フランス語の筆記体の大文字はカリグラフィーのように美しい

パニ子
フランス語の筆記体って読みにくいよね
ミミ
うん、綴りの文字が英語と違って独特だよね
パニ子
うん。旅行中、レストランの看板が文字が全然読めなかったの
ミミ
それは残念。じゃあ次回の為に知る必要があるわね



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フランス語の筆記体は独特です。書き方が英語と違うので、初めて読む場合はかなり難しいと思います。

私自身、フランスへ来た頃は全く読めませんでしたが、フランス語の筆記体の書き方を学んでから、段々と読めるようになりました。

こんな感じで書かれています。あなたは読めますか?ちなみにこれは私の仏人の姑から貰ったス-プの材料です。


そうなんです。つづり字の形を知っていれば複雑に見えた文字も、読むことが出来るようになるのです。

私の息子は小学校の一年生ですが、入学そうそうから筆記体を学んでいますが、彼はあまり上手ではないので、市販の筆記体の練習帳を購入してきて練習しています。

そうフランス人でも綺麗に書くには、毎日の練習が必要なのです。

そこで、フランス人はどのようにして筆記体を書く練習をしているのか、実際どんな形状をしているのか、初めて学ぶ子どもの様子から、詳しくご紹介します。


フランスの筆記体ってどんな形?

筆記体はフランス語で書くとécriture cursive(エクリチュー キュ-シフ)で、草書体、走り書きという意味です。

走り書きという名の通り、単語の文字を一つ一つ止めて書くことなく、続けて書くので、形が流れるような形状になっています。

先ず大文字ですが、このような文字の形をしています。日本の英語の授業で習う筆記体とかなり違いますよね。

この大文字だけでも理解していると、フランスの看板の文字のような手書き文字も、グっとわかり易くなります。

下の写真は筆記体用の、書き取りノ-トの一部です。

このような練習帳は、スーパ-の本売り場や本屋で沢山売られているので、買い物のついでに、ちょっと覗いてみて下さいね!

5ユーロ程で買えるので手頃です。フランス語を勉強しているお友達や、フランスがお好きな方に、部屋に飾るだけでも雰囲気出ますよ。

  
大人の書くフランス語は、速さが一番優先されることが多いですが、初めて習う小学生の筆記体は、速さよりもなるべくキレイに書くことを求められているので、時間かけて書いてます。

私も練習してここまで書けるようになりました。一筆書きのように、一回で一気に書く文字「E」、「I」、「O」、「U」などは勢い付けて、ドラマティックに書くのがコツです。

私の筆跡はともかく、お手本の文字は曲線が優美でとてもエレガントですよね。

まるでカリグラフィーの様です。
※カリグラフィーとは、文字を装飾させる書き方です。日本の書道のようなもので、色々な技法や字体があり、ハガキや結婚式のウェルカムボードなので書かれる事が多いです。

フランス語でも同じくCalligraphie(カリグラフィー)と呼びます。

エレガントですが、アルファベットを覚えたてで、まだブロック体ですが綺麗に書けない小学生にとって、この様に書くには最初は至難の業です。


では、どうするか?


まず最初に、どんな練習をするの?

いきなり美しい筆記体を書くのは難しい。

ではどうするかと言うと、いきなり文字を全てを書かないで、文字の部分ごとの練習します。

筆記体を書く上で必要な、決まった形をそれぞれ練習します。

例えば写真のように、大文字用を書くために、一部分のみ練習するPré-écriture(プレ-エクリチュ-=書く前の練習)というものをします。

この上の写真をご覧下さると、ある程度決まった型があることがわかります。

この型を忠実に定着させるように練習するのが、Pré-écritureです。

例えば写真下の25番ですが、これは「C」「L」「G」「S」に共通する部分です。

そして26番は「I」「J」「H」「K」に共通しています。


同じく下の写真の28番は、「U」「V」「Y」「W」が共通で、29番は「U」「N」「M」。



1部分+1部分=文字という感じで、合体させることで一つのアルファベットが出来る文字があるので、この部分練習をする効果は大きいです。


その結果、全ての文字が一段とキレイに書くことが出来るようになります。

日本のひらがなでも、跳ねる部分や払う部分だけ練習しますよね、あれと同じ事をフランス語の文字でもしていました!

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フランス語の筆記体にも書き順ってあるの?

 ひらがなにも書き順があるように、アルファベットにも書き順があります

書き順は、その練習ノ-トや先生により、若干の違いはありますが、大体同じ順番です。

この書き順を知らなかったときはあまりキレイに書けませんでしたが、メゾット通り正しく書いてみると、なるほど上手く書けました。

例えば、「A」の正しい書き順はこうです。

私はずっと2画で書いていましたが、書き取りノートのコメントには”Majuscule: 3 mouvements=大文字は3つの動き=3画”と書かれてあるように、3画で書くのが正しい方法です。

ちなみに私が読めなかった文字「T」はこのように書きます。


ブロック体で書と2画ですが、筆記体は1画で一気に書きます
私は最初この文字を「C」とばかり思っていました。

では、「C」はどのように書くかというと、このように書きます。

T」と似ていますよね。上の部分の円形の形が少し違うだけです。

ここがフランス語の筆記体の読解の難しさで、一番肝心な事は文字のバランスだと練習しながら感じました。


バランスよく書く為にすることは?

では、どうしたら出来るだけ綺麗に、バランス良く書けるようになるかですが、専用のノ-トを用意します。

日本に売っていない細い4列が一列となった、特有のノートがフランスに売っています。

こんなマス目です。

とてもポピュラーなもので、このノ-トを使って、行の高さに気を付けながら書きます

この下の写真は市販の練習ドリルですが、一番最初に習う時は、このようなドリルで書き始めの点が書かれてあるもので練習すると、より書きやすいです。


大文字の場合は4行の内、主に3行を使って書きます

曲線を描く時に、行のどのあたりで曲げるとキレイに書けるか注意しながら書くと、お手本のようにバランスのとれた美しい大文字が書けるようになります。

例えば、下の写真の大文字「F」の中央の短い横棒は、3行の真ん中の下線から出発し、クルっと一度上線まで持って行って、最後にまた下線の高さに戻ります。お手本と同じ位置で書くのがポイントです!


次の写真の「H」の場合ですと、中央の横棒は真ん中の中央に書かれていますね。

そして右部分と左部分の2つの部分で成り立っていますが、”2 mouvements=2つの動き=2画”と書かれているので、左右とも一気に一筆書きで書きあげます


そして、もう1画で中央の短い縦棒を書きます。全体的に見て、左右対称になるように書くとバランスよくなります。
文章で書くより書いている所を見た方が解りやすいかもしれません。
今回はこちらの動画をご覧ください。



 
パニ子
でも日本じゃフランスのノ-トは手に入らないわ
マダムY
そんな場合は、白紙に線を引いてみて!1㎝幅で、その間に2㎜づつ4線引いたら同じものが出来るわよ




縦の列は書いていませんが、書くのであれば10㎜(1㎝)間隔に引いて下さいね。

1文字書くなら、正方形を目安に練習すると良いですが、文字を続けて書く場合、例えば単語を書く時は、あまり縦の列は気にせず書いてもOK。

まとめ

美しい文字を書くには、フランス人でもやはり練習必衰ですが、練習すれば誰にでも書けるので、下手なフランス人より上手に書くことも可能ですよ。

私はお世辞にも字がキレイと言えないフランス人の夫より、もっと美しく書く自信あります!

千里の道も一歩から、少し練習すれば美しい書き方も出来るようになり、難解な筆記体も、徐々に読めること間違いありません!!


小文字は大文字と、少し書き方が違います。
フランス語と英語との筆記体の違いもまとめていますので、併せてご覧ください
フランス語の筆記体の書き方を、英語との違いを含めて丁寧に教えます


フランスに関するご質問やご意見がありましたら、下のコメント欄もしくは、お問い合わせ欄よりお気軽にお寄せください。

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