日本旅行であれば、忘れても調達するもたやすいですが、海外旅行ならではの必需品や、フランス旅行には是非お持ち頂きたいアイテムをご紹介します。
あまり多くの物を持ってきては、帰りにス-ツケ-スの重量にヒヤヒヤ。
現地調達出来るものは、買いましょう。
在住者目線で見た、これだけは!というものを厳選して書きました。
これであなたも、ジェットセッター!身も心も軽やかに旅しましょう。
海外旅行には、絶対忘れてはならない必需アイテム!
これは絶対に忘れてはならない!という物をまずピックアップします。
当たり前のアイテムですが、これがコロっと忘れる時もあるんですよね。
最低この2つは、何が何でも持ってきてください。
パスポ-ト+有効期限の確認
これを忘れると、飛行機に乗れません。
パスポ-トの期限も必ず、確認なさってくださいね!
フランスに入国するのに必要な旅券残存期間は出国時3ヶ月以上必要です。
3ヶ月満たなかった場合は更新なさってください。
もし、旅行前までに日数があまりない!という場合は、県によっては早期発給制度を設けているので、追加料金を支払って申請しましょう。
私の友人はすっかり忘れていて、前日に切れているのに気づきました。
物忘れの激しい方は、前日から腹巻にパスポ-トを入れて、そのままお休みください。
財布+クレジットカード
両替する時間がなければ、最悪、円でも構いません。
フランスに到着後、円⇒ユ-ロに変えることが出来ますし、キャッシング機能(現金引き出し)が付帯しているクレジットカードならキャッシングも出来ます。
クレジットカードは、VISAもしくはMasterCardであれば、まず大丈夫です。
私は普段VISAのみ使っていますが、夫はVISAとMasterCardの2枚を常に持ってます。
この2枚あればより安心です。
現金は持ち歩かない方が安全なので、私個人的にはクレジットカード支払いに出来る所は、カ-ド払いにした方が良いと思います。
ドラックストアでも、レストランでも大概の店ではクレジットカード使えますよ。
ちなみに、たった5ユ-ロほどのものでさえも私はカ-ド払い。
現金を使う時は、10€以上買わないとカードが使えない、雑誌屋ぐらいです。
以上2点です。
この2つさえあれば、あとはどうにでもなりますので、これだけは絶対に忘れないで下さい!!
フランス旅行には、必需アイテム!
フランス旅行で、これがなくては非常に困る!というアイテムをピックアップしました。
なければ最悪現地調達も可能ですが、探す時間も勿体ないので、持ってきてください。
アダプター(プラグ)
電圧はOKでも、日本とフランスのコンセントの差込口の形状が違います。
Cタイプ(formats C)もしくは、Eタイプ(formats E)のアダプターをお持ちください。
Cタイプ(formats C)は2つ穴が開いている形状。
Eタイプ(formats E)
2つ穴に上部に棒がついている形状。
この様に差し込んで使用して下さいね。
もしフランスで調達する場合は電機屋に行って、この様に伝えて購入なさって下さい。
Je voudrais une prise électrique formats C(formats E) s’il vous plaît ?
ジュ ヴ ドレ ユンヌ プリ-ズ エレクトリック フォゥマ セ(フォゥマ ウ)シル ヴ プレ?
※プラグのことをフランス語では”prise électrique”と言います。
CかEかと形状で悩んだ時は、Cタイプを買っておけば、Eタイプのコンセントでも使えるので、Cタイプをお勧めします。
変圧器
フランスの電圧は230V、周波数は50Hzです。
日本とは電圧が異なりますので、日本の電気製品をフランスで使用する場合は変圧器が必要です。
ですが最近はPCでもスマホの充電器も240Vまで対応しているものも多いので、必要がない場合も多いですが、事前に要確認。
ちなみにフランス語で電圧はVoltage ヴォルタ-ジュ、周波数はFréquence フレコンスと言います。
常備薬
薬は日本のものがいいかもしれません。
フランスでも薬局で処方箋なしの薬を買う事が出来ます。
例として、頭痛薬の代表的な薬を挙げます。
アセトアミノフェン(= Paracétamol パラセタモール)の一つ、Doliprane ドリプラン
1000㎎と500㎎どっちがいい?と聞かれますが、500㎎でいいでしょう。
1000㎎も500㎎も同様に、量が多そうだなと思えば、割れ目で半分に出来ます。
もしくはL’ibuprofène イブプロフェンのIbuprofène イブプロフェ。
こちらは400㎎と控えめ。
Dolipraneは魔法の薬の様に、調子悪いと「Doliprane飲んだら?」と言われますが、それぐらいフランス人の服用度の高い薬です。
旅の予定表やガイドブック
フランスにも一応ガイドブックがあるものの、、正直文字ばっかりであまり面白くありません。
当然フランス語ですし。
最近はネットで検索して行くことも可能ですが、 パリだと特にスマホを盗まれる可能性もありので、やはり紙媒体の方が安全です。
特に行きたい場所がある場合には、忘れずにお持ちくださいね。
コンタクトレンズ洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液も売っていますが、高い!!
ちなみに価格は、私の一番近い店では360mlの1本一番安いので12.9€
日本円にして換算すると約1690円(1€=131円の場合)
高くないですか!?高いので約半額で買えるドイツで購入しています。
ですので、コンタクトレンズ洗浄液は日本から持参するのを、お勧めします。
上の写真はミニバ-ジョンですが、大きいサイズで販売しています。
忘れたは場合には、眼鏡屋で行ってみましょう。
薬局では置いていない所もあります。
保冷バッグ
特にバタ-やチ-ズを日本に持って帰りたい方はお持ち下さい。
日本だと100均でも売っていますが、フランスではその価格ではありません。
冷凍食品をたくさん買うための、大きいバックは見かけるのですが、小さいタイプは薄い簡易タイプしか、あまり見かけません。
ちなみに保冷(保温)バッグのことをフランス語では「Sac isothermeサック イゾテェム」と言います。
保冷剤も一応スーパー売っていますが、サイズが大きいのしか売っていない所も多いです。
こちらは24.5㎝×14㎝、私の近所のスーパーではこの1種類のみ。
そして、常温のままの販売です。
フランス語で保冷剤は、”Accumulateur de froid アキュムレーター ドゥ フォワ”と言います。
フランスではジェルタイプのものを、まだ見た事がありません。
チ-ズやバタ-の持ち帰り方法ですが、私の場合は自宅ということもあり、バタ-は前日から冷凍庫に保存。
そして、当日の朝にタッパーウェアに入れて、それから保冷バッグに入れス-ツケ-スに収めます。
チ-ズの場合は当日の朝まで冷蔵庫に保存し、バタ-と共にタッパーウェアに入れてから保冷バッグに入れて持って帰っています。
私の場合はこれで問題ありませんでした。
しかしホテルの場合は、部屋に冷凍庫も冷蔵庫もない場合もありますので、ホテルで頼めるかどうかも問題ですよね。
ですので、保冷剤は冷凍庫が使える場合のみ持参なさり、代わりに冷えピタを多めに持ってくる、そしてタッパーウェアの代わりにジップロックに入れて、万が一溶けても大丈夫なように防御する方がいいかもしれません。
あればあるでよし、無くても可のアイテム。
日本から持ってきてもよし、現地調達も可能なアイテムをご紹介します。
折り畳み傘
天気予報をチェックして、あまり天気が崩れないようでしたら、フ-ド付きのジャケットを着用し、万が一雨が降ったらフ-ドを被りましょう。
反対に雨模様の空模様でしたら、ご持参ください。
フランス人は傘をささない人も結構いまして、ジャケットのフ-ドを被って済ます人をよく見かけます。
どしゃ降りの雨でも差さない人もおり、軒先まで走って雨宿りするパタ-ン。
いや、私はそれは無理…と言う方は折り畳み傘のご用意を。
フランスでは日本のようなビニール傘はほとんど見ませんが、スーパーで普通の傘や折り畳み傘が売ってますので、現地調達でも可。
スリッパ
歩き回ると足が疲れるので、私は必ず持参します。
ほとんどのホテルには付いていません。
ですが、夏にビルケンシュトックのような楽なサンダルで来られる場合は、要らないでしょう。
ビーサンでも可。
スリッパもスーパーで売っています。
スリッパをフランス語で言うと”pantoufle パントゥフル” “chausson ショッソン”
フランスの有名室内履きメ-カ-と言えば「isotoner」。
エレガントで、とってもかわいいでしょ?スーパーでも買えます!
isotoner.frよりお借りしました。
ウエットティッシュ
スーパーで携帯用の小さいの売ってます。
一つだけ日本から持ってきて、予備はスーパーで何か買うついでに買い足しOK。
基礎化粧品や歯ブラシなど
どんな基礎化粧品でもドンと来い!という方はドラックストアやスーパーで調達すれば、持ってくる必要もありません。
トラベルセットやバラ売りで、それぞれ化粧水やミニサイズの化粧落しも売っていますので、試すのもアリ。
歯ブラシも歯磨き粉も、ドラックストアやスーパーで調達可。
でも夜到着だったり、疲れていると調達するのが面倒なので、やはり持ってきた方がベター。
下着&着替え
これもまあ、身一つで来られた場合でも、ブティックやスーパーで買えます。
が、やはり持って来られた方が無難でしょう。
お勧め!現地調達アイテム
現地調達する、私のお勧めアイテムはこちら。
ポケットティッシュ
フランスのポケットティッシュは分厚いです!3回ぐらい鼻をかめます。
私は鼻の皮が厚くなったのか、日本のティッシュでは物足りません。
花粉で鼻がグズグズな方にはミントのティッシュをお勧めします。
かめば、鼻の奥までス~とリフレッシュ!
ですが、このお勧めのポケットティッシュ2種、どちらも18個入りなんですよ。
お友達と分けるか、18個も要らない場合は日本からご持参なさった方がいいかもしれません。
ですが、ミントは超お勧めなのです。
バラバラにすればスーツケースの隙間に入りますし、軽いので是非一度お試しを!
エコバッグやビニール袋
スーパーで携帯用の小さいのから、大容量入るエコバックまで売ってます。
こちらはCarrefour。
Fnacのも。
流行りのモノプリのエコバックはオシャレでいいかもしれませんね。
私の近所ではモノプリがないので、持っていませんが..。
ビニール袋やジップロックも、スーパーで販売しています。
私は、Carrefourブランドのを使用していますが、Ziploc社のもあります。
フランス旅行で必要な現金は?
現金は一日小銭で10€程度持つぐらいでいいと思います。
水を買ったり、ちょっとしたおやつ買ったりしても、10€で大丈夫でしょう。
カフェに入っても、コ-ヒ-(エスプレッソ)で2€ぐらいです。
あとは、トイレの使用料に0.5サンチ-ムぐらいの小銭でしょうか。
チップの小銭は必要?
場面や店によりますが、念のために用意していた方が良いと思います。
フランス人に尋ねても、パっとは回答をもらえない微妙な件でもあるのですが…
私自身はあまりチップを渡す場所に行く機会が無いので、調べてみました。
基本的にホテルやカフェ、レストランのレシ-トには”taxes et service compris 税金とサ―ビス料”と明記され、含まれています。
ですが、おつりを残しておいた時もありました。
レストランに行った時には、おつりの小銭を置いたこともありますが、高級ではない普通のレストランだったので、額にしてもわずかです。
カフェではというと、行きつけの店では毎度クレジットカードで支払っているので、チップを残したことがありませんでした。
フランス人の夫に聞いてみると、やはり「すでにサ―ビス料込だから払わなくてもいいよ」とのこと。
気になったので調べると、フランスのサイト”Le Figaro”にこんな記事がありました。
「Faut-il rendre les pourboires obligatoires en France ?フランスでチップを残すことは当然?」
その中では、やはり義務ではないとのこと。そしてやはりクレジットカ-ド決済する人が多いこともあって、残す人は年々減っているとのこと。
その記事に書かれてあった、パリのウエイターのインタビューを引用しますと、
«Les pourboires représentent à peu près un huitième de mon salaire donc c’est quelque chose de très important mais je ne pense pas qu’il faut que cela devienne une obligation», estime Antoine, serveur à Paris. Il poursuit: «Je pense qu’il faut éduquer les gens à en laisser, si le service est de qualité bien entendu, et qu’il faut aussi penser aux serveurs qui travaillent dur de longues heures sans pause, toujours debout, pour des salaires souvent minables».
翻訳
「チップは僕の給料の1/8を占めるので重要ですが、義務にならないといけないと思っていません。チップを残してもらうには、人(客)を教育をしなければなりません。もし、よいサ―ビスを受けたらチップを残すのが良い習慣だと。そして常に薄給で長時間休憩なしの立ちっぱなしで働く、ウェイターのことも考えなければなりません。」
ウェイターという職は給料の面でも、なかなか厳しいようです。
各々個人の考え方によって回答は異なるので、これが正解とは思いませんが、私が色々調べたところ、以下の様な場合だとチップを渡そうと考えました。
・感じのいい時間を過ごせた時 (おつりの残り)
・カフェやホテルで特別なサ―ビスを受けた時 (1,2€ぐらい高級ホテルはもっと)
・タクシ-から荷物を運んでくれた時 (1,2€ぐらい)
・粗相をしてしまった時の処理してくれたお礼 (度合にもよりますが、その時の気持ちで)
・星付きのレストランや高級なレストラン(料金の10~15%ぐらい)
最後に楊夫人から、あなたへ
ですが、最悪パスポートと財布とクレジットカードだけでOK!!
それぐらいの感覚で気楽に考えて下さい。
あとは、天候にあった洋服、お気に入りグッヅなど、ワクワクするものを詰め込んで下さい。
寒ければ服を買うことも出来ますし、暑ければ短パン買いましょう。
10年前よりも段々と、現地調達出来る物も増えました。
この記事が、あなたの次のフランス旅行の参考になれば嬉しいです。
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