ガレットデロワのフェーブの意味とは?楽しみ方も含めてまるっと紹介

楊夫人
1月のエピファニ—に食べるガレットデロワ!
私が毎年作っている、このお菓子のフェーブについて、そしてガレットデロワを食べる際のお楽しみのゲ-ムについてなど、詳しくご紹介します。



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ガレットデロワに入れるフェ-ブとは?

フェ-ブとはフランス語で「」の意味です。
昔は本当の豆だったようですが現在は、陶器で出来た小さい飾りを入れてガレットを焼きます。

でも、どうして豆なのと思いませんか?色々な説がありますが、分かりやすかったこの文献をご紹介したいと思います。

豆は冬至のシンボルの一つで、春に成長する最初の野菜です。
そして豆は卵のように、胚を含んでいます。 豆は非常に重要であり、特にギリシャ人の間では、ピタゴラス学派とローマ人によると死者の魂が含まれているとのこと。
引用文献:https://www.lexpress.fr/styles/saveurs/histoire-de-la-galette-des-rois-et-de-la-feve_1637819.html

やはりこの祭りは、古代の異教徒の祝日の冬至と関係あるようですね。

私のお気に入りのフェ-ブはこれです。
陽気なマフィン型のハート付のフェ-ブ。

実はこれはVahinéというフランスの製菓用品会社のマスコットキャラクターなのです。

ベ-シックなフェ-ブは、次のものでしょう。
聖人のフェ-ブ。恐らく東方の三博士の一人でしょうか?

パン屋系ではPaulのガレットデロワを食べた時のフェ-ブは、ネコでした。

犬のフェ-ブが当たった時もありました。

かわいいフェ-ブを見つけました!これは飾りにしても素敵。
これさえあれば、家でガレットデロワ手作り出来ますね!

ガレットデロワに入れるフェ-ブに意味はあるの?

元々はこのフェ-ブは、判事の選挙の為にギリシャ人が使用していました。
ロ-マ人はサートゥルヌス神を祝した古代ローマの祭り、サートゥルナーリア祭(農神祭)の主人を決めるのに、このフェ-ブを同様に使っていたようです。


いろいろな話があるのですが、いくつかご紹介しますと、11世紀(1000年から1100年の間)では、パンの中にフェ-ブを隠して首長を指定する者もいました。

フェーブを見つけた人が、当選!ってことだったのでしょう。
まるでクジ引きみたいですね、そんなことで指定してもいいのか?とも思いましたが。

銀の部分、金の部分、または最も白い豆の部分なども、当時は隠してあったそうです。
その後、パンに変わってブリオッシュ(甘い菓子パンのようなもの)に置き換えられました。

まとめると、古代ローマ時代よりフェーブは抽選の当たりのような意味のもので、人々の中から選出するのに使っていました。

そして時は流れ18世紀ごろには、フェーブはキリスト降誕やクレッシュ(キリスト生誕時の馬屋の中の模型)を表す磁器の置物になったのです。

元々はサートゥルナーリア祭もキリスト教の祝い事ではなかったですし、この行事もまた異教徒の祝事からキリストの祝いに変わりました

余談ですが、調べれば調べるほど、異教徒の祭りがキリスト教に乗っ取られている気がしてきました、クリスマスもそうですしね。

ちなみに、最初の磁器のフェ-ブが8世紀後半に現れました。
現在ではこの磁器のフェ-ブのフィギュアコレクションをしている人も沢山いますよ。

私も集めようかと試みましたが、キリがなさそうなので断念しました。
蚤の市では、たくさんのフェーブを売っているので、機会があればご覧くださいネ!

手作りガレットデロワのフェ-ブを入れ方

毎年ガレットデロワを、家で手作りしている私ですが、フェ-ブはそっと生地に入れています。
一番大事な事は、作っている所を誰にも見られないようにすること!

下の写真の様に、そっと生地に入れますが、どうしてもポコっと出てしまいます。
でも、上からパイ生地を敷くと大丈夫です。

焼き上がりはこんな感じです。
誰にも見られず焼いたとしても、後からフェ-ブを探りに来る者に注意!

実は入れる時より、切り分ける時の方が肝心

どちらかというと、入れる時よりも切り分ける時の方が要注意です!

なぜなら、切っている最中に固い感触を感じ「あ、フェ-ブが当たった!」と思っても、素知らぬふりをしないと、その時点でバレてしまうからです。

ポーカーフェイスで話しをしながら、ナイフをよけてクリームの中にフェーブをグっと入れ込んで、気づかれないようにするのがコツです。

もしバレたら…チビッコが沢山いるパ-ティでは、ケンカ勃発!
欲しかったのにと泣かれ、なだめるのに大変です。
くれぐれも気をつけてくださいネ。

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ガレットデロワのお楽しみ!フェ-ブが見つかれば?

自分のガレットの中に所にフェ-ブが見つかればどうなるかというと、王様になれます!

このガレットデロワのお楽しみは、普通にガレットを食べる前に、ちょっとしたゲームをすることです。

集まった中で一番小さい月齢の子が、机の下に隠れて、その間にガレットを切り分けます。
そして切り終えたら、隠れていた一番小さい子から大きい子の順番に、切り分けたガレットを選びます。

そしてbon appetit!(召し上がれ)と言って、フェーブがあるかどうか気にしながら食べます。
もし、有れば王様(女性の場合は王女様)になり、王冠を被ります。


手作りの王冠や、もしくは市販のガレットデロワには、ちゃんと紙で出来た王冠もセットで付いているのでご安心くださいネ。


王様になればどうなるのかって?
とくに何もしません^^;ヒュ-ヒュ-!とニクイね!歓声を上げるぐらいでしょうか。

王様も素直にヤッタ―と喜んだり、もしくはペアとなる王女様もしくは王様を選ぶこともあります。

ガレットデロワのフェ-ブを飲み込む恐れは?


ないとは言い切れません。
ですので、あまり小さい子供にはフェ-ヴを除けて食べさせることが多いです。

ですが、幼稚園の催しでは毎年1月に、ガレットデロワを食べる企画があったので、3才ぐらいから大丈夫だと思います。

フェ-ブの大きさも物によりますが、私の手持ちのものの中で一番小さい物で、約1.5㎝ほど。
大きい物では3cmぐらいあるので、3才ぐらいの子供であれば口の中に入ってしまっても、口から出せると思う大きさです。

でももし心配であれば、ゲームは出来ませんが、ケンカにもなりませんし抜いてしまった方がいいかもしれません。

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どうしてガレットデロワを食べるの?

いろいろな伝説話があるのですが、その一つは12世紀から13さん世紀の間まで遡る話で、フランスの教会が設けたのが始まりだそうです。

そして、どの話にも共通するのは、このエピファニ—の日にガレットは招待客と同じぐらい分け合いするもので、その余ったガレットは「貧困者の一部」と呼ばれて、誰かが訪ねてきた場合には、その一部を分け与えなければなないとのこと。

ガレットを振舞ったり分け与えるというところが、肝な気がします。

現在のフランスでは、ガレットデロワを食べることは新年の風物詩で、ガレットデロワは1月のお菓子という感じです。

1月に友達の家に招かれると、大概ガレットデロワを振る舞われます。
多い年では5回ぐらい食べた事もありました。

そもそも、ガレットデロワとはどんなお菓子?


Galette des roisことガレットデロワとは、フランスのお菓子の一つです。

このお菓子はÉpiphanieエピファニー(公現祭)の日に食べるお菓子で、カトリックでは毎年1月6日に祝いますが、この日は残念ながら祝日ではありません。

現在のフランスでは、ノエル(クリスマス)の2週間後の日曜日、つまり1月1日以降の日曜日にエピファニーのお祝いをします。
丁度日曜日なので、午後の4時のおやつの時間に、家族でガレットデロワを食べる事が多いですよ!
※2018年は1月7日の日曜日で2019年では1月6日の日曜日です。

一応1月6日に食べるお菓子として有名なのですが、実のところ1月はパン屋さんやパティスリー(お菓子屋さん)で一ヶ月中販売しているところも多いです。

1月にフランスに来られた方は、6日過ぎちゃったし…と思っても、一度覗パティスリーをいてみてくださいね!

12月末からノエルのお菓子と共に、市販のガレットデロワも売り出しはじめ、手作り用に使うア-モンドプードルも沢山売り始めております。

ス-パ-にはガレットデロワの手作りキットも売っている

私が今回購入したキットはこちら、準備万端!

今年はノワゼットチョコレート風味を選びました。
と、言うのは息子が普通のア-モンドプードルのガレットが好きではないので、これに決定。

このキットは袋の端からフェーブを選ぶことが出来るのですが、私は赤い四角い子を選びました。
このキャラクターはイギリスの「ミスターメン(Mr. Men)」。
フランス語版ではMONSIEUR MADAME(ムッシューマダム)という呼び名になっています。

このキットの中身は、これらが入っています。
フェ-ブと王冠とノワゼットショコラの粉です。

このキットとパイ生地を買えば、すぐに出来ます!

ですが、忙しくて手作りする時間がないけれど、ガレットデロワでパ-ティしたい!という場合は、ネットで買う事も出来ますよ。
by カエレバ
もしくは、日本のパティスリーでも、サダハル・アオキ、ジョエル・ロブションなどで、1月初めに注文することが出来ますので、是非この機会にお召し上がりくださいネ。

エピファニー(公現祭)とは、なにを祝う日?

ギリシャ語でépiphanéiaより「出没」「光り輝いて出現する」という意味の由来がある、キリスト教の祝典の一つのエピファニ—ですが、この日はイエスが出現したことを祝う日です。

絶えず星の動きを見守っていた東方の三博士が、かつてない星の輝きを発見し、その星に導かれて幼いイエスに会った日が、公現祭の起源とされます。

ちなみに、クリスマスツリーの下に置く、クレッシュというイエスキリストの生まれた馬小屋の飾りがあるのですが、この人形たちの中にこの東方の三博士も一員に加わっています。

東方の三博士はここにた!

この下の写真はドイツのマルシェドノエル(クリスマスマ-ケット)のものです。
赤ちゃんのキリストの周りにいる緑、黒、白い服の3人が、恐らく彼らだと思います。
このクレッシュ、すっごく可愛くないですか?


義両親宅にも毎年飾られているのですが、どれがどの人かイマイチ私にはわかりません。

息子は、毎年ツリーにクレッシュはそっちのけ!どうでもいい様子。

どうしてガレットデロワを食べるの?

いろいろな伝説があるのですが、その一つは12世紀から13さん世紀の間まで遡りますが、フランスの教会が設けたのが始まりだそうです。

そして、どの伝説にも共通するのは、以下の内容でした。

このエピファニ—の日にガレットは招待客と同じぐらい分け合いするもので、その余ったガレットは「貧困者の一部」と呼ばれて、誰かが訪ねてきた場合には、その一部を分け与えなければなりませんでした。
引用文献:http://www.plurielles.fr/recettes-cuisine/actus/galette-des-rois-la-petite-histoire-de-la-feve-6876726-402.html

分け与えるというのがテ-マの一つかもしれませんね。

参考文献:ca-m-interesse.over-blog.com 、de.ambafrance.org
http://www.robuchon.jp 、http://www.sadaharuaoki.jp/、「キリスト教の本 上」学研

最後に楊夫人から、あなたへ

ガレットデロワを作る時は、誰にも見られずそっとフェ-ブを入れてくださいネ!
切り分ける時も、要注意です。

1月はガレットデロワで始まる!と言っても過言ではないほど、新年を感じるお菓子でもあります。
職場でも、持ち寄って食べるところもありますし、アソシエーションの寄り合いでも食べたり、1月中はしょっちゅう食べるガレットデロワ。

最近は王道のア-モンドクリ-ムが入ったもの以外に、リンゴにいちごやフランボワーズのジャム入りやカスタ-ド入りのものなど沢山のバリエーションがあります。
どれを食べるか迷ってしまうほど!

楊夫人
パイ生地とアーモンドプードルさえあれば、とっても簡単に作れるガレットデロワ。
1月はお友達を招いて、楽しいゲ-ムをしてみて下さいネ!


フランスに関するご質問やご意見がありましたら、下のコメント欄もしくは、お問い合わせ欄よりお気軽にお寄せください。

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