ヴィクトリア&アルバート博物館のカフェはモリス、ギャンブルルーム?

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A以下省略)は、私の大好きな博物館です。

博物館の展示品も素晴らしいですが、それとかわいいモノ好きには同時にミュージアムショップとカフェが一番の目的と言ってしまってもいいぐらい、ここのカフェの空間が好き!

 私は長い間、このV&Aのカフェでお茶を飲むのが夢でしたが、それが叶ってウイリアムモリスの部屋にしました。

実はいくつの場所でお茶出来ますが、今回はゴージャスな雰囲気のGamble Room(ギャンブル・ルーム)で部屋に行ってきました。 そんな博物館の様子とカフェ、そしてお土産を買うためのミュージアムショップのレポ-トいたします。

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ヴィクトリア&アルバート博物館はどこにある?

V&Aは、South Kensington地区で、Hyde parkの下の中央あたりです。 昨年は滞在したホテルが地下鉄Bayswater駅付近でHyde parkにとても近かったので、Hyde parkを縦断しました。 大きいHyde parkですが、縦断するだけなら15分ほどで渡り切ることが出来ました。 途中、公園内にいる野生のリスに出くわして、写真取ったり遊んでしまうと、もっと時間が掛かるので要注意!って昨年の私だ…。

地下鉄で行く場合

今回は地下鉄デザイン・ミュージアムから直接V&Aに向かったので、地下鉄に乗りました。 夫には歩いて行けるよ!と言われていたので、受付のお姉さんに行き方を尋ねると「ちょっと距離があるから地下鉄乗った方がいいわよ」と言われ、地下鉄で黄色のCircle Lineで2駅のSouth Kensington駅で下車しました。 ※私は英語が話せないので、フランス語で尋ねました(^^;。 South Kensington駅は大きな駅で、地下鉄の出口より看板の表示を見ながらひたすら地下道を歩きました。 そして地下の入口よりV&Aへ入館。 地下鉄で行きましたが、地図を見たら歩いてでも十分行けそうな距離です。 私はこの日の夜にミュ-ジカルを見る予定があったので、体力を温存しておこうと思い、電車に乗りましたが、天気の良い気持ちいい日なら歩いて行くのも良いと思います。

広いヴィクトリア&アルバート博物館の鑑賞のポイント

V&Aは広いです。 大英博物館ほどではないにしろ、広くて展示品が多いですから、前もって見たいセクションの場所を要チェック。 地図はネットで事前にコピ-して持参し、行きたい所を印付けておくと分かり易いですよ。 スマホ見ながらでも良いですが、少し重いので紙の方がいいかもしれません。 一階のエントランスホールは吹き抜けです。 常設展示場と特別展があり、常設展示場はアジア、ヨ-ロッパ、アメリカ、モダンやそれぞれの時代や、ファッションに食器などのマテリアル等も、じっくり見ると軽く1日は掛かりそう。 これはファッションのセクション。 時代ごとに作品が展示されていて、有名デザイナ―の作品も展示されているので、ファッション好き&オシャレ好きさんにはぴったり。これはDiorの作品ですが、ウエストの細さに改めて驚きます。 このドレスは、サイズの小ささに驚きました。 150㎝の私でも小っちゃ!と思ったほどです;おまけに細い…。 年代は失念しましたが、19世紀頃のドレスでしょうか。 このアイアンばかりのセクションが良かったです。 鉄ですが優美で、家に備え付けるならどれがいいか?と真剣に考えてしまいました。 彫刻セクション。 どの作品も素晴らしかったです。 私の好きな五木 寛之& 塩野 七生 (著)のエッセイ本「おとな二人の午後」に書かれてあった一文で、五木さんが「命がけで盗むならどれを盗むか?と考えながら見る」と仰ってましたが、まさにBonne idée ボニデ(Good idea)!。 このセクションだったら、このエンジェル盗むなあ。 盗んでも家に置く所ないですけど。 と、まあごく一部をご紹介しましたが、他にも素晴らしい作品が沢山展示してあります。素晴らしい作品の数々も、あまりにも長時間見ると疲れてきて、何が何だかわからなくなってきませんか? その防止として昨年から思い切って割り切り、今回はココとココのみ!と少なくして集中して見るようにしてみました。 今回のお目当ては、常設展示場ではなく特別展のバレンシア展。 今年は時間が無かったので常設展示場は、どこも見ずに割愛しました。 ※常設展示場の写真は昨年10月のものです。

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特別展もあり、今回はバレンシアガ展

特別展は期間によって色々開催されていて、今回はバレンシアガ展。 これも今回の、旅のお目当ての一つでした。 1950~60年代を中心とした作品の展覧会でしたが、この時代のファッションが特に好きなので、思いっきりこの時代のスタイルを堪能しました。 1960年代と言えばマリー・クワント、クレージュも大好きで、あの雰囲気をもつバレンシアガのデザインもいくつかあり、着たいなあ、可愛いなあとトキメキました。 今見ても全く古臭く感じない、上品でエレガントなデザイン。 このピンク色の花柄と、バックのベージュの生地が、このデザインにピッタリです。 スカ-トの裾もそうですが、特に手首のフレア-のシルエットに優雅さを感じます。 シックですが、どことなく可愛いんですよね。 あ~こんな服が似合う人になりたい! 見て下さい、この2つのドレス。 左はコ-トの様ですが、右のボールのようなドレスはまるでコム デ ギャルソン!?驚くほど現代的で、どうしたらこんなデザインを描けるのでしょう? このピンクのドレスもそう。 フリルがコートの様ですが、これはどんなパタ-ンなのか気になりました。 あえてこのデザインにこのピンクを選んだんでしょうか? この色とデザインがピッタリ!可愛い。

V&Aに来たら、カフェに行ってみよう!

V&Aにある室内カフェ&レストランは、上の写真の建物です。 常設展示場とは別の建物にあり、中庭を挟んだ向かいに位置してます。 もちろん、良い天気の日は外のテラスに出てお茶することも出来ますし、食べ物を持参すれば中庭で食べる事も出来ますよ。 よちよち歩きのチビッコと一緒なら、中庭でピクニックがお勧めです。 テラスでお茶も気持ちが良いですよ。 カフェ&レストランは4つのスぺ-スがあり、私はその中の2つに行きました。 一つはシックなウィリアムモリスの部屋で、もう一方はゴ-ジャスな雰囲気のGamble Room(ギャンブル・ルーム)。 レストランでの注文から着席する方法ですが、セルフサ―ビス式で、自分で好きな物を注文して受け取り、会計に行って支払ってから座りたい場所を選ぶフリ-スタイル。 下の写真の様に、食べ物や飲み物などそれぞれ場所が分かれているので、分かり易いですよ。 温かい食べ物もあり、他にはサラダやデザ-トのセクションもあります。 壁に冷たい飲み物、コ-ヒ-&紅茶、ケーキとそれぞれ場所が書かれてあります。 お茶だけでも頼むことが出来るので、食べなくてもいいですよ。 会計場所はゴ-ジャスなジェイムズ・ギャンブル(James Gamble)が仕上げたギャンブル・ルームの一口にあります。 やはり正午ぐらいから混んできます。 支払いを済ませたら、深いグリーンの内装のウィリアムモリスの「Morris Room(The Green Dining Room)モリス・ルーム」にも行けますよ。 昨年はこのモリス・ルームで、昼食にサラダと紅茶を注文しました。 価格は、物価の高いロンドンにしてはまあまあで、びっくりするほど高くはありませんが、安いというほどでもないという価格。 室内が重厚な雰囲気とは裏腹に、カジュアルなレストランという感じです。 観光客が多いので、気負わなく気楽に入れます。 この他にエドワード・ポインター(Sir Edward John Poynter)の仕上げた「ポインター・ルーム」とモダンな部屋もあります。 両方チラっと覗きましたがお勧めはやはり、モリス・ルームモリスル-ムかギャンブル・ルームでしょうか。 今回座ったギャンブル・ルームはこんな感じ。 ここに座って、まずは辺りを見渡します。 天井が高いですし、こんなところでお茶飲めるなんてすごい!と思ってしまいました。 お昼近いと昼食を取っている人が多いですが、午後3時ぐらいではお茶飲んでる人が多いです。 私は今回お昼にお腹が空かなかったので、外で座って持参したグルテンフリーのおせんべいを少し食べていましたが、途中で雨が降って来たので、慌ててこのカフェに逃げこみました。 紅茶は、ダージリンなどいつか種類を選べて、私はア-ルグレイにしました。 レモン、ミルクに砂糖は、レジの横に置いてあるので自由に取る事が出来ます。 ポットで出てくるので、2杯は飲めますよ。 紅茶の値段は2.65ポンド(1ポンド=142円とすると約376円) ここで紅茶を頼み、ゆっくりとこの後のスケジュ-ルを確認しつつ、まったり過ごしました。 長居してもなにも言われないのも良いところ。子供用の椅子もあるので、雨の日でも家族揃ってここで昼食を取れるのでお勧めです。

ミュ-ジアムで美を吸収し、ショップでお土産探し

私が毎回ロンドンに来て楽しみにしている一つが、V&Aのミュージアムショップを見ること。結構な広さのミュージアムショップで、ここもデザインミュージアム同様、ちょっとした雑貨店よりも充実している品揃え。 どれもセンスのいいものばかりなので、買わなくてもショップグッズを見るだけでワクワクです。

ウイリアムモリスデザインの小物

リバティ好きな方ならきっと楽しめると思います。 特にウィリアムモリスデザインしたプリントグッズが目玉のようで多く販売されていますよ。 例えば、スカ-フやキッチン雑貨。 こちらは布巾ではなく、たしかスカ-フだったような…。 クッキ-や文房具に、プレ-ト。 写真下にもあるプレ-トは、カフェで使われていたものと同じデザイン。 これステキだったので買えばよかったと、ちょっと後悔。 かわいい生地のキ-ホルダ-もあります。 日本ではウィリアムモリスの掛け布団カバーもあるんですね、いいなあ。V&Aのマグカップも楽天で発見しましたが、博物館で見なかった商品も数多くありましたマスキングテープは部屋のアクセントに使えて便利そう、安いし買おうかな。

アクセサリー

小物のほかには、アクセサリーも個性的な物がたくさんありました。 このソラマメのアクセサリーが本物の様なリアルな形で印象的でした。 次は大ファンのAnd Maryのアニマルアクセサリー。 昨年はうさぎのピアスを購入し、今回はトイプードルのピアスが欲しかったのですが無く、キツネにしました。 ピアスはこんなキレイな箱に入れてくれます。 ウサギの頭は1.3cm弱ほどの大きさです。 今回購入したキツネはウサギより小ぶりです。 甘くないCoolな顔つきに惹かれました。 大きさを比べるとこんな感じです。 キツネの方がリアルな顔つきがします。

食器類やオブジェ

オブジェや食器類は棚に飾ってあります。 昨年とまた飾り方を変えたようでした。 食器もスタイリッシュなものが多かったです。 日本風の食器もあり、フランスでも最近よく見かけるので人気がうかがわれます。

民芸調インテリアもあります

アジア風デザインのスカ-フ、オブジェなども、なかなかいい味出してます。 こちらは日本のデザインです。 イギリスのV&Aのショップで日本のデザインの物見ると、新たな和の魅せ方が出来そうな気がします。 このショップだけでも、色々デザインや造形の美しさを感じる事が出来る物が置いていますよ。  

Victoria and Albert Museum
住所:Cromwell Road, London, SW7 2RL 最寄り駅:South Kensington 営業時間:月~木、土、日10時~17時45分 金曜日のみ10時~22時00分 ※閉店時間の15分前まで入場可能。 休日:12月24,25,26日 入場料:無料。特別展のみ有料 V&A HPv&a.uk V&Aカフェ:v&a.cafe V&Aショップ:v&a.shop

引用、参考文献:V&A,五木 寛之& 塩野 七生 (著)「おとな二人の午後」、

楊夫人
V&Aは、宝石、テキスタイル、モードが好きな方でしたら、何度行ってもグっとくる博物館でしょう。 実は私も今回で3度目の訪問です。 その時期によって興味のそそる展覧会がある時もありますし、無い時は常設展示場の好きなセクションをもう一度見たり、いつも飛ばしていたセクションをじっくり見たりと楽しめます。 そしてリバティ本店に行く前に、ここでお土産チェック! リバティにもモリスデザインのテキスタイルで作られた小物など置いてありますが、V&Aも侮るなかれ、またリバティとは違った雰囲気の物もあるので、ここはショップを見る時間も計算に入れておくと安心です。 そして、折角なのでカフェも是非ご覧になってくださいネ。 素晴らしい内装の部屋でお茶を飲んだことは、思い出に残ること間違いなしです!
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