうさぎや卵のショコラを、忘れずに持って帰ってくださいネ!


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イ-スタ-Pâques(パック)で食べるお菓子はどんなもの?

このイ-スタ-をフランス語ではPâques (パック)と言いい、キリスト教の祭りです。
フランスでは、この日は祝日です。
ただ、この祝日は移動祝日なので、※毎年日が変わりますのでご注意を。


※「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため変わります。

Pâques パックと言えば、卵とうさぎのショコラ

代表的なのが、卵型のショコラ(チョコレ-ト)やうさぎのチョコレ-トです。


小さいのから、かなり大きいサイズの卵型ショコラがこの時期に出回っています。
下の写真はフランスのショコラティエ(チョコレ-ト屋さん)Jeff de Brugesの広告からです。
名前にBrugeブル-ジュと付くので、ベルギ-製と思われがちですが、フランスのショコラティエです。


小さいのは、小袋に入っています。カラフルでとっても可愛い!



Pâques パックのうさぎと言えば、やはり大御所LindtリンツのLapinラパンでしょう。
ス-パ-でも、うさぎ小屋のようになって売り出ししています!


家に入るス-パ-のチラシにも、一面に大きく出ています。
こんなに大きく出てる!と、びっくりしましたが、この時期が稼ぎ時だからでしょう。
Lindtの力の入れ様が、この広告からヒシヒシとうかがわれます。

 アルザス地方のAgneau pascalアニョ-パスカル

そして、アルザス地方の隣に住む我がロレ-ヌ地域でも、Agneau pascal(ア二ョ- パスカル)がお菓子屋さんで売り出だされていました。
アルザス語ではOsterlammeleと言うのですが、オステ-ラムルと読むのでしょうか?難しい…。


馴染みの、バゲットがおいしいBoulangerieブロンジュリ(パン屋さん)で買ってみました。
ここでは、名前がAgneau de Pâquesになってましたが、家に帰って調べると、どちらでも呼ぶそうです。



※写真はマダムに頼んで撮らせて頂きました。

食べるのが可哀想なほど、可愛いです!


ここのマダムに「このアニョ-パスカルは、アルザス地方のですよね?」と尋ねたら「この地方(ロレ-ヌ)でもトラディショナルなお菓子なので、食べるのよ」と言われました。

※実はこのAgneau de Pâquesはフランス全土で食べられるお菓子ですが、アルザス、ロレ-ヌ地方はキリスト教信者が多いこと、それ故に現代もなお、伝統的な食事をすることが多いので、他の地方よりもたくさん食べられるとの事です。(義父談)

肝心な味ですが、軽い感触でした。
作り方が動画があったので、載せますね。


うさぎと言い、この子羊と言い、どこから食べるか毎度悩みます。
卵は躊躇なくガブリといけるんですが…。

どうして、うさぎに卵、そして子羊なの?

なぜ、うさぎや卵なの?

これらは、キリスト教の宗教行事、イ-スタ-(フランスではPâquesパック)に関するお菓子だからです。

復活祭を象徴する飾り物は、死と復活を表される卵とうさぎです。
うさぎがシンボルになったのは、実はドイツからなのですが、うさぎは、多産=豊かさ、そして時期が春なので花が咲く=再生をイメ-ジするからと言われています。


卵は、古代よりエジプトやローマ人の間では、すでに春のシンボルとなっておりました。

そして、中世では40日間の断肉期間(四旬節)は、節制の為に動物の油ものや卵を食べる事を禁止されており、解禁となる日が復活祭でした。

このような理由で、この復活祭の時期には、今まで食べられなかった卵型のモチ-フがシンボルとなっている様です。

子羊は?

これも宗教からの由来で、詳細は割愛しますが、キリストが子羊と表されたからです。
復活祭の穢れなき子羊のシンボルは、純粋さと無罪、潔白さです。

鐘(clocheクロッシュ)の形も、イースタ-のシンボルです。

鐘の形のショコラも、このイースタ-時に売り出されているのですが、これも同様、カトリックに関係しております。

子供向けの簡単なお話、「イースタ-の鐘の伝説」がの動画があったので、載せておきますね。
伝説だけあって、摩訶不思議な話です。



動画のお話はフランス語なので、私の訳を載せておきますね。

『毎日、教会の鐘が鳴ります。
月曜日から日曜日まで。
しかし、ある金曜日、鐘は鳴りません。土曜日も。
どうして?どうして、もう鐘はならないの?
なぜなら鐘はロ-マに飛び立ったからで、戻って来るのは日曜日です。
なぜなら、Pâquesパックだから。
鐘はPâquesパックの卵を持って、私たちの庭に落とします。
そして子供たちは、それを拾いに行きます。これがPâquesパックです。
鐘は新たに鳴り始めました。』

結局なぜイースタ-に、うさぎや卵のチョコレ-トを食べるの?

結論から言いますと、謎です。

一説には18世紀のアルザス人とドイツ人が、卵にチョコレートをコ-ティングし始めたのがきっかけで、19世紀には卵全ての形をチョコレートに出来る技術が習得されたとのこと。

一方別の説では、同じく18世紀に誰かがチョコレートをコーディングしてプレゼントしたそうです。

色々調べましたが、18世紀にチョコレートを使って卵に施したのが始まりだというのがわかりましたが、これ!という確信たる説が見つかりませんでした。

一つ言えることは、18世紀では四旬節の時には、チョコレートやほかの甘い物全てが禁止だったので、四旬節後のイースタ-では、待ちに待ったとばかりにお菓子を食べたそうです。

チョコレートもそのお菓子の一つで、卵型に加工する技術が発達し、今日までもチョコレートを食べる習慣が続いているという理由かもしれません。

最後に、楊夫人からあなたへ

この「イースタ-の鐘の伝説」の最後の『これがPâquesパックです』の部分のオチにガクっと来た私ですが、なんだか強引にまとめているような気がしないでもありません。

しかしながら18世紀辺りからチョコレートを食べ続けていつとは驚きですね。
ショコラティエも掻き入れ時の様で、ノエルのパティシエ同様に大変忙しそうです。

あなたもこの時期にフランスに来られたら、卵型やウサギのチョコレ-トを一度ご賞味くださいね!

参考文献:20minutes.fr 、rtl.fr 、sudouest.fr



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