外出を控えている昨今、家でのんびり雑誌鑑賞も楽しいですよ。
というわけで、フィガロジャポン5月号のパリ特集の私の読書感想文(読書レビュー)を書きました。ポン5月号の見どころポイントは?
- フィガロジャポン5月号の見どころポイントは?
- ファッションを見て感じたことは?
- 5月号の中で私が欲しいものはどれ?
- 今回のパリ特集フィガロジャポン5月号の全体的な感想は?
このような点を中心にパラパラ読みつつ、私が気になった所をピックアップ!
そして「次回パリに行くなら、ここをチェック!」と思った部分を深堀して書いてみました。
キンドルなら雑誌を買いに行かなくても、即読めるので便利ですよ。
この記事を読み終えると、フィガロジャポン5月号がますます気になって「あ~やっぱり次の度はパリにしよ!」と思って下されば嬉しいです。
フィガロジャポン5月号『パリジェンヌが暮らす街』見どころ
こちらです。
私はこちらのキンドル本で読みましたが、kindle unlimitedに入ったので無料で読めました。
海外在住の私は特にキンドルが便利です。
というわけで早速、パリジェンヌのお洋服からチェック!
「パリジェンヌが着る新しいパリの服」
新しいパリの服とは言っても、私にはやはりパリというか、全体的にシンプルな装いが多かったです。
デティールが少し凝っている所は流石ですね。
登場しているブランドは、以下でしたよ。
- Basscoutur バスクチュール
- Tricot Paris トリコパリ
- Atelier Penso アトリエパンソ
- Admise アドミーズ
- Rier リア
- Transistor Paris トランジスターパリ
- Musier Paris ミュジエパリ
- La Chette de Françoise ラシェットドゥフランソワーズ
- Maison Cléo メゾンクレオ
- Laquintane ラカンターヌ
- Coperni コぺルニ
私の知らない所ばかりでしたが、購入場所は雑誌に住所が書かれてありますよ。
サステイナブルライフなパリ
この章は見慣れないカタカナが多くで、よくわからず調べてみました。
サステイナブル
ウィキペディアでは、以下の様です。
サステイナブル (英: sustainable)とは、人間の活動が自然環境や資源に悪影響を与えず、かつその活動を維持できるさまを表す言葉。
また、物事がある程度の期間安定して行われるさまをいうこともある。
「持続可能」と言い換えることが多い。
エコな生活って感じですね。
ということは「サステイナブルライフ」とは、地球環境に良い生活と解釈しましたが、これって英語なんですよね。
サステイナブルをフランス語にすると「durable デュラーブル=もちの良い(形容詞)」
で「サステイナブルライフ」なら「Une vie durableユンヌ ヴィ デュラーブル」という感じでしょうか。
Emmaüsエマウスというリサイクルショップもフランスにあるのですが、不要になった物は私はいつもここに持って行って寄付しています。
寄付も出来るし、みんなが寄付した商品を買うことも出来るんですよね。
パリ付近では3か所ある、近くに行った時についでに寄ってみてくださいね。
EMMAÜS COUP DE MAIN
161 avenue Galliéni BAGNOLET
Phone: 01 48 44 44 92
COMMUNAUTÉ EMMAÜS LIBERTÉ CHARENTON
2 bis, avenue de la Liberté CHARENTON-LE-PONT
Phone: 01 72 955 955
COMMUNAUTÉ EMMAÜS LIBERTÉ IVRY
42, rue Pierre et Marie Curie IVRY-SUR-SEINE
Phone: 01 43 90 14 75
エシカル(ethical)
こちらもウィキで以下の様です。
エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示す。
近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている
「エシカル消費」という表現もあり、例えばフェアトレード製品などを購入するなど、社会問題を解決出来そうな消費方法という感じがしました。
パリの生活はこのようにして、身近な所から環境問題に取り組んでいるそうです。
ちなみに「エシカル」をフランス語で言うと「éthique エティック」でエシカルファッションは「mode éthique」。
このような公平で透明性の高い、エシカルファッションのwebショップもあります。
たしかにパリには廃棄食材を使ったレストラン「Refettorio」もありますしね!
廃棄食材とは思えないほど洒落た料理の数々ですよ。
文字付きの動画があったのでどうぞ!フランス語の勉強に持ってこいです(笑)
アップサイクル (upcycling)
アップサイクル(upcycling)をフランス語で言うと「surcyclage スゥシクーラジュ」です。
artscapさんのHPより
「アップサイクル」とは、サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論のひとつである。 従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを、最終的な目的とする。
アップサイクルなクリエイターの商品も紹介されており、なかなか個性的なものばかり。
ア-ティスティックな香りがするので、人と違ったモノが好きなアナタなら要チェック!
洋服、アクセサリー、小物のお店が紹介されていました。
他にもフィガロジャポン5月号には、パリでエシカルライフを感じることが出来るレストランや、オシャレな日常雑貨ショップを紹介していますよ!
パリで注目の16区が変化!?ネオブルジョワスタイル
私は16区まで足を踏み入れたことはないのですが、16区と聞くとクラッシックで重厚なスタイルを想像しましたが、最近はもっと軽めの模様。
軽めとはいいつつ洒落たハイスタイルで、ヴィンテージショップやスポーツテイストがお好きなあなたなら、足を運ぶと楽しそうです。
肩の凝らない趣味の良いお店が紹介されていますよ。
ネオブルジョワとは?
「ネオブルジョワとはなんぞや?」と思ったあなたへ。
ブルジョワとは、ブルジョワジーの省略形なんですが、ウィキペディアの説明では以下です。
ブルジョワジー(仏: Bourgeoisie)は、中産階級の事、市民革命における革命の推進主体となった都市における有産の市民階級をさす場合も有る。
短くブルジョワ(仏: Bourgeois)ともいうが、これは単数形で個人を指す。20世紀の共産主義思想の下で産業資本家を指す言葉に転化し、共産主義者の間では概ね蔑称として用いられたが、この資本家階級という意味では上層ブルジョワジーのみをさしている。
雑誌の中ではこの資本家階級(=富裕層)というニュアンスを感じがしました。
よって「ネオブルジョワ」とは「Néo ネオ=新」が付くので、言わば新しいブルジョワ。
ですが、個人的には以前からの「BGBC」(ボン・シック・ボン・ジャンル)や「ボボ=ブルジョワ、ボヘム」(Bourgeois Bohemes)と似た感じがしましたけど。
本誌の写真も、肩が抜いた感じで洒落ていて流石ですね。
いくらお金を持っていてもセンスは買えませんから、小さい頃から良い物をいつも身近で触れながら鍛えられているのが、ネオブルジョワってとこですかね。
お次はモ-ドについて、まるっとまとめました!
おしゃれパリジェンヌのファッション、モード
やっぱり話題になると人も多くなりますし、面白くないですもんね。
といいつつ、そんな隠れ家的な店を、大々的にフィガロジャポンに載せてもいいものか?と思いながら読みました。
センスの良いパリジェンヌの良くお店
パリっ子になりたい!と思うあなたにピッタリのレストランが紹介されていますよ。
パリジェンヌ流コーディネート
私が思うに、流石に10着は無理だと思いますけど(笑)それでも10着選んで赤文字雑誌「Cancan」のように一週間コーディネート写真が載っていました。
背中がパカっと開いているブラウスなど、たしかにかわいいんですが、これで御堂筋線乗ると視線をバリバリ感じそうです。
ま、でも雑誌の中はパリなので、現実を忘れるひと時を味わうのには最高です。
センスの良いパリジェンヌの良くお店
コンコルド広場から見る凱旋門の風景が私は大好きなのですが、そんなシャンゼリゼ通りを闊歩しながら楽しめるお店の特集です。
「ギャラリーラファイエットシャンゼリゼ」の向かいにはラデュレがあり、も出来ましたよね?
ハイブランドの路面店、ルイヴィトンにカルティエなど優雅な気分で眺め、2年間限定の「ディオールパリシャンゼリゼ」には、是非とも足を運んで頂きたい場所の1つです。
本誌をご覧いただくと一目瞭然なのですが、白を基調としたエレガントな内装に優美な曲線の階段にはうっとりです。
路面店に入るのは少し勇気がいりますが、ソルドの時期なら入りやすいですよ。
パリジェンヌはナチュラルビューティー
外からだけではなく内からも、美しくなることに関心のあるパリジェンヌ。
サプリやオーダーメイドのコスメも紹介されていますよ。
とは言え、私の住んでいる田舎のフランスでは、やっぱりパラファーマーシーの基礎化粧品が人気です。
ビオテルマの化粧落としは、今でも根強い定番商品!
パリでは身体&心の全体的な調和を求める、ナチュラルでホリステックな考え方で美しさを保ちたい方が多く、日本同様にヨガや水泳も人気のようです。
そのような思考の基礎化粧品は、ギャラリーラファイエットシャンゼリゼやプランタンで、見つけることが出来ますよ!
詳しい解説は本誌でどうぞ。
キンドルならパリに行っても、スマホでチェック出来ますよ。
ジュースデトックス (Jus Detox ジュ デトックス)
デトックスウォーター、デトックスティーなどの作り方の本や商品がフランスでも出ています。
ですが、わざわざ買わなくてもYouTubeやMarmiton(フランスのレシピサイト)などのサイトで色々出てくるんですよね。
たとえばこちら!ダイエットの為のきゅうりのデトックスジュース。
フランス語で書かれているので、勉強にもなってGood。
検索するなら「Boisson Détox 飲み物 デトックス」と入力して探してみてくださいね。
私のお気に入りは『LOV ORGANIC ラヴオーガニック』のデトックスティー(日本未発売)と『KUSMI TEA クスミティー』のDD Détoxよく飲んでいます。
パリジェンヌ風に散歩しながらショッピングするなら?
デパートもいいですけどパリならではの、個性的な小さいお店に行くのも醍醐味ですよね。
キラキラスパンコールの取っ手がブームになった、ヴァネッサブリューノ親子が登場し、母娘のお気に入りショップを紹介なさっています。
ちょっとエッジのあるインテリアや、エスニック調の一点物のアクセサリーショップなんて、商品を見るだけでもインスピレーションが湧きそう。
あとはマルシェや、クリニャンクールの蚤の市にあるお店とか、ちょっと古めかしいノスタルジックなカフェなども紹介されており、ヴァネッサさんのセンスの良さを感じましたね。
ほかにもミュージッシャン親子の紹介する、洒落たカフェなども美しい写真と共に説明されていますよ。
同じ国に住んでいるとは思えないほど、都会的です(笑)
パリの美味しいスイーツ!グルモンが選ぶ店
リヨン出身のショコラティエ家系出身のチョコレート専門家のヴィクトワールさんの解説とともに、美味しそうなショコラが使われたスイーツも盛りだくさん!
やはりレストランも自然派や、季節の食材が使われたお店も多いですね。
高級とではなく、フラっと入り易いレストランばかりなので、ここも要チェック!
フィガロジャポン5月号の全体的な感想
今回の特集が「パリジェンヌが暮らす街」なので日常っぽさがにじみ出て、親しみやすい感じがしましたね。
パリ特集では欠かせない私の大好きなヴィンテージのアイテムや、アップサイクルの個性的なお店もなかなか興味深かったです。
もちろん、ハイブランドの最新モ-ドは相変わらず素敵でしたよ!
コムデギャルソン×ミキモトもグっと来ましたね。
5月号の私の一押しアイテム!
ジャン!私は『In Unam』のアクセサリーです!
本誌P.057の「Quoi de neuf?」で解説をご覧ください(笑)
どうも私はマリーエレーヌタイアックといい、インド系に弱いと自覚しました。
次点は「Carlotha Ray」の雪駄じゃなくて基、ビ-チサンダルです、めちゃかわですよ。
同じくP.057に載っています!
最後にフィガロジャポン5月号『パリジェンヌが暮らす街』のまとめ
フィガロジャポンの5月号『パリジェンヌが暮らす街』の読書感想記事はいかがだったでしょうか?
5月号の私のポイントはここでした!
- おしゃれなパリジェンヌのシックな日常生活が垣間見れる。
- エコ意識が高まった
- パリに行くならここ行ってみたい!というカフェを見つけた
- パリジェンヌに出会えそうな、小さなお店をチェック出来た
全体的にザ・観光!というより、パリに住むように旅する感じで読めました。
これ一冊で色々な情報を深堀出来るので、おうちでパリ気分楽しめますよ。
そんなフィガロジャポン5月号の雑誌はこちら。
キンドル本はこちら!kindle unlimitedに入ると無料で読めます(私も入りました)。
今、家で出来ることを楽しんで、パリに行けるチャンスが訪れることを期待して、妄想旅行を楽しみましょう。
A bientôt ! (またね)
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