フランス旅行した時、旅先から美しい絵はがきを出してみたい!と思ったことありませんか?
もしくは、お土産が多すぎて、日本へ即送ってしまいたい!という場合もありますよね。
このようにフランスの郵便局から日本へ手紙を出したり、品物を送ることが出来ます。
この記事は送料を中心にお届けしますが、毎年1月1日に送料の価格改定されるんですよね。
今回は2022年の改定価格と、フランスの郵便局の営業時間や、最寄りの郵便局の探し方についてご紹介します!
※2022年1月10日記
2022年度のフランス郵便の送料改定金額は?
フランスの郵便局は毎年1月1日に値上げしております。
2014年までは、2㎏まで安く送れるPaquet Prio Internationalというカテゴリーがありましたが、価格改定と共になくなりました。
それでは次にフランスから日本へ送る、国際郵便の2022年度価格改定版を紹介します。
LETTRE PRIORITAIR INTERNATIONALE 通常通便
LETTRE PRIORITAIR INTERNATIONALEとは、 通常郵便のことです。
※重要ではない普通の手紙なら、この通常郵便の追跡なしで十分です。
住所さえ間違いなく、そして大きく赤文字で「JAPON」と書けば大丈夫です。
このカテゴリーは2つの種類があります。
・追跡アリ(LETTRE SUIVIE INTERNATIONALE)
重要な書類でなく普通の絵はがきでしたら、追跡ナシでいいですよ。
通常郵便の送付サイズ
・手紙(厚さ3㎝以内の小包)
はがき最小サイズ:14 x 9cm、
はがき最大のサイズ:23,5 x 12cm
・封書の最大の大きさ
縦 + 横 + 高さ = 90cm (長辺 = 60cm以内)、厚さは3㎝以内
絵はがきや普通の手紙は、このカテゴリーですよ。
通常郵便料金(Tarifs Lettre prioritaire internationale )
重さ | 追跡ナシ(STANDARDS) | 追跡アリ(SUIVIS) |
---|---|---|
20gまで | 1,65 | 4,15 |
100gまで | 3,30 | 5,80 |
250gまで | 8,00 | 10,50 |
500gまで | 12,20 | 13,00 |
2000gまで | 21,50 | 24,00 |
]実はこの、2000gまで範囲一番大きく、501gと2000gの送料は料金は同じ!
範囲ギリギリ送るとお得ですよ。
La poste通常:https://www.laposte.fr/tarif-lettre-prioritaire
La poste追跡:https://www.laposte.fr/tarif-lettre-suivie
フランス語で切手を買う時の言い方
切手を買いたい時は、以下のフレーズで尋ねてみてください。
ジュヴ ドレ アン タンブル プ- オ ジャポン
「日本へ送るための切手1枚下さい」
このように言って下さい。
日本へ送付する切手は「monde=世界」のカテゴリーになるので、その切手を売ってくれますよ。
「日本へ」と言わないと、フランス国内発送向けの切手を渡されます!!
『timbre』は切手という意味で、『un timbre』は「切手一枚」ですが、ここを以下の表の枚数に変えると複数買えます。
枚数 | フランス語 |
---|---|
1枚 | un timbre アン タンブル |
2枚 | deux timbres ドゥ タンブル |
3枚 | trois timbres トワ タンブル |
4枚 | quatre timbres キャットゥ タンブル |
5枚 | cinq timbres サンク タンブル |
6枚 | six timbres シス タンブル |
7枚 | sept timbres セットゥ タンブル |
8枚 | huit timbres ウイットゥ タンブル |
9枚 | neuf timbres ヌフ タンブル |
10枚 | dix timbres ディス タンブル |
それ以上は、こちらの数字の記事に書いています。
https://monpetitcahier.com/archives/2524.html/
次はハガキや封書より厚みのある小包を送る時の、料金をお知らせしますね!
フランスからコリッシモCOLLISIMO(小包)で送る料金
荷物の厚さが3㎝以上のものは通常郵便の枠から出てしまい、コリッシモ=小包扱いになります。
そして金額がグっと上がりますが、重さは20㎏まで送れます。
フランスから世界中に送れますが、送料は3つのゾ-ンに分かれていますが日本はゾ-ンCです。
2022年度のCOLISSIMOコリッシモの料金
重さ | 料金 |
---|---|
0.5kgまで | 28.55 |
1kgまで | 31.75 |
2kgまで | 43.65 |
5kgまで | 63.90 |
10kgまで | 120.80 |
15kgまで | 171.70 |
20kgまで | 209.30 |
※単位はeuroです。
コリッシモ:https://www.laposte.fr/produits/article/tarifs-consulter-le-catalogue-integral
通常郵便と、コリッシモの金額の違いは?
通常郵便とコリッシモの金額の一番の違いは、重さと小包の厚みです!
厚みが違うと、通常郵便とコリッシモの金額の差がかなり変わります。
同じ0.5㎏でも厚みの違いで、通常郵便の追跡なしの場合では12,20eurosでOKですが、3㎝以上になると28.55euros!
この差は大きいので、梱包する時はなるべく平たくしてくださいね。
そうして出来るだけ、送料の安いLettre prioritaire(通常郵便)のカテゴリ-に入る様に梱包して下さい。
梱包のコツ
例えば、本の場合は重ねず3㎝以内なるよう梱包します。
複数ある時は、個別で3㎝以内に分けた方が安くなる場合もアリ。
CDを複数送る場合は、重ねずに同じ高さに平たくし、プチプチに包んで送りましょう。
まずはラップで、ピチっと固定してからプチプチで包装すれば、隙間が出ず厚みもなく仕上がります。
送る前に定規で梱包後の品物の厚さを図ってみてくださいね!
引用文献:laposte.fr
laposte.fr Plaquettes tarifaires
では、次に最寄りのフランスの郵便局の探し方や、営業時間についてお伝えしますね。
フランスの郵便局 La Poste ラ ポスト
フランスの郵便局はLa Poste ラ ポストと言って、モノを送るには郵便局が一番手頃!
ただ、日本に比べて、とても送料が高いのがネックなので、ちょっと工夫が必要です。
毎年送料が値上がりするので、2022年度の改定金額や発送のコツを、ご紹介しますね。
それでは最初は一般的な郵便局の営業時間と、それぞれ営業所の営業時間の調べ方をお伝えします。
フランスの郵便局の営業時間
実は郵便局の営業時間は、全ての店舗が同じではありません。
それぞれの営業所によって異なるので、事前にサイトで確認してくださいね!
市の大きな郵便局は、以下のように呼ばれます。
- Bureau de Poste PRINCIPAL
- Post Office Group Network Grand Public
- La Poste Groupement Réseau Grand Public
では次に、パリで郵便局を探す検索の仕方をお伝えしますね。
パリの郵便局を探す方法
実はすごく簡単で「la poste paris」とla poste(郵便局)の後ろに市名を入れて検索します。
Googleの地図で郵便局のある所がいくつか出てきますよ。
他には、たとえばリヨンだと「la poste Lyon」と検索して下さいね。
に各々の住所と営業時間が掛かれていますので、行く前に確認してみてください。
大きい郵便局の営業時間例
大きくて荷物が集会される郵便局では、大抵閉店までノンストップ営業しています。
ですが田舎の小さい郵便局では、昼休みがあり閉まっている可能性があるのでご注意くださいね!
例えば、私の家の一番近くの大きな郵便局の営業時間は、以下の写真のような感じです。
写真下のように、こんな感じで郵便局の門の近くに貼ってありますよ。
この時間帯も上からテープで改定されているように、年々変わる場合があります。
去年の営業時間と今年の営業時間が変わっている場合があるので、ご注意を。
・月曜日 9時~18時
・火曜日 9時~18時
・水曜日 9時~18時
・木曜日 9時~18時
・金曜日 9時~18時
・土曜日 9時~12時30分
・日曜日 定休日
さすがに大きい郵便局では18時まで営業までと長時間開いています。
ですが、土曜日は午前中のみで、日曜日が閉まっているところが日本と異なる所です。
小さい郵便局の営業時間例
私の住まい付近の、小さい郵便局の営業時間はこんな感じです。
お昼は2時間閉まっているんですよ。
・月曜日 9時~12時,14時~17時30分
・火曜日 9時~12時,14時~17時30分
・水曜日 9時~12時,14時~17時30分
・木曜日 9時~12時,14時~17時30分
・金曜日 9時~12時,14時~17時30分
・土曜日 9時~12時
・日曜日 定休日
もしわからない場合は、午前中の10時から12時まで、もしくは午後の2時から4時半までに行ってみて下さい。
この時間帯を狙えば大体営業していると思うので、チラっと覗いて見て下さいね。
最後にフランスの郵便局の営業時間ついてまとめ
旅先からハガキを出すのは素敵ですよね。
フランスから日本へハガキを送るのは、切手を買って貼るだけなので簡単です。
最寄りの郵便局を探して、きれいな切手を貼って投函してみてくださいね。
そして、フランスの郵便局は、昼に2時間の休憩があるところがあるので、注意してくださいね。
もし、ハガキ以外にちょっとした物を送る場合は、通常郵便のカテゴリ-に収まるように梱包するのが、送料を安くするポイントです。
フランスの郵便局を活用できれば、旅の楽しみもワンランクアップ!
気軽に試してみてくださいね。
フランスの郵便局内にある、クレジットカ-ド払いも可能な販売機の使い方はこちらをご覧ください。
⇒La posteでフランスから日本へ送る方法。 販売機の使い方を教えます。
フランスのバレンタイン限定切手や美しい記念切手、フランスの代表的なマリアンヌ切手の買い方については、こちらをご覧ください。
⇒フランスの切手の買い方教えます!買うならやっぱり2月でしょう。
コメント
la Posteのあれこれを調べていて、こちらのサイトにたどり着きました。教えていただきたいのですが、Colissimoに関して、2021年から10kg以上の枠がなくなるとの噂――日本人のブログおよびフランス人からのメール――を聞いたのですが、真偽のほどはいかがなのでしょうか。お知らせいただけると幸いです。
はじめまして、村田さん
コメントありがとうございます。
申し訳ありませんがこのご質問は、直接la Posteにお聞きくださいませ。
それが一番確実です。
突き放すようなお返事で大変恐縮なのですが、私はla Posteの職員ではないので、詳しい状況は存じ上げていません。
そこをご理解頂けると大変ありがたいです。
私自身、住まい付近のla Posteがなくなって以来、ほとんど荷物を送らなくなってしまいました。
大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。