実は夏でも、朝晩肌寒い日が少なくないフランス。
旅行に一枚あると、とっても重宝しますよ。
夏のパリ旅行には、どんな素材のスカーフがいいの?
冬にフランスに旅行行くんだけど、やっぱりウールかしら?
フランス人はどんなコーディネイトしているの?
そんな疑問にお答えします。
アウターと共にスカーフを合わせた、防寒リアルコ-ディネイトも併せてお伝えしますね。
気温別に合わせた素材によっての使い方や、私の好きなフランスブランド&ヨーロッパブランドのものもご紹介します。
現地調達も大いにアリ!それでは早速見て行きましょう
パリジェンヌの定番ファッションに欠かせないスカーフ!
パリジェンヌといえば、シャレたスカーフの達人とイメージがありませんか?
セーターやシャツは同じでも、スカーフやストールを変えるだけでもグっとイメージが変わりますもんね。
なぜなら、フランスでは夏でも朝晩はひんやりした日も少なくないんですよ。
首元に巻くだけで、寒さもだいぶ和らぐので必須アイテムになっていると、私は感じています。
では、そんな基本アイテムの巻物について、まずはフランスの人気のモチーフからお伝えしますね。
パリジェンヌのワード ローブでどのモチーフが人気?
私が実際によく店で見かけるモチーフは、この3つです。
・星型
星型は本当によく身に着けている人を見ます。
大きいモチーフのから、小さいモチーフまでさまざまなタイプが人気。
私の好きなブランドIKKSには、よく出ていますよ。
ちょっとオリエンタルなタイプのスカーフも人気!
ブランドで例えると、アンティック バティック(Antik Batik)みたいなボヘミアンな雰囲気です。
「boheme chic(ボエム シック)=シックなボヘミアン」という言葉があり、とらわれない自由さを感じるところが魅了されるのでは?
王堂のバ-バリ-はフランスでもやっぱり人気!
偽物も多く出回ってますが、それほど人気があると伺えます。
麻や綿素材なら春先から秋まで活用出来るので、1枚あると重宝しそうですよ。
よく雑誌やサイトにあるパリジェンヌの着こなし特集などありますが…
実際には、ボーダーにスカーフといういかにもフレンチコ-デの人はほとんど見ません。
日本人がイメージするパリに憧れを抱いた着こなしではないか?と個人的には思います。
私のイメージは、フランス人は黒が好きだなあということです。
それと、全体的な色の統一感はうまい!
そんな時は、やはり流石フランスだなあと思います
パリジェンヌっぽくなれるファションブランド
ここでは実際にパリジェンヌが使ってそうな、スカーフやストールなどの巻物ブランドを紹介しますね!
フランスの雑誌で紹介されている、リアルな人気ブランドばかり。
日本にはあまり取り扱いがないブランドも、あるかもしれません。
フランスやヨーロッパ旅行の際は、チェックしてみて下さいね!
HERMES エルメス
フランスのスカーフと言えば、泣く子も黙るエルメス。
高価なだけあり、シルクが分厚いので暖かいですよ。
高価なだけあって、普通の若い子はしていないと思います。
フランスでもZARAやH&Mなど、ファストファッションは人気ですしね。
優雅なマダムなら、お持ちだと思います。
たまにケリーを持ったマダムも見かけることがありますが、若くはありませんでした。
実は私も会社員時代に旅した時の、過去の遺産がありますが春先に巻いています。
田舎なので、誰もエルメスとわかってくれていないと思いますが。
良いんです、暖かいだけで。
エルメスはやはり色使いが、素晴らしいと思います。
買いやすいポケットチーフも、ちょこっと巻くのに便利ですよ。
Antik Batik(アンティック バティック)
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quand on arrive en ville ! 🏍 @clemenceboisnard #familleantikbatik
先ほども紹介しましたアンティックバティック。
Boho-chic(ボーホ シック=ボヘミアンと都会ミックス)な雰囲気は素敵です。
このブランドでなくても、ボーホ シックスタイルはフランスで人気ですよ。
Beck Sondergaard(ベック ソンダーガード)
コペンハーゲンのBeck Sondergaard(ベック ソンダーガード)
ここのウールの大判ストールが一番のお気に入り。
数ある中から、なぜここがお気に入りかというと、まずウール100%のストールが多い。
そしてプリントの模様が北欧らしい自然モチ-フのものが多く、色が綺麗。
合わせやすい色味も多く、値段もそこまで高ないのもGood。
シルクウールもいいですよ。
こちらは、ウール100%よりも厚みないのでかさ張らず、ちょっと肌寒いなと思う時にピッタリ。
家の中でも巻いています。
タグにシルク50%、ウ-ル50%と書かれてあります。
シルク入りなので、若干ツルっとして気持ちいいですよ。
日本でも取り扱っているネットショップもありますね。
私も近くに店が無いのでネットショップで購入しましたが、素材が良いので安心して買えました。
cyrillus(シリユス)
cyrillusはフランスのブランドで、大人服(男性&女性)と子供服、そしてインテリアも扱っている可愛いお店です。
私はここの、男の子用のストールがお気に入り。
なぜ女の子用ではなく、男の子用を買うかというと、甘くなく程よい可愛さだから。
上の写真の星モチーフをご覧ください、ほら丁度いい感じでしょ?
ウール100%の物があるので毎シ-ズンチェックは欠かせません!
ここの子供服が、とっても可愛いんですよね、時々リバティプリントの洋服もあるんですよ。
ですが、価格は控えめなのでオススメ!
フランスで子供服を探している方は、要チェックです。
ネットショップでは女の子用しか見つけられませんでしたが、雰囲気だけでも!
La Fée Maraboutée (ラ・フェ・マラブーテ)
ここもフランスのブランドで、シンプル好きさんには持って来いです。
このストールはコットン100%、色味とフリジンが気に入って即決!
大判ですが薄いので、バックに忍ばせてどこでも持ち歩き、この夏大活躍でした。
少しこのブランドの紹介をしますと..
大人女性用と子供の女の子服を取り扱っています。
ただ、婦人用は36(9号)からの展開ですので、小柄なあなたでしたら女の子試してみてくださいね!
日本でも少し取り扱いあるみたいですね!
ベ-シックで、合わせやすいアイテムが多いブランドです。
IKKS(イカカエス)
IKKSは“イ、カ、カ、エス”と、フランス語のアルファベット読みで言います。
最初は”イックス”と思ったのですが、店員さんが正しく呼んでらしたのを小耳で挟みました。
何を隠そう、私はIKKSLovers!
ここはロック調のアイテムが多く、私の周りにはファンが多いです。
女性、男性と子供用がありますが、小物なら性別関係なく使えます。
こちらのストール、実は息子用に購入したものですが、リバーシブルです。
片方はコットンジャージ素材のこちら。
もう一方もコットンですが、Yシャツのような素材。
ここのブランドについてですが、
子供服でも着れる服も多いですが、断然男の子用がオススメ!
サイズですが、12ans(12歳)で身長が150㎝対象で、14ans(14歳)で160㎝。
婦人用は品物により34(7号サイズ)も展開していますよ。
男性へのプレゼントにも、このフランスブランドはシックなのでオススメです。
やはり日本では取り扱いは、子供服がメインのようですね。
Maison Scotch(メゾンスコッチ)
分厚いマフラーはオランダ発のメゾンスコッチ Maison Scotch。
モコモコマフラーはウールで、すっごく暖かいです。
長さもかなり長い分、ぐるぐる巻けばまさにフランスギャル。
このメゾンスコッチの紹介ですが、
フランスにも最近店舗が増えた、カジュアルブランドです。
ちょっとしたちょこっとした細部が特に可愛いんですよ!
商品により34サイズ(7号サイズ)もあり、男性、女性、子供服を展開をしています。
日本でも少しありました!
Emilio Pucci(エミリオ・プッチ)やヴィンテージアイテム
すみません、これは私の好みで選んでしまったエミリオプッチです。
ですが、プッチだけじゃなくヴィンテージアイテムも結構フランス人に人気!
雑誌で読みましたが、とあるファッショニスタは蚤の市で、ヴィンテージレ-スをコレクションなさっていました。
それを手持ちのアイテムに取り入れ、オリジナルな着こなしするのが好きと書いていましたよ。
何を購入されたのか非常に気になり、後を付けたくなる程です
ヴィンテージの方が好みですが、それでもプッチ柄に惹かれます。
参考文献:la fee maraboutee,scotch-soda,becksondergaard,cyrillus,IKKS
スカーフの巻き方 夏編
夏は上の写真のように、割とざっくりとした感じで巻いている人が多いです。
あまり凝った巻き方している人は見ません。
夏はあまり、首元をギュっと締めている人はいません。
寒がりの私ぐらいかも。
ラフに巻いた方がこなれた感じが出ていいんですけどね。
スカーフの巻き方 冬編
冬もコ-トを着てから、大判のストールやマフラーをざっくり巻くのがおしゃれ。
この上の写真の女性は、まさに!という感じ。
上にボリュームを持ってきて、下半身はスッキリという着こなし方が多いですよ。
フランス人は上半身ごっつくても、足が細い人多いのでカッコイイんですよね~。
多くのフランス人は、帽子を被っています。
女性はBonnet(ボネ)という帽子を被って、ストールと共に寒さ対策をしている人が多いですよ。
もしくはこちらの方のような、2重被りもしてます。
こんな感じで着こなすと、フランス人っぽいですよ!
旅行する時の服装選びには、気温を重視してみる
毎朝気温をチェックして、その度数により素材を分けて使っています。
日本は11月ごろまで暖かいので、フランスに来られる場合の気温が想像しにくいかと思います。
フランスへ旅行する時の服装の参考になさってみて下さいね。
コットンやリネンストール (20℃あたり)
リネンはサラっとしているので、日よけにもなるので夏に持って来い!
日差しの強い日には、頭から頭巾のようにかぶって、日よけに使っています。
シルクウールやシルクのスカーフ (15~20℃あたり)
さほど寒くはないけれど、なんとなく首元が心もとない時に。
やはりシルクがは温かいです。
シルクウール、ウール (10~15℃)
15℃以下になると、大判をおススメします。
首に何か巻かないと寒い!と感じる気温です。
ウール、カシミア生地のスカーフやストール (0~10℃)
この気温でしたら、首元の防寒は必須!帽子もあれば、なおベターですよ。
なるべく肌を露出しないように巻いてくださいネ。
ダウン、カシミア、ウール生地の巻物 (-10~0℃)
ダウン、カシミア、ウールの巻物+帽子。
マイナス4℃ぐらいから、痛いという寒さです。
頭も結構寒いので、この気温でしたら絶対帽子はあった方がいいです!
そういやパシュミナもありましたね、みなさんご存知でしょうか?
こちらも10℃ぐらいの時に時々巻いています。
私の住むフランス北東部では、寒い時で9月ごろから、朝の気温は10℃無い日もあります。
夏も年によって、Tシャツ着る日が一週間のみという寒い夏もあるので、夏の服を買うよりも、防寒アイテムを買う方が活躍する可能性は大。
参考文献:la fee maraboutee,scotch-soda,becksondergaard,cyrillus,IKKS
最後に楊夫人から、あなたへ
パリジェンヌのようなスカーフ使いについて、色々お届けしました。
人気のモチーフはさまざまですが、シックな人はエルメスやバーバリー、自由な感じが好きな人はオリエンタルなタイプなどが人気です。
あとは星モチーフも人気で色々なブランドからも出ていますよ。
色々なフランスのファッション雑誌によると、自分で毛糸を買ってきて編んでスヌードを作るという手も!
旅行にフランスに来られる方は、スカーフやストールが一枚あれば、暖かさも全然違いますので、上記で書いた気温別を参考にして頂き、どうか快適な旅を!
もし忘れてしまったら、現地でパリジェンヌ風のスカーフを購入するのもGoodですよ。
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