フランスの小学校は時間割はあるの?休憩は一回で昼休みは2時間!

パニ子
フランスの小学生生活ってどんな感じか知ってる?
ミミ
ううん知らない。どんな時間割なのかな?午前中だけの日や短縮授業ってあるのかな?
パニ子
実は私も知らないの。休憩時間にどんな遊びしたりするのかなあ?
ミミ
興味あるわね、どんなことしてるのかや日本との違いを知りたいわね。


スポンサーリンク


フランスの小学校の時間割はどんなの?

実を言うと、小学校に時間割はありません
私も最初はこの事を全く知らず、なぜ新学期に時間割を教えてくれないのか不思議だったので、友人に尋ねてみました。

すると彼女の返答は、「担任の先生が殆どの授業を受け持つから、時間割なんて必要ないのよ。」とのこと。
「じゃあ、授業内容の切り替えってどうするの?」と聞いたら、「先生が時間を見て適当に、国語から算数っていう風に変えるだけだよ」え~!そうなの!?と衝撃を受けました。

日本も同様ですが、時間割ありますよね。
そして休憩ごとに教科が変わるので、気分も一新しそうですが、フランスでは授業時間が長いので、私のイメ-ジでは、ダラダラとつづく感じです。

小学生はクラス移動しないので、必要のないノ-トや教科書を教室に置いて帰ってもよく、宿題で必要なノ-トや連絡帳などは、持って帰ってきます。

週末やバカンス前は全てのノ-トと教科書を持って帰ってくるので、カバンがパンパンでかなりの重量。
ですから、学校の校門まで親がカバンを持つ人もいます。


中学生になれば、教科ごとにクラスを移動するので時間割があるそうですよ。

1クラスの人数と先生の数は?

我が息子のクラスは25名で、多くもなく、少なくもありません。
今月、クラスメイトの一人が飛び級でCE1(小2)に移ったので、24名になりました。


それに対する先生は一人で、副担任はいません。
ですが、担任の先生Madame BはLe travail à temps plein(トラバイユ ア トン プラン=100%労働) ではなくLe travail à temps partiel(トラバイユ ア トン パ-シエル=パ-トタイム労働)なので、木曜日だけ別の先生Mdame Mが来ます。

ちなみに、子供たちは先生の事を”Madame BAUD=ボーさん”と、姓+さん付けで呼んでいます。
もしくは”Maîtresse メトレス=先生(女性)”、”Maître メットゥ=先生(男性)”とも、呼んでいるのを聞きますが、殆ど”Madame BAUDと呼んでいます。

日本で言えば、先生に「鈴木さん」と呼んでいるのと一緒なので、ちょっと変な感じしませんか?私は最初すごく違和感を感じました。
なんだか普通に近所の人と同じように呼ぶ様に呼んでいいのかと思いました、威厳もなさそうなので。


実はそれより衝撃だったのが、幼稚園時代の3歳クラスの時、子供たちは皆、先生の名前(例えばポ-リン)で呼んでいて、ビックリ!親御さんも先生の姓は知りませんでした。


言わば先生に「よし子!」と呼んでいるのと同様です。

教室にはなかなか親が入る事が出来ないので、写真がありません。
やっぱり映像がないと、想像しにくいと思って動画を探したらありました。

若干違いがあるものの、教室はこの動画の様な感じです。

雰囲気が伝わるといいのですが。



体育の授業はどんなことしてる?

体育だけは、我が村の小学校の場合、担任の先生ではなく、アクティビティ担当者Rさんによって行われます。

近くの村の多目的ホールへ行って週一回行います。
週一回は少ないですよね、少ないので子供達は学校の後にスポ-ツの習い物をする子が多いです。

ちなみに、Rさんは我が家の斜めに住んでいて、奥さんは同じ小学校の先生。
Rは幼稚園の最年長クラスから、小学校の全クラス担当していて、彼一人で受け持ち、目下の所、後釜はいません。

さらに、年に数回あるバカンス中の、村の小学生の為のアクティビティも彼が担当。
日本の小学校教師に比べたら、かなり拘束時間は短いですが、彼は長いバカンスは取れず働いているので、なんて働き者なんだ!と思えてしまいます。

昔は、楽そうでいいなあ..と毎度彼を見る度に思っていましたが、私もフランス生活が長くなったせいか、長期バカンスが取れないのは、なんたる不幸と、ガラっと心境が変化しました。

そんな思いと裏腹に、長いバカンス中に、子供を預かってくれるのは、実際すごく助かっているので、彼には気の毒だと思いつつも、これからもずっと働いて欲しいと願っています。


もし、Rさんが大病したり怪我したら、我が村の子供達の体育の時間はどうなるんでしょうか、彼はもう若くなさそうなので(失礼)、今後の為に後任育成に力を入れて頂きたい!!と祈る思いです。

休憩時間は何回?

休憩時間(Cour de récréation ク- ドゥ へクレアシオン)は、なんと一日に一回のみです。
午前中のタイムスケジュールは、以下の通りです。





それぞれの時間帯で行うことを、詳しく書いていきます。

・8時20分~8時30分
この間に登校し、8時30分になったら、日本同様にチャイムが鳴ります。
セキュリティの問題で、朝はこの間にしか門は開いていませんが、8時30分のベルが鳴っても、急きも慌てもせず、ゆっくり歩いているツワモノが居ます。

門近くには、先生やDirecteur(ディレクタ- 校長先生)が、2人必ず立ち会っています。

・8時30分~10時
学校に到着したら教室に入らず、まず校庭で遊びます。
そして8時30分のベルが鳴り、ギリギリに来た子を少し待ち、クラス毎に全員整列してから各クラスに入ります。


これは幼稚園時代も同じでした。
先生がベルを持って”リリリ-ン”と鳴らすのが、整列の合図で、子供たちは各担任の先生の前に並びます。
整列して各クラスに行く姿が、”毅然としていない不真面目な軍隊”という感じです。


・10時~10時10分
やっと休憩時間です。
持参したおやつを食べても良し、遊んでも構いませんが、校庭に出ないといけません。
教室で休憩することは出来ません!いくら寒くても外に出ないといけないのが辛いところ。


なぜ必ず校庭に出ないといけないの?と、母親がinstitutrice(アンスティテュトゥリス 小学校の教諭)だった友人に聞くと「フランスの子供達って、授業長いんだよ。だからずっと教室で座っているとストレス溜まるから、子供達の有り余るエナジ-を発散する為に、外の空気を吸わせるのよ」と言われました。

それと、先生の監視の為で、外と教室と両方見れないからでもあるそうです。
そういえば、幼稚園時代も、休憩時間は必ず外で遊ばせていました。

・10時10分~11時45分
11時45分まで、さらに授業です。
こんなに長いと、集中力も続きそうにありません。
大人の私も途中で、どうでもいいこと考えてしまいそうな長さです。
先生はその辺も注意しながら、授業を進行していると想像しますが、それにしても長いです。


夫に、なんでこんなにフランスの小学生の授業は長いの?と聞いても、昔からそうだったから、何故だか知らないいとのことです。


スポンサーリンク


お昼休みは?

11時45分から13時45分までの2時間です
2時間も何するの!?とお思いでしょうが、ごもっとも。
私も初めは全くその様に思っていましたし、今でも2時間もいらないのでは、と思ってます。
ま、学校の先生はその分、楽でしょうですか。


親が11時45分に学校へ迎えに行き、家に帰って昼食を食べに帰ります。
親が共働きの子供はcantine(食堂)へ行ったり、nourrice(保育ママ、シッタ-)が学校へ迎えに来て、彼女の家で昼食を食べます。
※学校の先生は、食堂へ付き添いしません。
別の担当者が学校から食堂へと子供達を引率して、食事の手助けもします。


食べると言っても2時間も掛りませんので、食べ終わったらTV見たり遊んでますが、遊んでいる時間の方が長いです。

幼稚園時代も同様でしたが、昼食食べ終わって少しTV見させると、段々気持ちよくなってウトウトし始めるんですが、それからまた学校に連れて行かないといけないのが、非常に面倒でした。
「家で休憩していたい~学校行きたくない~!」と毎日言われ、引きずる様に幼稚園に行かせて本当に大変でした。
今でもまだそんな感じですが。

午後の授業は何時まで?

・13時45分~15時45分
午後は門が開いている13時30分~13時45分に再度登校し、終わりは15時45分です。
午後も長いですよね、特にCP(小1)は、最初は慣れずに大変でした。


ちなみに、水曜日は午前中8時30分~11時30分のみで午後の授業はありません。
午前中の終了時間が、他の曜日より15分早いのが、煩わしいです。


※実は水曜日は2014年から登校日になりました。
理由は政府が2014年からLes nouveaux rythmes scolaires(新しい学校のリズム)を定めたからです。
なぜ定めたかというと、幼稚園児及び小学生の子供達の一日の就学時間が長すぎるので短くする為でした。
終了時間を早く切り上げる為に、休校だった水曜日を登校日とし、以前までは16時30分の終了時間から45分早くなり、現在の時間の15時45分までとなりました。

この水曜日登校は地域で異なり、水曜日が休校で土曜日が登校の地域もありますが、投票の結果で決まりました。
我が村の場合は、ダントツで水曜日登校に決まりましたが、教師陣は土曜日登校の方が都合が良かったらしく、若干揉めたと風の便りで聞きました。

その他も色々変わりましたが、実際のところ、あまり変化を感じません。
以下の表はフランス政府education.gouv.frよりお借りしました。





まとめ

一日の授業時間は、大体午前3時間、午後2時間の計5時間です。
水曜日のみ、午前中だけの3時間。
そして昼休みは2時間です。


我が村の小学校はこの様なスケジュ-ルですが、学校によって多少違います。

昼休みに昼食を取りに家に帰るので、送迎が結構大変です。
親は一日に学校まで計4往復しないといけませんので、特に午後はアっという間に送迎時間になってしまいます。


ですが、フランス政府のサイト、education.gouv.frに書かれているように、小学生の送迎は義務ではありません。
義務ではないですが、低学年の子供達の父兄や関係者がみな送迎しており、高学年の小4,5の子ともなれば、一人で下校している子も見かけます。

幼稚園は義務です。
新学期には必要事項を書く書類に送迎する人の名前を明記する箇所がありました。
以下、サイトの一部を引用します。


Enseignements primaire et secondaire

1.4.3 Dispositions particulières à l’école élémentaire

À l’issue des classes du matin et de l’après-midi, la sortie des élèves s’effectue sous la surveillance d’un enseignant dans la limite de l’enceinte des locaux scolaires, sauf pour les élèves pris en charge, à la demande des personnes responsables, par un service de garde, de restauration scolaire ou de transport, ou par un dispositif d’accompagnement ou par l’accueil périscolaire auquel l’élève est inscrit.

Au-delà de l’enceinte des locaux scolaires, les parents assument la responsabilité de leur enfant selon les modalités qu’ils choisissent.

肝心な赤い部分だけ訳しますね。
送迎は義務とは明記されておらず、親の責任で送迎の方法を決めて下さいと一文があります。



小学校から長い授業のフランス。
日本で育った私には、子供達はかなり大変そうと感じますが、彼らにとっては、そんなものだと思っているのかもしれません。


フランスに関するご質問やご意見がありましたら、下のコメント欄もしくは、お問い合わせ欄よりお気軽にお寄せください。

スポンサーリンク

[`livedoor` not found]
LINEで送る

ランキング

ブログランキングに参加しています。
フランス愛ブログ作成の励になるので、
応援のポチをお願いしますm(_ _)m


人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする