実は8年ほど前に一度訪れていましたが、すっかり忘れ建物の中に入ってやっと思い出した場所でした。
ここは、子供が喜ぶのはもちろんのことですが、ミュ-ジアムショップもなかなかの充実ぶり。
私は展示物そっちのけで、ショップに長居したかったほどです。
そんな大人も子供もみんな一緒に楽しめる、ロンドンの自然史博物館について。
そして、可愛いモノ好きの私の視点で見た、ミュ-ジアムショップについても合わせてお伝えします。
Natural History Museum(ロンドン自然史博物館)
ロンドンで、子供と行く博物館と言えばここ、Natural History Museumことロンドン自然史博物館でしょう。
小さい子から大人まで楽しめる博物館で、とても充実しています。
とにかく広い!じっくり見るには何日必要?と思ってしまいました。
入場するのに、とても混んでいますので早めの到着を!
博物館の建物も素晴らしい。
緑と調和して風格のある趣をしています。
ロンドン自然史博物館はどこにある?
地下鉄の駅で言えば、South Kensington(サウスケンジントン)駅が最寄り駅です。
私達はハイドパークを縦断して、Royal Albert Hall側から歩いてやってきました。
10時から開館なのですが、昨年行った時は10時前から長蛇の列。
今年はそれを見込んで早めに行きましたが、さすがバカンスの7月。
世界各国から旅行に来ているようで、すでに列をなしていました。
並ぶ事30分ほどして、係の人が「別の入り口(Queen’s Gate側)は空いているのでそちらに行って下さい!」と案内があり、それを早よ言わんかい!と思いつつ、移動。
通常は、Cromwell Road側にあるセンタ―の入り口から入館出来るのですが、今回訪れた時は生憎工事中でした。
ですので、私達はExhibition Rd沿いでScience Museum(科学博物館)の隣の入口で並んでいました。
そう、ヴィクトリア&アルバ-ト博物館の向いの入り口のことです。
恐ろしいほどの家族連れでしたが、別の入り口の列もなくすっとは入れたので、もしこのような行列の場合は、どこの入り口が空いているか並ぶ前に係の人に聞いた方が賢明です。
自然史博物館は、かなり広い。
Natural History Museumのweb siteからの地図ですが、こんなに広いのです!
おおまかに、4つのゾ-ンに分けられていますが、全部見るのはしんどそう。
7歳の我が息子は、1ゾ-ンだけで息切れ。
それも1ゾ-ンくまなく見たという訳でもなく、午前中で飽きてThe end。
カフェも興味があったので、行きたかったんですが、疲れた息子連れでそんな余裕もありませんでした。
特にもっと小さいお子さん連れの場合で、動物にすごく興味ある子以外は、全部見ようとせずに興味のあるゾ-ンに絞って集中的に見た方が、しんどくんさそうです。
行く前に、地図をコピ-して持参なさるとベタ-。
帰ってきてから気づいたことですが、サイトにPDFでマップをダウンロードできました。
おむつを替えるスぺ-スもあるので、家族で来るには本当に持って来いです。
Blue Zoneのくじらに圧倒される
Blue Zoneの名物の一つは、大きなクジラでしょう。
初めて見た時は、デカ!とびっくりしました。
横から見ると迫力あります。
ほかにも色々動物のはく製が展示されています。
ちょっと生々しくて怖いものの、皆さん写真をバシバシ撮ってました。
このクジラがいるコ―ナ-は人が多いので、気になる所だけしっかり見て、別のコ-ナ-サっと移動。
ここはガラス張りの棚が両サイドにあり、その中に入っている、はく製を鑑賞。
どんな動物か展示されているかと言いますと、こちらはイヌ科というのでしょうか?
“DOGS”と表記されている棚です。
そして、迫力のあるこんな動物も。
百獣の王、ライオンも。
このライオンは優しい表情をしていました。
このコ-ナ-はガラス張りなので、小さいお子さんを歩かせても、手に触れる事が出来ないので安全ですよ。
この次は人気のセクションこと、恐竜セクションに向かいました。
人気の恐竜セクションでは動く恐竜がお出まし
ジャジャーン!動く恐竜がお出迎え。
効果音や光でカッコイイですが、実際はあんまり怖くないです。
怖くないせいか、かぶりつきで見ていました。
子供達も至って普通。
幼心にも作りものとわかったのでしょうか。
この小部屋から出会た後は、画面を見ながらクイズにチャレンジ!
でも英語です。
ですが、とても簡単なので息子にもわかりました。
フランス語の単語は英語に似ていますしね。
3人一緒にゲーム出来ます。
ボタンとスティック式のコントローラーで操作していましたが、なんだかクイズ番組みたい。
本物のような恐竜も展示されています。
映画「スターウォーズ」に出て来そうではありませんか?
恐竜セクションも結構な広さなので、途中で中だるみもしてきます。
ここまでで入場から2時間ほどでした。
集中力が無くなってきた息子も、息切れ。
もう帰りたいと言い出しました。
折角朝並んで入ったのに~!?と思うのは親で、子供にとってはどうでも良さそう。
そんな彼をなだめすかして歩いていたら、出会ったのがこちら。
エスカレーターの行く先には火星の様な、赤い惑星が!
内部はこんな感じです。
剥がれそうな内装ですが、一体どこに向かうのか!?
降りた先にあるものは何?と知りたかったのですが、息子はただエスカレーターに乗りたかっただけで、また1階にUターン。
結局2階は見れず仕舞い…とほほ。
そして息子は、”ロンドンで、ぬいぐるみ1つプレゼントする”と、夫が言ったのを思い出し、ミュ-ジアムショップもへ向いました。
あ~私はもっと展示物が見たかった、涙。
大人も喜ぶミュ-ジアムショップ
大人の見どころと言えば、展示物もそうですが、忘れてはならないのがミュ-ジアムショップ。
この博物館にはミュ-ジアムショップがいくつかあるのですが、まずはこの上の写真のセンタ―エントランス横のメインのショップ(Museum shop) からご紹介します。
ナショナルヒストリーミュ-ジアムショップグッズと言うよりも、イギリス土産っぽいですが、なかなかシャレた物が置いています。
お土産はここで購入するのも良さそうですよ。
こちらは50パ-セントオフのもありました。
ミュ-ジアムショップでもディスカウントするんですね。
こちらの商品はデザインが細部まで細かくて美しかったです。
美しい蝶のモチ-フグッズ。
とにかく色使いが絶妙です。
天然石やパワ-スト-ンもありました。
大きい玉が欲しかったですが、持って帰るのに難儀するので諦めました。
植物がモチ-フのアクセサリーもあります。
ヴィクトリア&アルバ-ト博物館にもありそうなステキなデザイン。
グッズの中で、これイイんじゃない?と思ったのがCressida Bellデザインの物。
彼女はテキスタイルやイラスト、そしてケ-キのデコレーションのデザイナ―。
自然をモチ-フにしたものが多いです。
こちらのシルク地のシフォンスカ-フは、なかなか良かったですよ。
ステキでしたが、母から「首は一本や」と常々言われているのを思い出し、諦めました。
このミュ-ジアムショップの目玉の一つは眼玉の一つはズバリ、ぬいぐるみでしょう。
所狭しとぎゅうぎゅう詰め、山ほどあります。
ぬいぐるみ好きなチビッコには、ウハウハなはず。
小さいぬいぐるみも作りも良く、危うく私も買いそうになりました。
こちらはぶら下り系。
手長猿の表情もかわいい。
小さなお子さんなら、引きずりそうな長さなのでご注意を。
この鳥、すっごくかわいくないですか?
このぬいぐるみが、このミュ-ジアムショップの中で私の心にグっときた一番でした。
プクっと膨らんだお腹と、全体的に丸い佇まいがポイント。
置いてある棚も葉っぱモチ-フでステキなんですよ。
海に関するぬいぐるみは、アザラシが可愛かったです。
ときどきブラックジョ-クの効いた、4コマ漫画の「少年アシベ」を思い出しました。
アザラシのゴマちゃんのかわいさはモチロンのこと、味田&完治コンビが好きでした。
誰が買うの?と思うようなものも。
このジイさんのぬいぐるみ、欲しい子いるんでしょうかね。
息子が選んだのはよりによってかさ張る恐竜。
どうしてこれにしたの!?と聞いたら、
「Parce qu’il est très mignon! だって、すっごくかわいいから!」
どこが!?と突っ込んだのは言うまでもありません。
よくわかりませんが、これを持って離しませんでしたので、買って貰った息子は大喜び。
ちなみに、このぬいぐるみはMuseum shopで買いましたが、恐竜セクションの前のDino Storeでも販売しています。
これは頭部の後ろから手を入れる部分があり、そこから恐竜の口をパクパク動かせるんですね。
それが楽しかったのかもしれません。
この首の後ろ、ここから手を突っ込みます。
アップで見ても、かわいくないでしょ?
しかし、可愛そうなのは義母で、息子は彼女の顔にパクっと噛み付かせて、驚かせていました。
そのリアクションに息子、さらに大喜び。
ちなみに、こんな大きいぬいぐるみですが、そんなに高くありません。
リ-ジェントストリートにある、大きなおもちゃ屋さん「Hamleys」にあったぬいぐるみに比べて、ここは安いなと印象を持ちました。
お勧めショップはここ、Cranbourne Boutique
Cranbourne BoutiqueというショップがRed Zoneにあるのですが、私はメインのMuseum shopよりこっちの方が好みでした。
なぜかというと、セレクトショップの様な品揃えだったからです。
こちらは、子供向けの物は本ぐらいしかありません。
インテリアショップのような品揃え。
Museum shop同様の品もありますが、ここでも買いそびれたイギリス土産も買えます。
寒かった場合には、コートや服も調達出来ます。
なんとなくフレンチシックな洋服。
アクセサリーは、これがとにかく可愛かったです。
モロ私好み。
今思えば、ウサギのネックレス買えばよかった…。
ですが、ちょっとチャ-ムが大きかったんですよね。
こっちはシックなアクセサリー。
お部屋の壁に掛けるのに良さそうな雰囲気のある絵。
とっても細かく描かれているんですよ。
ナチュラルなお部屋にピッタリ。
美しい絵が描かれた絵本の数々。
人気の天然石コ-ナ-。
みなさん楽しそうに選んでいらっしゃいました。
こちらには天然石を使ったネックレスも。
そして、美しい大きな天然石の置物。
もっと見たかったですが、時間切れ。
この他に、Wildlife Photographer of the Year shopという別のショップもあったのですが行けず仕舞い。
来年リベンジしてきます。
番外編:ちらっとだけ見たサイエンス・ミュージアム(Science Museum)
Natural History Museumのとなりにある、サイエンスミュ-ジアム(Science Museum)。
ここは、7歳の息子には少し高度過ぎたようで、入ってすぐに出てたいといい出しました。
あと数年は無理かなあ。
ここも無料なので、試しに入ってみてください。
このサイエンスミュ-ジアムは、そんなに混んでいませんでした。
最寄り駅:地下鉄South Kensington駅
営業時間:毎日10:00~17:50(最終入場時間は17:30)
H P:nhm
館内地図:map
ナビアプリ:アプリ
OnlineShop:nhmbuy
Shop HP:nhmshop
参考文献:nhm.ac.uk,nhmshop.co.uk,cressidabell.co.uk,
ただ、やはり広いのでここは欲張らず、事前に行きたい所を絞っていくに限ります。 この博物館にはベンチも多いので、疲れたら座ってお水を飲ませたり休憩出来ます。 子供を喜ばせる為に連れてくるのもいいですが、大人一人で見学するのもオツなものです。 あと建物が立派なので、ここもじっくり見て頂きたいポイントでもあります。 おまけに、かなり充実したミュ-ジアムショップですので、ショップ見学の時間を別に確保しないと、スケジュ-ルに狂いが生じそうなほどですよ。 子供も大人も楽しめる、Natural History Museumで新しい発見をなさってくださいね。
なかなかどうして侮るなかれ。
とくに子供によっては集中力がありませんので、グズったら一回引き上げましょう。
どうしても無理そうだなと思ったら、また次の日に来るという風に、気分を切り替えるのをお勧めします。
特に動物好きでもない私ですが、見れなかったレッドゾ-ンの鉱石&宝石セクションと宇宙セクションは次回かならず見に行きたい!と思っています。
観光客用のお土産屋さんは、値段の割に微妙なものが多いので、この博物館で調達しておくとGood!
フランスから行く、国内外の旅行のまとめぺ-ジはこちら。
一人でぶらぶら巡る、ロンドンで見つけた可愛いモノについて、家族旅行で訪れた観光地の記事なども載せています。
⇒フランスでプチ旅行 まとめページ
😘 ロンドン旅行のお得情報 😘
◆計画を立てる前に、海外旅行プランを一括依頼してみませんか?◆
「タウンライフ旅さがし」では、無料であなたにぴったりの旅行プランの提案をもらうことができますよ!
ロンドン以外のイギリスの地方やヨーロッパ諸国巡りのよくばり旅行プランも提示可能。
あなただけのオリジナルツアーを、話し合いながら作成も出来ます!
コメント