フランス語の花の名前はフェミニン!独特の風味付きの解説でご紹介

名づけ方法は色々ありますが、花の名前を名付けにすると、とても女性らしくて素敵です。

フランスでは女の子の名前を花の名前にするのも人気で、私は小さい子供に関わる職に就いているので、名前のリストを見ても実感するんですよね。ああ、この子もお花の名前だなあ~と。

時々カブる名前もある程、人気の花の名前もあるほどです。
そこで、今回はフランスの花の名前で、女の子の名前に使われる名前一覧をご紹介します。

  • フランス語の女の子の名前の中で、お花の名前だけ知りたい
  • 名づけで困っているから、とにかく数多く知りたい!
  • フランスの花の名前だけじゃなく、その意味や特徴もあれば嬉しい

このような気になる疑問にお答えしますね。
お国柄が出る名づけ。こんなお花も女の子に名前に使うんだなあ!と、この記事で新しい発見があると嬉しいです。

植物なので、美しいお花の中に毒性もあります。かわいいだけじゃないピリっと小股の切れ上がった女性に特にピッタリでしょう。

では、これから一緒に見ていきましょう。

参考文献:https://www.pampers.fr
https://www.gerbeaud.com/
https://www.parents.fr/
https://madame.lefigaro.fr/
https://www.filae.com/
https://www.journaldesfemmes.fr/
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フランス語の花の名前 AからH

フランス語 花 名前
花の名前だけフランス語の女の子の名前があるのでは?と思うほど、花の名前が多いです。

特に最近フランスの名づけの流行は短い名前なのですが、お花は女の子の名前に安定した人気が伺えるほどよく聞く名前なんですよね。根強い人気なのであまり流行を感じません。

と、そんな名前とそれぞれの意味やお花の特徴も加えて表にしてみました。
お花の特徴を見ると、お子さんのキャラクターにあった名づけをしやすいと思います。

花言葉や花の詳しい意味は、こちらの記事をご覧くださいね。花の意味は一つではなく複数あるものも多いんですよ。こちらは探しやすい日本語のあいうえお順に表で書いています。

https://monpetitcahier.com/archives/7679.html/

多いので4つに分けてご紹介しますね。
ではまず、AからHご紹介します。
※2つ名前があるものは、同じ花ですが両方の名前が使われます。

フランス語の
花の名前
花の意味や特徴
アカシア
Acacia
アカシアの語源はギリシャ語の「トゲ」。
草食動物から木を守るために葉がとげのようになっていることのが所以。
アライス
Alysse
アリッサ
Alyssa 
6月から9月にかけて、白またはピンクの小さな花を咲かせる。非常に濃密なパープルピンク、淡いピンク、非常に芳香。
アモンドゥ
Amande
アマンディーヌ
Amandine 
アーモンドの木は、非常に香りのよい淡いピンクや白の花で覆われ、その後少しずつ葉で覆われてから、アーモンドの実になります。
Amandine(アモンディヌの方が近いかも)が平凡な名前だと感じる場合、Amandeをおススメします。
アマリリス
Amaryllis
この名前は「輝く」という意味のギリシャ語に由来。この花のような女の子の名前は、喜びを感じさせたり、美しい微笑みを持つ子供に似合うでしょう。
アネモンヌ
Anémone
大きな花びらを持つ、非常にカラフルな花を咲かせます。
アストゥリAstréeギリシャ語で「星」の意味。花の形はさまざまで、デイジーのようなものもあれば、菊のようなものもアリ。一般に、花弁はかなり長く尖っており、それが星のように見えるのが由来。花色は青、紫、白などがある。
アザレ
Azalée
Azalée(ツツジ)はシャクナゲ科の植物で、春になるとピンクや紫の花を咲かせる。この名前は常に美しい色彩を思い起こさせるに違いありません。
カシア
Cassia
南アジア原産で、その名の通り黄色い花を長く垂れ下がって咲かせます。ブロンド、もしくは色素の薄い髪を持つ小さな女の子に、特に理想的な花の名前です。
クレモンティーヌClémentineオレンジとマンダリンの雑種の実。オレンジの木に似た白い花を咲かせ、同じように心地よい香り。また「慈悲を示す人」を意味するClémentの語源に由来。このことから、器の大きな女の子に理想的な花の名前といえる。
シンシア
Cynthia
シンシアはヒヤシンスを指すので、実際には花の名前です。ローマ神話やギリシャ神話に登場する狩猟の女神、ディアナ/アルテミスに由来するニックネームでもあり、ヒヤシンスは非常に香りのよい花を房状に咲かせます。
ダリア
Dahlia
とてもカラフルな華やかな花で、形はボール状。香りはあまりありません。
メキシコの正式花です。
エグランティーヌÉglantineÉglantine(エグロンティーヌがより近い)は又の名をローズヒップ。とげのある低木に生える野生のバラで、リンゴの香りのする葉をつけます。花の茎にとげがあることから、ラテン語の「とげのある」に由来。比較的珍しい名前ですが、とても詩的な花の名前。
フローラ
Flora
Flora(フロハに近い)はラテン語で「花」を意味します。ローマ神話に登場する春と花の女神に由来。
フロレ
Flore
Flore(フロヘに近い)は上記のFloraと同じ意味で、前述の女の子の花の名前Floraのフランス語版。また動物界全体を指すfaunaに対して、植物界全体を指す言葉でもあります。
フルール
Fleur
女の子の花の名前を探すなら、必ずしも複雑な名前である必要はありません。単純にフランス語の「花」の意味の「Fleur(フルーが近い)」で十分可愛いですよ。
フルレットFleurette Fleur(フルール)という女の子の名前は好きだけど、あまりにも「普通」だと感じる場合、Conter fleurette “という表現より「誘惑する、会話で魅了する」という意味です。
グラロンス
Garance
黄色い小さな花を咲かせる多年草で、その赤い根は古くから布を染めるのに使われてきました。赤が似合う女の子にピッタリ。
ジョンティアンヌGentiane珍しい女の子のための花の名前です。Gentianeは「リンドウ」で色とりどりの花を咲かせる植物の一種。青や黄色の花を咲かせることが多い。
オルタンスHortenseHortense(オートンスが近い)はアジサイに由来し、その花はしばしば白、青、ピンクで、ボール状または半ボール状の花。
イヤサントゥHyacintheヒヤシンス。ギリシャ神話では、ヒヤシンスは絶世の美青年で、誤ってアポロに殺されてしい、その後アポロは彼の血のしずくを花に変えました。ヒヤシンスはもともと男性名でしたが、現在では混合名となっています。
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名付けにいかがなものか?と感じた特徴のお花もいくつかありましたが、気にしないでください(笑)

フランス人は殆どと言っていい程、名前は「音(発音)」で決めています。特徴や意味など調べない人も居るので、私が言うのもなんですが大丈夫です。実際は名前よりお子さんを見ていますから。

それでは、次見ていきましょう。

花の名前 JからY


特徴の解説が独特で、日本の名づけ記事では恐らくこんな説明しないだろうな🙄と感じますが、
そこは読み物として、サラっと流してください(笑) 恐らくお国柄です。

フランス語の
花の名前
花の意味や特徴
ジャスミンヌ
Jasmine
ジャスミンはつる性の植物で、香りの高い花は香水によく使われます。名前はペルシャ語に由来し「神の贈り物」を意味します。その意味や香りはさておき、愛娘のための素敵な花の名前になるでしょう。
リラ
Lila
早春に咲く白または紫の花で、甘い香りが特徴。名前の由来はユリから来ているとも考えられています。女の子の名前として可愛い花の名前であり、ハンガリー風にLillaと綴れば、さらにエキゾチックに変化。
リリ
Lily
百合の英語名であることから、女の子のための花の名前。また百合はフランス王家の紋章だった理由から、例えばフランス系イギリス人の家庭など、国際的な名前としても理想的です。
リリアン
Liliane
この名前は、上記のLily(リリ)の変種であり、同じく百合を指します。英語圏では、LilianはElisabeth(エリザベットゥ)の短縮形でもある。
リズ
Lys
Lysも意味は百合。百合は純潔を象徴する白い花で、何世紀にもわたってフランス王室の紋章でした。Alice(アリス)やLise(リズ)という名前は可愛らしいけれど平凡すぎる感じる場合、この珍しい花の名前を女の子の名前にするのも一案です。
マルグリット
Marguerite
マルグリットという名前は花とは関係なく、「純潔」を意味するラテン語の「マルガリータ」に由来しています。
マジョレーヌMarjolaine地中海沿岸が原産で、白またはモーブ色の小さな花を咲かせます。女の子にこの花の名前をつけるのは、かなり珍しいですよ。
ミュゲット
Muguette
非常に特徴的で香りのよい花で、フランスでは伝統的に5月1日に贈られます。バラに少し似たこの花の名前は、美しく魅惑的ですが毒性がある分、若干注意が必要。ですが、娘さんにとってはかわいい花の名前になるでしょう。
ナルシス
Narcisse
ギリシア神話に登場するナルキッソスは、美貌を持つ青年で、自分の姿を映して恋に落ち、やがて愛のあまり死んでしまいました。彼の遺体が眠る場所で彼の名を冠した花(水仙)が発見されました。女の子のための花の名前ですが、男の子にもつけることが出来ます。
オリーブ
Olive
オリーブのことはよく知っていますが、オリーブの木が小さな白い花の房を咲かせることは知らなかったかもしれません。この女の子の花の名前はめったに使用されないため、オリジナルの名前を探している場合は良い選択肢になりますよ。
パクレットPâqueretteデイジー。この小さな白い花は最もよく知られた植物のひとつで、草原に育ちます。英語ではデイジー(「今日の目」を意味)など、pâquerette, marguerite、daisyと、いくつかのバリエーションがあります。
トンポネルPimprenelleバーネット。赤や黄色の花を咲かせる植物で、葉はハーブとして使用されることもあります。女の子にとってはとても珍しい花の名前なので、興味を惹かれるかもしれません。漫画「眠れる森の美女」に登場する妖精の 1 人の名前でもあります。
ポム
Pomme
りんご。春に枝に多くの場合白、場合によっては淡いピンクの花を咲かせます。牧歌的なタイプの名前の 1つ。
プラリンヌ
Praline
顕著な花を咲かせる非常に広く普及している木の果実です。ヘーゼルの木は黄色、房状の木はアーモンドの木です。珍しい名前で草地の所有者を意味するpralの女性化の派生語。
サモンサ
Samantha
サマンサ。これは「Samuelサミュエル」という名前に「花」を意味するギリシャ語の接尾辞 -anthos が追加された女性的な変形。厳密には花を指定するものではありませんが、この名前には古典的な側面があることに加えて、美しい花の意味合いもあります。
ソル
Saule
柳。この名前は、ヘブライ語の名前「サウル」を女性化したもの、または木の名前と見なすことが出来ます。長く垂れ下がった花を咲かせ、とてもロマンチックなので、娘さんにぴったりの花の名前です。
スザンヌ
Suzanne
女の子のためのこの花の名前は、百合を意味するヘブライ語のShoshannahに由来し、現代ヘブライ語ではバラを意味します。この名前には Shoshannah、Susan、Suzanne、Susannah などさまざまなバリエーションもあります。
ヴェロニク
Véronique
Bérénice のラテン語変種ですが、紫色の可憐な小さな花を咲かせます。娘のために花の名前を探しているけれど、植物について控えめに表現したい場合には、この名前は良い選択になるかもしれません。
ヨロンドゥ
Yolande
ラテン語またはギリシャ語に由来し、紫を指します。この名前には、スロバキア語の Jolanta、スペイン語の Yolanda、ギリシャ語の Iolanthe など、いくつかのバージョンがあります。

発音しにくい名前もありますが、小説の登場人物やロゴなどにお使いくださいネ。

最後にフランス語のお花の名前についてまとめ

名前に使えるフランスの花を表にて、詳しくお伝えしました。
流行を感じないお花の名前は、平凡と思われがちですけど、個人的にいかにもフランス女性らしくて、スタンダードで良いと思います。

私が保守的な人間だからかもしれませんが流行の名前は、実際学校など沢山の人がいる所では、名前+姓で呼ぶことになり、結構面倒なんですよね🤔。

それを考えると、お花の名前は珍しい女の子の名前もあることですし、おススメです。

名づけは結構悩んで疲れるもの。私も3か月ほど悩んでホトホト疲れましたので、この記事がお役に立つと嬉しいです。

お花と花言葉の記事に戻る👇。

https://monpetitcahier.com/archives/7679.html/

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